非常食や備蓄用として人気の「ロングライフパン」。最近では“おいしくて日持ちするパン”として、日常的に買い置きしている人も増えています。でも実際にどこで買えるのか、売っているお店が分からないという声も多いですよね。今回は、全国でロングライフパンを入手できる実店舗と通販ルートを徹底的に調べてまとめました。
ロングライフパンとは?特徴とメリットをおさらい
ロングライフパンとは、その名の通り賞味期限が長いパンのことです。一般的なパンが2〜3日で食べ切る必要があるのに対し、ロングライフパンは常温で約2〜3カ月、長いものでは半年以上保存できるのが特徴です。
長持ちの秘密は「特殊製法」と「無菌包装」。焼き上げたパンを無菌状態で個包装し、酸素を遮断することでカビや劣化を防いでいます。保存料を使わずに日持ちするタイプも多く、安全性やおいしさの面でも評価されています。
日常的な朝食のストックやアウトドア用、災害時の備蓄食としても活躍する万能アイテムです。
ロングライフパンが買えるスーパー・実店舗
イオン・マックスバリュ
全国展開しているイオン系列のスーパーでは、プライベートブランドのトップバリュを含め、ロングライフパンがよく見つかります。パンコーナーや防災・保存食コーナーに陳列されている場合が多く、人気ブランドの「パスコ」「フジパン」などの製品も取り扱っています。
イオンのネットスーパーからも注文でき、地域によっては店舗受け取りにも対応しています。
イトーヨーカドー
イトーヨーカドーでは、**ヤマザキ**のロングライフシリーズや神戸屋の長期保存パンが見つかることがあります。店舗によっては非常食コーナーにまとまって陳列されており、季節の防災キャンペーン時期は特設棚が設けられることもあります。
西友・LIVIN
西友でもパスコや神戸屋のロングライフパンを扱う店舗があります。プライベートブランドよりも、メーカー品を中心としたラインナップが多く、オンライン注文にも対応しています。賞味期限の長い商品は人気のため、売り切れることもあるのでチェックは早めがおすすめです。
業務スーパー
コスパ重視で探すなら、業務スーパーは要チェック。1個あたりの単価が安く、まとめ買いに向いています。パンだけでなく、ロングライフ牛乳やレトルト食品と一緒にストック食材として買う人も多いようです。防災用にケース販売している店舗もあります。
コンビニエンスストア
コンビニではロングライフパンの取り扱いは少ないですが、一部のローソンストア100などでは取り扱いがあります。災害時期や新商品キャンペーンなどで限定的に販売される場合もありますが、常時販売はまれです。
ドン・キホーテ・カルディなどの専門店
ドンキホーテでは賞味期限の長いパンを特価で販売していることがあり、カルディなどの輸入食品店では海外製のロングライフパンが見つかることもあります。特にカルディでは、ドイツやフランスの黒パンタイプやブラン入りロングライフブレッドが人気です。
ロングライフパンが買える通販サイト
Amazon(アマゾン)
最も種類が豊富なのがAmazonです。ヤマザキや神戸屋、パスコのロングライフパンはもちろん、地方メーカーの非常食パン、アレルギー対応パンなども揃っています。
セット販売・ケース販売が中心で、まとめ買いすれば1個あたりの単価が安くなります。
Amazonでは定期便に対応している商品も多く、ストック管理が苦手な人でも安心です。レビュー数も多いので、味や食感の比較にも便利です。
楽天市場
楽天市場も人気の購入先です。ロングライフパン専門店の公式ショップが多く、賞味期限や内容量を細かく比較しやすいのが特徴。
たとえば「神戸屋 しっとりブレッド」「ヤマザキ 長持ちソフト」などの定番商品から、非常食向けの「カンパン・デニッシュ缶詰タイプ」まで幅広く出品されています。
楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどのキャンペーン時にまとめ買いすれば、ポイント還元で実質的に安く入手可能です。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングでも「ロングライフパン」検索で多くの商品がヒットします。特に防災食セットや非常食ギフトボックスの中にロングライフパンが含まれているものが人気です。PayPay還元率が高い時期を狙うのもおすすめです。
メーカー公式通販
メーカー直販も安心して買えるルートです。
代表的な公式通販サイトは以下の通り:
これらの公式サイトでは、限定セットや詰め合わせなど、一般通販では扱っていない商品も購入できます。
ふるさと納税
ロングライフパンは、ふるさと納税の返礼品としても選ばれています。
自治体とパンメーカーが連携して製造している場合もあり、「非常食・保存食カテゴリ」に分類されることが多いです。寄付額1万円前後で10個〜20個入りのロングライフパンが届くケースが多く、寄付を兼ねた備蓄にもぴったりです。
人気のロングライフパンブランドと代表商品
パスコ(敷島製パン)
「超熟ロングライフ」シリーズなど、一般のパンに近い味わいが特徴。
しっとりした食感と自然な甘みで、保存パン特有の風味が少ないと評判です。
神戸屋
「神戸屋 しっとりブレッド」や「長持ちソフト」などが定番。やわらかさと風味のバランスがよく、非常食というより“普通においしいパン”として人気です。
ヤマザキ
「ロングライフブレッド」シリーズを全国で展開。スイートタイプやレーズン入り、バターロールなど種類が豊富。コンビニやスーパーにも流通しています。
くまもと県酪・九州パン工房
九州地方のメーカーが製造するロングライフパンも人気。ふるさと納税やご当地ギフトで注目されています。
ロングライフパンの選び方
ロングライフパンを選ぶ際のポイントは以下の3つです。
- 賞味期限の長さ
備蓄目的なら最低3カ月以上保存できるものを。日常用なら2カ月程度でも十分です。 - 味・種類
定番のプレーンタイプのほか、チョコ・メープル・くるみ入りなどもあります。家族構成に合わせて味を変えるのもおすすめ。 - 保存環境
高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で常温保存が基本。開封後は早めに食べ切りましょう。
ロングライフパンを備蓄するメリット
災害時の非常食としてだけでなく、普段の朝食やおやつとして“食べながら備える”ローリングストックにも最適です。
冷凍保存や冷蔵庫がなくても置けるので、アウトドアや旅行時にも重宝します。
特に家族や子どもがいる家庭では、缶詰よりも食べやすく満足感があると人気です。
ロングライフパンはどこで買える?まとめ
ロングライフパンは、イオンやイトーヨーカドーなどのスーパー、業務スーパー、通販サイト(Amazon・楽天・Yahoo!)などで幅広く入手できます。
店舗によって品ぞろえや賞味期限の長さに差があるため、まとめ買いなら通販、試したい場合はスーパーで1個購入が効率的です。
常温で長期保存できる安心感と、パンとしての満足感。
備蓄にも日常にも便利なロングライフパンを、この機会にぜひチェックしてみてください。
