「剥離紙ってどこで買えるの？」――シールや両面テープの裏にある、あのつるつるした台紙を探している人も多いはず。クラフトやハンドメイド、業務用途などで使いたくても、意外とどこで売っているのかわかりづらいですよね。
この記事では、剥離紙の基本から、実際に購入できる場所、オンライン通販の選び方までをわかりやすくまとめました。
剥離紙とは？どんな用途に使われるのか
剥離紙（はくりし）は、粘着剤が付いたシールやテープの裏面に使われる「粘着保護紙」のこと。英語では「リリースペーパー」や「リリースライナー」と呼ばれます。
粘着部分が不要なときにくっつかないように保護し、使う瞬間にスムーズに剥がせるようにする役割があります。
たとえば、
- シールやラベルの台紙
- 両面テープの裏紙
- 絆創膏や医療用テープの粘着面保護
- 工業用パーツの粘着材保護
- クラフト作品やハンドメイド素材
など、日常から産業までさまざまな分野で活躍しています。
剥離紙には「片面剥離」「両面剥離」「フィルムベース」などのタイプがあり、素材や厚み、剥離力によって使い分けられます。
紙ベースは手軽で安価、フィルムベースは透明性や耐水性が高いのが特徴です。
剥離紙はどこで買える？市販で探すならここ！
意外と見落としがちですが、剥離紙は一般の店舗でも販売されています。ここでは、身近な販売店から専門店まで紹介します。
セリア・キャンドゥなどの100円ショップ
ハンドメイドやクラフト用に、小型の剥離紙シートが販売されています。
たとえばセリアでは「シール台紙」「フレークシール用剥離紙」といった商品が人気。A4サイズで少量入りのものが多く、試しに使いたい人にぴったりです。
キャンドゥでも似たような商品を扱っており、文具コーナーや手芸コーナーで見つかることがあります。
一方で、ダイソーでは取り扱いが店舗によって異なり、在庫がない場合もあるため、行く前に確認するのがおすすめです。
ロフト・東急ハンズなどの文具専門店
文房具やクラフト資材が豊富なロフトや東急ハンズでも剥離紙が見つかります。
特に「自作シール用台紙」「ラベル印刷用のリリースシート」など、クリエイティブ用途の商品が多めです。
素材の違いや厚みを実際に手に取って確認できるのも、実店舗ならではのメリットですね。
カインズ・コーナン・コメリなどホームセンター
ホームセンター（カインズ、コーナン、コメリなど）でも、事務用品やDIY資材として剥離紙や両面テープ用の台紙が販売されていることがあります。
ただし、文具というよりは梱包・工業用途のものが多い傾向です。大型店なら事務用品コーナーや包装資材売り場をチェックしてみましょう。
シモジマ・アスクルなど事務用品店
オフィス用品を扱うシモジマやアスクルなどでも剥離紙が購入可能です。
特にシール印刷や業務用ラベルを扱う人向けに、大判サイズやロールタイプなど、業務向けのラインナップが充実しています。
通販で買える剥離紙：手軽に探すならオンラインが便利
市販ではなかなか種類が限られる剥離紙ですが、オンラインショップを利用すれば格段に選択肢が広がります。
Amazon
剥離紙シート、粘着保護用ライナー、A4台紙など、多数のアイテムが出品されています。
「剥離紙 A4」「剥離紙 両面テープ」などのキーワードで検索すると、ハンドメイド向けから業務用まで幅広く見つかります。
個人用途の少量パックから、まとめ買い向けの大容量タイプまで揃っているのが特徴です。
楽天市場
紙資材や印刷用紙を扱うショップが多く、剥離紙のバリエーションも豊富です。
レビューや評価を参考にできる点も安心で、「白剥離紙」「耐水タイプ」など細かく条件を指定して探すこともできます。
ポイント還元やセールを活用すれば、コスパよく購入することも可能です。
Yahoo!ショッピング
取り扱い商品の幅は広く、法人・個人どちらにも対応した販売店が多いのが特徴です。
まとめ買いや業務用の剥離紙を探す場合にも便利で、配送方法や在庫状況を比較しながら選べます。
剥離紙の選び方：失敗しないためのポイント
通販では種類が多く迷ってしまいがちですが、使う目的を明確にすれば選びやすくなります。
以下のポイントを意識して選んでみましょう。
1. 用途を明確にする
シールやラベル用なのか、両面テープの台紙として使うのかで必要な剥離力が異なります。
クラフトや文具用なら軽剥離タイプ、粘着強度が高い素材を扱うなら重剥離タイプを選びましょう。
2. 素材を確認する
紙ベースは扱いやすく安価。印刷や手書きにも向いています。
フィルムベースは透明で耐水性が高く、湿気や油分がある環境でも安定して使えます。
3. サイズ・形状
A4・A3サイズのシート状、もしくはロール型など、作業スタイルに合わせて選びましょう。
ハンドメイドや試作品にはA4サイズが便利、業務や量産にはロールタイプが効率的です。
4. 価格と数量
少量を試したいなら100円ショップやAmazonの小パックが最適。
大量使用するなら、楽天市場や専門通販でまとめ買いした方がコスパが良くなります。
剥離紙の価格相場とコスパの考え方
剥離紙の価格は、サイズ・素材・枚数で変わります。
一般的なA4サイズの紙ベースなら、10枚〜20枚で300〜800円前後。
フィルムタイプや特殊加工紙はやや高く、1,000円を超えることもあります。
業務用ロールは1巻数千円〜1万円程度が相場ですが、1枚あたりの単価は大幅に安くなります。
まとめ買いやセール時期を狙えば、コストを抑えて品質の良い商品を入手できるでしょう。
剥離紙の使い方と活用アイデア
剥離紙はシールやラベルの裏紙としてだけでなく、ちょっとした工夫で便利に活用できます。
- オリジナルシール台紙として再利用
自作シールやステッカーの保護に使えます。印刷やカッティングマシンでの制作にも最適。 - クラフト作品の保護
乾燥中の粘着素材の下敷きにして、貼り付きや汚れを防止。 - 両面テープの仮置き
作業時に粘着面を一時的に保護するのに便利です。 - 塗装・加工の養生用
剥がしやすい特性を活かして、塗装やコーティング時の下敷きとして使うことも可能です。
アイデア次第で、日常の作業やハンドメイドをより快適にしてくれる素材です。
剥離紙を扱う際の注意点
- 高温多湿の場所を避けて保管すること
剥離性能が落ちる場合があります。乾燥した平らな場所で保管しましょう。 - 直射日光は避ける
変色や粘着残りの原因になります。 - 剥離力の確認
製品によって剥がれやすさが違うため、用途に合わないものを使うと粘着剤が残ることもあります。
初めて使う場合は小さい面積で試すのがおすすめです。
剥離紙はどこで買える？まとめとおすすめの入手方法
剥離紙は、身近な100円ショップから専門通販まで、実はさまざまな場所で手に入ります。
小ロットで試したい人はセリアやキャンドゥ、確実に入手したい人や種類を比較したい人はAmazonや楽天市場が便利です。
業務用や大量に使う場合は、専門紙資材店での購入がコスパ・品質ともに優れています。
剥離紙は地味ながら、シールづくりやDIY、工業作業に欠かせない存在。
自分の用途に合った種類を選び、便利に活用してみてください。
きっと作業の効率がぐっと上がるはずです。
