医療現場はもちろん、家庭や介護の現場でも欠かせない「医療用手袋」。最近では感染症対策や掃除、料理の下準備など、日常的に使う人も増えています。
とはいえ、「どこで買えるの?」「ドラッグストアでも売ってる?」「通販だとどれを選べばいい?」と迷う方も多いはず。
この記事では、医療用手袋を今すぐ買いたい人向けに、通販・ドラッグストア・専門店での入手方法や、人気の銘柄、価格の目安まで詳しく紹介します。
医療用手袋とは?種類と特徴を簡単におさらい
「医療用手袋」とは、医療従事者が診察や処置の際に感染防止のために使用する手袋のことです。
主に以下の3つの素材が使われています。
- ニトリル製:耐油性・耐薬品性が高く、医療や介護の現場で定番。ラテックスアレルギーの人にも安心。
- ラテックス製(天然ゴム):柔軟で手にフィットしやすく、細かい作業に向く。ただしアレルギーには注意。
- ビニール製(PVC):安価で食品加工などに多用されるが、伸縮性や耐久性はやや劣る。
医療現場では主に「ニトリル」か「ラテックス」が使われますが、家庭用ならコスパ重視でビニール製を選ぶ人も増えています。用途に応じて選び分けるのがポイントです。
医療用手袋はドラッグストアで買える?
結論から言うと、多くのドラッグストアで購入可能です。
ただし「医療用」として販売されているものは店舗によって取り扱いが異なります。
取り扱いのある主なドラッグストア
- マツモトキヨシ
ニトリル手袋、ラテックス手袋、ビニール手袋などを扱っており、プライベートブランド商品も人気。
一部店舗では医療機関向けグレードの「パウダーフリータイプ」も販売。 - ウエルシア薬局
介護用品コーナーで医療・衛生用手袋を展開。使い捨てタイプが中心で、ニトリル製・ビニール製ともに在庫あり。 - スギ薬局・ツルハドラッグ・ココカラファイン
店舗によって取り扱いブランドが異なるものの、衛生用品コーナーに「使い捨て手袋」や「医療・介護用手袋」として常設されています。
※注意点として、「医療機器」としての認可製品を求める場合は、医療機器販売許可を持つ店舗での購入がおすすめです。一般的な衛生用や家庭用はドラッグストアでも十分ですが、医療機関での使用には適合証明を確認しましょう。
医療用手袋を通販で購入する方法
「近くの店舗で見つからない」「まとめ買いしたい」場合は、通販サイトを利用するのが最も確実で便利です。
通販で買える主なショップ
- Amazon(アマゾン)
医療・介護・業務用のカテゴリが充実。医療用認定品から家庭用まで幅広く、最短翌日配送にも対応。
人気ブランド:ショーワグローブ、エステー、メディコム、エクストラタッチなど。 - 楽天市場
医療・看護・介護用品の専門ショップが多く、業務用まとめ買いセットも豊富。ポイント還元が高く、定期購入にも便利。 - Yahoo!ショッピング
同様に医療用手袋を扱うショップが多数。価格比較がしやすく、送料込みで安く購入できるケースも多い。 - モノタロウ・サンプラスチック・アスクルなど業務用通販
医療機関や事業者向けに大量購入できる通販。個人購入も可能な場合があり、品質面で信頼度が高いです。
通販を利用する際は、**「ニトリル」「パウダーフリー」「医療用」「ディスポーザブル」**といったキーワードを組み合わせて検索すると、用途に合った製品が見つけやすくなります。
人気の医療用手袋ブランドと特徴
通販や病院での使用実績が多い代表的なブランドを紹介します。
1. ショーワグローブ
国内メーカーの老舗。耐久性と伸縮性に優れ、プロの現場でも信頼されています。ニトリル製手袋のシリーズが特に人気。
2. メディコム
カナダ発の医療用品メーカー。医療現場での実績があり、ラテックス・ニトリルともに高品質。パウダーフリータイプが定番。
3. エステー
家庭向け製品で知られるメーカー。コスパがよく、掃除・調理などの日常用途にも使いやすいタイプを多数展開。
4. ハクゾウメディカル
医療用具メーカーとして病院で多く使用されているブランド。サイズ展開が豊富で、手術・処置用の高グレード製品も扱います。
5. アズワン
理化学・医療分野で人気の業務用ブランド。清潔度・耐薬品性が高く、研究室や医療施設での定番です。
医療用手袋の価格相場とコスパの考え方
手袋の価格は素材と用途によって異なります。おおよその相場は以下のとおりです。
- ニトリル製:100枚入りで 1,000円〜2,500円程度
- ラテックス製:100枚入りで 1,200円〜2,800円程度
- ビニール製:100枚入りで 500円〜1,200円程度
価格が安すぎるものは破れやすかったり、サイズ感が不均一な場合もあります。特に医療・介護・理美容用途で使う場合は品質重視がおすすめです。
また、同じブランドでも「厚手タイプ」「パウダーフリー」「抗ウイルス仕様」などで価格差が出るため、用途を明確にして選ぶのがポイントです。
サイズ選びのコツ
手袋は「S・M・L」などのサイズ展開がありますが、用途によって適したフィット感が異なります。
- 細かい作業(注射・施術・手技など):ぴったりサイズ
- 介護・清掃など長時間使用:ややゆとりのあるサイズ
- 調理や洗い物など汚れ防止目的:ワンサイズ上も快適
メーカーごとに微妙にサイズ感が違うため、初めて購入する際は小分けパックで試すのもおすすめです。
医療用手袋を使うときの注意点
医療用手袋は便利な一方で、正しい使い方や処分にも注意が必要です。
- 使い捨てが基本:再利用すると感染リスクが高まるため、1回ごとに廃棄する。
- 着脱時は外側に触れない:使用後は外面が汚染されている可能性があるため、内側をつまんで外す。
- 高温多湿を避けて保管:直射日光や湿気で劣化することがあるため、未使用品は涼しい場所に保管。
- アレルギー対策:ラテックスアレルギーのある人はニトリル製を選ぶ。
特に医療・介護現場では、感染管理マニュアルに従って交換・処分を徹底することが大切です。
医療用手袋を探すなら通販+ドラッグストアの併用が便利
「すぐに使いたい」ならドラッグストアで、「まとめ買いしたい」なら通販が最適です。
たとえば、普段使いの在庫をドラッグストアで購入し、業務用や大量ストックはネットで注文するなど、使い分けると効率的です。
また、通販ではレビューの多い商品を選ぶと失敗が少なくなります。
ニトリル製やラテックス製は品質差が大きいので、口コミで「破れにくい」「粉が少ない」といった実体験を参考にしましょう。
医療用手袋はどこで買える?自分に合った方法で清潔・快適に使おう
医療用手袋は、埼玉を含む全国のドラッグストア、通販サイト、業務用ショップなどで購入可能です。
購入前に素材・用途・サイズを確認し、信頼できるメーカーを選ぶことが大切です。
感染対策・衛生管理・介護・料理など、さまざまなシーンで役立つ医療用手袋。
自分に合ったタイプを見つけて、毎日の作業をより清潔で快適にしていきましょう。
