手紙や書類を送るときに必要な「切手」。中でも「切手110円」は、定形郵便の料金として最も使われる額面のひとつです。でも、「切手ってどこで買えるの？」「コンビニでも売ってる？」と疑問に思ったことはありませんか。
今回は、切手110円を中心に、コンビニ・郵便局・ネットショップなどでの購入方法をわかりやすく紹介します。
切手110円とは？どんなときに使うのか
まず、切手110円が必要になる場面から整理しましょう。
日本郵便が定める郵便料金では、定形郵便物（25gを超え50g以内）の料金が110円です。たとえば、封筒に書類を2〜3枚入れて送る場合などが該当します。重さが25g以下なら84円、50gを超えると定形外郵便になるため、切手110円は“ちょっと厚めの手紙”に使われる標準的な料金帯です。
また、複数の切手を組み合わせて110円にすることも可能ですが、見た目や貼る手間を考えると、最初から110円の額面を1枚用意しておくと便利です。
郵便局での購入が最も確実
切手を確実に手に入れたいなら、やはり郵便局が第一候補です。全国どこの郵便局でも、通常切手・記念切手・特殊切手など、幅広い種類を取り扱っています。
窓口で「切手110円をください」と伝えるだけでOK。バラでもシートでも購入でき、デザインの種類も豊富です。
また、郵便局のネットショップ（日本郵便公式サイト）でも販売されており、自宅から注文して郵送で受け取ることもできます。仕事が忙しくて窓口に行けない人には、このオンライン購入が便利です。
郵便局では封筒やはがき、レターパックなどの郵便用品も同時に購入できるため、発送に必要なものを一度に揃えられるのも魅力です。
コンビニでも切手110円が買える
「郵便局が開いていない時間帯に買いたい」というときに頼れるのがコンビニです。
セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラ、セイコーマートなど、主要なコンビニチェーンの多くで切手を販売しています。
ただし、店頭の棚に並んでいることはほとんどなく、レジで店員さんに「切手110円をください」と声をかける形になります。
また、店舗によって取り扱う額面が異なるため、必ず切手110円があるとは限りません。84円切手や63円切手のみ置いている場合もあります。
それでも、コンビニ最大のメリットは24時間いつでも購入できる点です。夜間や休日に急ぎで郵送したいときに、とても助かります。
コンビニでの支払い方法に注意
切手は金券類に分類されるため、コンビニでは一部の決済手段が使えません。
多くの店舗では現金払いのみの対応となっており、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済は使えないことがほとんどです。
ただし、最近では交通系ICカードなどが使える店舗も一部あります。支払い前に確認しておくと安心です。
また、複数枚購入したい場合は在庫が限られていることが多いため、まとめて必要なときは郵便局を利用する方が確実です。
駅やスーパーでも購入できることがある
意外に知られていませんが、駅構内の売店（キオスク・ニューデイズなど）やスーパーのサービスカウンターでも切手を販売している場合があります。
特に大きな駅の売店やショッピングモール内のカウンターでは、84円・110円など基本的な額面がそろっていることが多いです。
ただし、全ての店舗で扱っているわけではなく、在庫が切れていることもあるため、確実性を求めるなら郵便局やコンビニを選びましょう。
オンラインショップでも購入可能
切手はオンラインでも購入できます。
日本郵便の公式オンラインショップでは、通常切手や記念切手を1枚から注文でき、配送で受け取ることができます。
自宅にいながら注文できるので、外出の時間が取れない人にぴったりです。
また、Amazonや楽天市場などでも切手110円や84円切手のシート販売が行われています。100枚単位などのまとめ買いが多いですが、オフィスで頻繁に郵便を出す人には便利です。
ネット通販の場合は送料がかかる場合もあるため、単品よりはまとめて購入するほうがお得です。
金券ショップでも切手を取り扱うことがある
金券ショップでは、切手の買取・販売を行っている店舗もあります。
在庫状況によっては、切手110円や84円切手を少し安く購入できる場合もありますが、確実に揃っているとは限りません。
また、販売されている切手はシートやバラなど状態がさまざまなので、購入前に額面や数量をよく確認しましょう。
金券ショップは都市部の駅周辺に多くあり、特にまとめ買いしたいときや珍しいデザインを探している人におすすめです。
切手を買うときの注意点
切手を購入するときは、いくつか覚えておくと便利なポイントがあります。
- コンビニでは基本的に現金払い。電子マネーが使えるかは店舗による。
- 切手110円を扱っていない店舗もある。
- 記念切手や特殊切手は郵便局限定の場合が多い。
- ネット購入では送料がかかることもある。
- 必要な枚数が多い場合は郵便局でまとめ買いがおすすめ。
このような点を押さえておくと、スムーズに必要な切手を手に入れることができます。
84円切手もあわせて覚えておこう
切手110円と並んでよく使われるのが84円切手です。
84円切手は、25g以内の定形郵便（一般的な手紙や請求書など）を送るときに使われる基本の料金。
切手110円と同じく、郵便局・コンビニ・一部の売店で購入できます。
とくに84円切手は利用頻度が高く、コンビニで扱っている確率も高いので、手元に何枚かストックしておくと便利です。
まとめ：切手110円は郵便局かコンビニでの購入が確実
「切手110円はどこで買える？」という疑問に対して、最も確実なのはやはり郵便局。
種類が豊富で、バラ売り・シート売り・記念切手など目的に応じて選べます。
一方で、コンビニは24時間営業のため、夜間や休日に急ぎで必要なときに頼りになります。
駅売店やスーパー、ネットショップ、金券ショップといった選択肢もありますが、在庫や支払い方法を考慮すると、郵便局とコンビニの2つを押さえておけばまず困ることはないでしょう。
用途に合わせて上手に選び、手紙や書類の発送をスムーズに行ってください。
切手110円はどこで買えるのか――答えは、あなたの身近な場所にあります。
