お正月の初詣や結婚式、七五三などで使う「初穂料封筒」。いざ必要になってから「どこで買えるの？」と探す人も多いですよね。実はこの封筒、意外と身近なお店でも手に入るんです。この記事では、コンビニ・100均・文具店・ネット通販など、初穂料封筒を買える場所をわかりやすく紹介します。
初穂料封筒ってどんなときに使うの？
「初穂料」とは、神社にお参りした際や祈祷・お祓いをお願いするときにお渡しするお金のこと。封筒はその気持ちを丁寧に包むためのものです。お宮参り、安産祈願、七五三、地鎮祭など、さまざまな場面で使われます。
結婚式や神前式でも新郎新婦が神社に納める際に必要になることがあります。ですから「急に必要になった！」というケースも珍しくありません。そんなとき、どこで手に入るのか知っておくと安心です。
コンビニで初穂料封筒は買える？
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニでは、ご祝儀袋コーナーや文房具売場に初穂料封筒が並んでいることがあります。特に大手チェーンでは冠婚葬祭用の封筒を常備している店舗が多く、以下のようなタイプが見つかります。
- 「御初穂料」と印字されたのし袋タイプ
- 無地で表書きを自分で書けるタイプ
- のし紙付きの和紙封筒
ただし、店舗によって品ぞろえに差があります。年末年始や七五三シーズンなど、需要が高まる時期には売り切れていることもあるので、見つけたら早めに購入しておくのがおすすめです。
100均（ダイソー・セリア・キャンドゥ）でも買える？
100円ショップでも初穂料封筒はしっかり取り扱われています。特にダイソーやセリアでは、のし袋コーナーが充実しており、「御初穂料」「御玉串料」「御供」など、用途に合わせて選べます。
最近では、和柄デザインや上質紙を使った高見えタイプも登場。見た目も丁寧で、神社へのお参りにも十分使える品質です。中には複数枚入りのセットもあり、コスパも抜群です。
ただし、全店舗で同じ商品を扱っているわけではありません。探すときは「のし袋コーナー」「文具・ラッピング用品の棚」をチェックしてみてください。
文具店や大型スーパーなら確実に手に入る
文房具専門店（伊東屋、丸善、文教堂など）では、冠婚葬祭向けの封筒コーナーがあり、初穂料封筒も必ずといっていいほど扱っています。和紙素材の上品なタイプや、金銀の水引がついたフォーマルなものまで幅広く揃います。
また、イオンやイトーヨーカドー、ゆめタウンなどの大型スーパーでも、文具売場に祝儀袋・香典袋・のし袋が並んでいます。その中に「御初穂料」封筒がある場合が多いです。特に文具コーナーや年賀用品コーナー付近を探してみましょう。
神社やお寺で直接購入できることも
意外と知られていませんが、神社によっては受付や授与所で初穂料封筒を販売していることがあります。特に大きな神社では、祈祷申込書と一緒に専用の封筒を渡されるケースもあります。
「どんな封筒を使えばいいかわからない」「失礼のない形にしたい」という方は、直接神社で購入するのが最も安心です。初穂料の金額の書き方や包み方もその場で確認できる場合があります。
ネット通販なら種類が豊富でデザインも選べる
時間に余裕があるなら、Amazonや楽天市場などの通販サイトを利用するのもおすすめです。ネット通販では、和紙素材・シンプルな白封筒・のし付きタイプなど、用途別に豊富な商品が揃っています。
- Amazon：即日配送可能な封筒も多く、急ぎのときにも便利。
- 楽天市場：デザインや紙質にこだわった和風封筒が充実。
- Yahoo!ショッピング：まとめ買い・業務用パックなどお得なセットも。
また、神社仕様やお宮参り専用など、場面ごとに使える封筒も検索で簡単に見つかります。口コミを参考に選べるのも通販のメリットです。
封筒の種類と選び方のポイント
初穂料封筒を選ぶときのポイントは以下の3つです。
- 用途に合った表書きかどうか
「御初穂料」「御玉串料」「祈願料」など、目的に合わせて選びましょう。 - 封筒の素材や見た目の印象
和紙や奉書紙など、清潔感がある素材がおすすめ。印刷タイプより手書きの方が丁寧な印象になります。 - 金額とのバランス
包む金額が少ない場合はシンプルな封筒を、多めの金額なら水引付きや厚手の封筒を選ぶとバランスが取れます。
また、神社によっては金額や表書きに指定がある場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。
コンビニや100均で買うときの注意点
簡単に手に入るコンビニや100均ですが、以下の点には注意しておきましょう。
- 「御祝」や「志」など、用途が違うのし袋を間違えて使わないこと。
- カジュアルすぎるデザインは避け、落ち着いた和柄や白無地を選ぶ。
- 祝儀袋タイプを使う場合は、中袋（中封筒）に金額と名前を明記する。
見た目の清潔感と丁寧さが大切なので、印字のかすれや折れがないかもチェックして使いましょう。
手元になければ代用品もOK？
もしどうしても封筒が用意できないときは、白い無地の封筒でも代用可能です。その際は黒か濃い筆ペンで「御初穂料」と手書きし、裏面に住所と名前を記載します。
ただし、あくまで応急的な対応です。正式な場面ではのし付き封筒を使うのが基本ですので、後日改めてきちんと用意しておくと良いでしょう。
初穂料の金額の目安と書き方
神社や行事の内容によって金額は異なりますが、一般的な目安は次の通りです。
- お宮参り・七五三・安産祈願：5,000～10,000円程度
- 地鎮祭・新車祓い：10,000～20,000円程度
- 結婚式（神前式）：30,000円前後
表面には「御初穂料」、裏面には「住所・氏名・金額」を書きます。中袋がある場合は、金額を漢数字（例：金壱萬円）で記入します。
心を込めて丁寧に書くことが何よりも大切です。
まとめ：初穂料封筒は意外と身近で買える
初穂料封筒は、特別なものに感じるかもしれませんが、実はセブンイレブンやローソン、ファミリーマート、ダイソーやセリア、キャンドゥ、イオンやイトーヨーカドー、ゆめタウンなど、身近な場所でも買うことができます。急ぎのときはコンビニで、複数用意したいなら100均や文具店、こだわりたいときはネット通販を活用しましょう。
もし迷ったら、神社で直接確認するのも一つの手です。どんな形でも、感謝の気持ちを込めて丁寧に包むことが一番大切。状況に合わせて、あなたにぴったりの初穂料封筒を選んでくださいね。
