「手紙を出したいけど、切手がない!」
そんなとき、すぐに思いつくのは「郵便局」や「コンビニ」ではないでしょうか。
中でも最もよく使われるのが 84円切手。この切手は定形郵便(25g以内)に使える基本料金の切手で、はがきや手紙を送る際に欠かせません。この記事では、84円切手を買える場所や購入方法を、郵便局・コンビニ別にわかりやすく解説します。
郵便局で切手を買うのが一番確実
84円切手を確実に手に入れたいなら、やはり 郵便局 が一番です。
全国どこの郵便局でも購入でき、種類も豊富。普通切手のほか、記念切手やシール式切手なども揃っています。
購入は窓口で「84円切手をください」と伝えるだけ。1枚単位でも、シート単位(100枚)でも購入できます。1円単位の切手も扱っているため、複数の額面を組み合わせて希望の料金にすることも可能です。
営業時間は多くの局で 平日9時〜17時頃。ただし、大きな郵便局では土曜や日曜も営業している場合があります。
たとえば「ゆうゆう窓口」がある郵便局なら、休日や夜間でも切手を購入できるのが便利です。
また、外出が難しい人には 日本郵便の公式オンラインショップ もおすすめ。ネットで注文すれば、自宅まで届けてくれます。クレジットカード決済にも対応しており、まとめ買いにも便利です。
コンビニでも切手84円が買える
「郵便局の営業時間に間に合わない…」というときに便利なのが コンビニ。
セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマートを中心に、多くの店舗で切手を取り扱っています。
コンビニで買える切手の種類
コンビニで扱っているのは主に次のような基本額面です。
- 63円切手(定形郵便物の25g以内など)
- 84円切手(定形郵便物25g以内)
- 120円切手(定形外や速達補助用など)
ただし、記念切手や高額切手(例:320円・500円)は基本的に販売していません。
特殊なデザインや大量購入をしたい場合は、郵便局を利用するのが確実です。
購入のしかた
コンビニでは切手が棚に陳列されていない場合が多く、レジで「84円切手ありますか?」と尋ねるのが基本です。
店員がバックヤードから出してくれる仕組みなので、必要な枚数を伝えるようにしましょう。
支払い方法の注意点
ここで注意したいのが 支払い方法。
コンビニで切手を買う場合、原則として「現金のみ」のことが多いです。電子マネーやクレジットカードが使えない店舗もあります。
セブン‐イレブンでは一部店舗で nanaco が利用可能なケースもありますが、ポイントは付かない場合があります。
コンビニ各社の特徴を比較
セブン‐イレブン
全国に店舗が多く、84円切手を取り扱っている店舗が多いのが特徴。
nanaco支払いに対応している場合がありますが、ポイントは付与されません。
ファミリーマート
店舗によって扱う額面が異なる場合があります。
一部店舗では切手の在庫が少なく、84円切手が品切れの場合もあるため、店員に確認を。
ローソン
多くの店舗で切手販売を行っており、店舗によっては郵便ポストが設置されていることもあります。
切手を買ってその場で投函できるのが便利です。支払いは現金が基本です。
その他のコンビニ
ミニストップやデイリーヤマザキ、セイコーマートなどでも販売している店舗があります。
ただし、全店舗ではないため、利用前に確認しておくと安心です。
郵便局とコンビニの使い分け
「どちらで買うのがいいの?」と思う人も多いでしょう。
それぞれにメリット・デメリットがあります。
郵便局のメリット
- 全ての額面の切手を取り扱い
- 記念切手やシール式切手も購入可能
- 大量購入ができる
- 公式オンラインショップも利用可能
郵便局のデメリット
- 営業時間が限られる(平日中心)
コンビニのメリット
- 24時間営業の店舗が多い
- 郵便局が近くになくても入手しやすい
- 少量でも気軽に購入できる
コンビニのデメリット
- 取り扱いの額面が限られる
- 在庫がない店舗もある
- 支払い方法が限定される(現金中心)
用途や状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
「確実に手に入れたい」なら郵便局、「急ぎで夜でも買いたい」ならコンビニが便利です。
コンビニ以外で切手を買える場所
実は、郵便局とコンビニ以外にも切手を扱っている場所があります。
スーパー・百貨店のサービスカウンター
イオンやイトーヨーカドーなどの大手スーパーでは、サービスカウンターで切手を販売していることがあります。
ただし、すべての店舗で取り扱いがあるわけではありません。
駅ナカ・キオスク
新幹線駅や大きな駅構内にある売店(キオスク)で、切手を扱っているケースも。
出張や旅行中に「今すぐ送りたい」ときに便利です。
金券ショップ
金券ショップでは、切手を額面より少し安く買えることがあります。
大量に使う人にはお得な選択肢ですが、在庫や種類は店舗ごとに違うため、84円切手が常にあるとは限りません。
ネット通販
日本郵便のオンラインショップ以外にも、楽天市場やAmazonなどで切手シートが販売されています。
自宅にいながら購入できる点は便利ですが、送料がかかることがあるので注意が必要です。
切手を買うときのちょっとしたコツ
- 84円切手は1枚からでも買える
- コンビニでは店舗ごとに在庫が異なるため、複数の店舗を回ると見つかりやすい
- 郵便局では「記念切手」「キャラクター切手」などデザイン性の高い切手も豊富
- まとめ買いしたい場合はオンラインショップが便利
また、購入した切手は現金と同様の扱いになるため、返品・交換ができない場合が多いです。必要な分だけ購入するようにしましょう。
まとめ:切手84円はどこで買える?
改めて整理すると、84円切手は以下の場所で購入できます。
- 郵便局:最も確実。全種類・全額面対応。
- コンビニ(セブン‐イレブン・ローソン・ファミリーマートなど):24時間購入可能。主要額面のみ。
- スーパー・百貨店・駅ナカ・金券ショップ・ネット通販:店舗やサイトによって取扱いに差あり。
日常的に1〜2枚必要な場合はコンビニ、種類やデザイン、枚数にこだわるなら郵便局を選ぶと間違いありません。
どちらを使うにしても、「84円切手をどこで買えるか」さえ知っておけば、急な手紙や書類の発送にも慌てずに対応できます。
切手は小さな紙片ですが、大切な気持ちや情報を届けるための“橋渡し”のような存在です。
次に手紙を出すときは、身近なコンビニや郵便局を思い出してみてください。
切手84円はどこで買える?――その答えを知っておくと、日常が少しだけスムーズになります。
