「葉わさびってどこで売ってるんだろう？」——そう思ったことはありませんか。わさびといえばチューブやおろしのイメージが強いですが、実は葉や茎の部分も人気の食材なんです。ツンとした辛味と爽やかな香りがクセになる「葉わさび」。生のまま漬けたり、葉わさび醤油漬けや葉わさび佃煮にして楽しんだりと、家庭でも意外と手軽に味わえます。
ここでは、そんな葉わさびを「どこで買えるのか？」をテーマに、販売店やスーパー、通販情報をまとめて紹介します。
葉わさびとは？特徴と旬の時期
葉わさびは、わさびの根ではなく「葉」と「茎」の部分を食べる山菜です。一般的なすりおろしわさびよりもマイルドで、辛味の中にほんのり甘さがあり、鼻に抜ける清涼感が特徴。お浸しや和え物、葉わさび醤油漬けなど、家庭料理でもよく使われます。
旬は春。特に3月〜5月頃が収穫のピークで、静岡県・長野県・山形県などの産地では新鮮な葉わさびが直売所や道の駅に並びます。山菜の一種なので、季節によってはなかなか手に入りにくいのも特徴です。
スーパーでは葉わさびが買える？
意外に思うかもしれませんが、大手スーパーでも葉わさびを見かけることがあります。
代表的な取り扱い店は以下のとおりです。
- イオン
- 西友
- ライフ（LIFE）
- 成城石井
- マルエツ
- コープ
- まいばすけっと
- コストコ
特に春先は、野菜売り場や山菜コーナーに並ぶことが多く、静岡や長野などの産地から直送された「生の葉わさび」が出る場合もあります。ただし、全ての店舗で常時取り扱っているわけではないため、見つからないことも。そんなときは店員さんに「葉わさびの入荷時期」を聞いてみると良いでしょう。
また、加工品としての「葉わさび醤油漬け」や「葉わさび佃煮」は、通年で販売されていることが多いです。冷蔵惣菜コーナーやご飯のお供売り場に並んでいることもあります。
道の駅・直売所・産地で買うならここ！
葉わさびを新鮮な状態で手に入れたいなら、産地近くの「道の駅」や「農産物直売所」がおすすめです。
特に以下の地域では春になると葉わさびがよく出回ります。
- 静岡県（伊豆・天城・朝霧高原など）
- 長野県（安曇野・松川）
- 山形県（朝日町・最上地方）
- 徳島県（山間部のわさび田地域）
道の駅では100g単位で販売されることが多く、その場で茎や葉の状態を確認できます。わさび農家が直接持ち込んでいるケースもあり、香りや鮮度が抜群。
ただし、出荷期間は限られており、4月前後の1〜2か月しか並ばないこともあるため、タイミングが重要です。ドライブや観光のついでに立ち寄るのも楽しい買い方ですね。
デパ地下や専門店でも葉わさびが見つかる
百貨店の地下食品売り場（いわゆる「デパ地下」）では、産地直送の葉わさびや加工品を扱っている場合があります。
たとえば、三越や高島屋、伊勢丹の地方物産コーナーでは、静岡県産や信州産の葉わさびを季節限定で販売することがあります。高級惣菜店では「本わさび葉の醤油漬け」など、ギフト向けの加工品も人気です。
また、各地の「アンテナショップ」も狙い目です。東京なら有楽町や日本橋の地域特産ショップで、静岡・長野のわさび関連商品が多く並びます。観光気分で探すのも一興です。
通販で買える葉わさび（生・加工品）
生の葉わさびを確実に入手するなら、通販が一番便利です。スーパーでは季節限定ですが、オンラインショップなら全国どこからでも注文できます。
主な購入先は以下のとおりです。
楽天市場
生葉・冷凍・加工品まで幅広く扱われています。
「信州産」「静岡産」など産地指定の商品も豊富で、レビュー数の多い定番ショップも多いです。
特に春季限定の“朝採れ葉わさび”や、“葉わさび醤油漬けセット”などは人気があります。
Amazon
Amazonでも、クール便で届く「山形県産葉わさび（80g×10束）」などが販売されています。
冷蔵の生葉のほか、日持ちする加工品（葉わさび佃煮、わさび昆布など）も揃っており、1年中注文可能です。
Yahoo!ショッピング
葉わさびの人気ランキングが公開されており、価格やレビュー評価を比較しながら選べます。
地方の特産品ショップが多く出店しているのも特徴です。
通販では生鮮食品のためクール便が基本。旬の時期以外は冷凍品が主流ですが、風味はしっかり残ります。
また、山菜専門のオンラインストア（例：山菜屋.com）では、4月頃に予約販売を受け付けるケースもあり、天然物の葉わさびを入手できるチャンスです。
加工品の葉わさびは通年で入手可能
生の葉わさびは鮮度が命ですが、加工品なら一年中楽しめます。定番は「葉わさび醤油漬け」や「葉わさび佃煮」。メーカー品としては、金印食品（キンジルシ）の“本わさび葉茎醤油漬け”が代表的です。
スーパーや通販で簡単に手に入り、ご飯や冷奴、ステーキなどの薬味にもぴったり。
他にも、「葉わさび入り味噌」「葉わさびのり」などのバリエーション商品もあり、保存がきくため常備菜として重宝します。
自分で漬け込む場合も、通販で生の葉わさびを取り寄せ、醤油・みりん・砂糖で漬けるだけ。自家製の辛味が楽しめます。
葉わさびを買うときの注意点
購入の際は、いくつかのポイントに気をつけましょう。
- 鮮度を確認する：生葉は黄ばみやしおれがないものを選びます。
- 配送方法を確認する：通販の場合はクール便対応かどうかをチェック。
- 旬を逃さない：生葉は春限定なので、3〜5月の出荷情報を見逃さないように。
- 加工品は賞味期限を確認：佃煮や醤油漬けでも保存状態によって味が変わります。
また、わさびは香りが飛びやすい食材です。購入後はできるだけ早く食べ切るのがおすすめです。
葉わさびを使った人気の食べ方
せっかく手に入れた葉わさびは、調理法でも風味が変わります。代表的な食べ方をいくつか紹介します。
- 葉わさび醤油漬け
さっと湯通しして冷水に取り、絞ってから醤油・みりんで漬け込むだけ。ピリッとした辛味がクセになります。 - おひたし風
茹でた葉わさびを鰹節とポン酢で和えるだけ。シンプルながら爽やかな辛味が楽しめます。 - ご飯のお供や酒の肴に
市販の葉わさび佃煮や漬物をそのまま。冷奴や焼き魚に添えるのもおすすめです。 - パスタやサラダにアレンジ
葉わさび醤油漬けを刻んでオリーブオイルと和えれば、大人の辛味ドレッシングにもなります。
葉わさびはどこで買える？まとめ
ここまで紹介してきたように、葉わさびは次のような場所で購入できます。
- 春季限定でスーパーや道の駅で生葉が販売
- デパ地下やアンテナショップでは産地直送品が見つかる
- 通販（楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング）なら全国どこでも購入可能
- 加工品（葉わさび醤油漬け・葉わさび佃煮）は通年販売で手に入りやすい
生の葉わさびを楽しむなら春、加工品を楽しむなら一年中。
季節の味を逃さず、自分好みの辛さを見つけてみてください。
ツンとした香りと優しい風味が楽しめる葉わさび。あなたもぜひ、近くの販売店や通販サイトで探してみましょう。
