「脱毛やタトゥーの痛みを少しでも和らげたい…」「でも麻酔クリームって薬局で買えるの?」
そんな疑問を持つ方は多いと思います。この記事では、麻酔クリームの購入方法や使うときの注意点を、わかりやすく整理してお伝えします。
麻酔クリームとは?どんな時に使うの?
麻酔クリームは、皮膚の表面に塗って一時的に痛みを感じにくくする外用の麻酔薬です。主な有効成分は「リドカイン」や「ベンゾカイン」などの局所麻酔成分で、神経の働きを一時的に鈍らせることで痛みを軽減します。
使用されるシーンはさまざま。美容クリニックでのレーザー脱毛、医療脱毛、ピアス、タトゥー施術、注射前の痛み対策などが代表的です。
ただし、医薬品としての扱いになるため、濃度や成分によっては医師の処方が必要なものもあります。
麻酔クリームは薬局で買えるの?
結論から言うと、「麻酔クリーム」という名称で医療用レベルの製品を薬局でそのまま購入することはできません。
日本のドラッグストアでは、麻酔作用を持つ医薬品は基本的に**処方薬(医療用医薬品)**として扱われています。
ただし、痛みやかゆみを抑える目的でリドカインなどを低濃度で配合した一般用医薬品は、一部の薬局で販売されています。
たとえば以下のような商品があります。
- キシロA軟膏(リドカイン配合・第2類医薬品)
小さな傷や虫刺され、軽いかゆみの鎮静目的で使用されます。
麻酔クリームと同じ成分を含んでいますが、濃度が低いため美容施術の痛み軽減には不十分なことが多いです。
このように、薬局で手に入るのは軽度な鎮痛目的の外用薬が中心であり、「麻酔クリーム」として脱毛やタトゥー向けに使用するには効果が弱い場合があります。
通販サイトで買える麻酔クリームの種類
一方で、通販サイトでは「麻酔クリーム」という名称の商品が多数販売されています。
特に楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどで検索すると、多くの製品が表示されます。
人気があるのは、タトゥーやレーザー脱毛向けに販売されている**海外製麻酔クリーム**です。代表的なものには次のような製品があります。
- TKTX麻酔クリームシリーズ
海外でよく使用される製品で、濃度や作用時間が種類ごとに異なります。
日本では医薬品として承認されていないため、個人輸入扱いで購入する形になります。 - Emlaクリーム
医療現場でも使用されることがある局所麻酔薬。
こちらも国内では処方が必要ですが、海外通販サイトを通じて個人輸入が可能です。
通販サイトではレビューや比較も参考にできるため、利用者の体験談から使い心地や効果を知ることができます。
ただし、購入時は「正規品であるか」「成分表示が明確か」をしっかり確認することが大切です。
個人輸入で購入する場合の注意点
麻酔クリームの多くは海外製品のため、日本では「未承認医薬品」に該当する場合があります。
そのため、個人輸入という形で購入することになります。
個人輸入自体は合法ですが、次のような注意点を守る必要があります。
- 使用は自己責任
海外製品は日本の薬機法の基準外であり、成分濃度や品質にばらつきがある場合があります。
肌トラブルが起きても補償されないケースがほとんどです。 - 輸入量に制限がある
医薬品を一度に大量に輸入することは禁止されています。
通常は個人で使用する量(1か月分程度)に限られます。 - 信頼できるサイトを選ぶ
正規代理店や実績のある輸入代行サイトを利用することが安全です。
レビューや運営歴を確認し、極端に安い・成分表示のない商品は避けましょう。
麻酔クリームを使うときの正しい手順
せっかく購入しても、使い方を間違えると効果が出なかったり、肌トラブルの原因になったりします。
ここでは一般的な麻酔クリームの塗り方を紹介します(製品ごとに異なるため、必ず説明書を確認してください)。
- 肌を清潔にする
皮脂や汚れが残っていると成分が浸透しにくくなります。
石けんや洗顔料で軽く洗い、よく乾かしましょう。 - 厚めに塗る(1〜2mm程度)
少量では効果が出にくいことがあります。
ただし、広範囲に塗りすぎると吸収量が増えて副作用が出やすくなるため注意が必要です。 - ラップで覆う
密閉することで成分が浸透しやすくなります。
放置時間は製品ごとに異なりますが、20〜60分程度が目安です。 - 時間が来たら拭き取る
ティッシュやガーゼでやさしく拭き取り、肌を軽く洗い流します。
残ったクリームを放置しないようにしましょう。 - 使用後の保湿を忘れずに
麻酔成分で一時的に乾燥や刺激が起きやすくなります。
保湿クリームでケアしておくと安心です。
麻酔クリーム使用時の注意点とリスク
麻酔クリームは便利なアイテムですが、正しく使わないと副作用のリスクがあります。
特に次のような点には十分注意してください。
- 過剰使用をしない
効果を高めようと大量に塗るのは危険です。
リドカインの過剰摂取は、めまい・動悸・しびれなどの中毒症状を引き起こすことがあります。 - アレルギーに注意
成分に対して過敏症がある人は使用を避けるか、必ず医師に相談を。
初めて使う場合はパッチテストで確認しましょう。 - 粘膜部分には塗らない
目や口の周囲、デリケートゾーンなど粘膜に近い部分は特に注意が必要です。
皮膚が薄く、吸収されやすいため刺激が強く出ることがあります。 - 他の薬との併用を避ける
同じ成分(リドカインなど)を含む薬剤と重ねて使うと、思わぬ副作用が出る場合があります。
医療機関で処方してもらう方法も
確実な効果を求めるなら、皮膚科や美容クリニックで医師に相談するのが安全です。
医療用の「Emlaクリーム」や「ラクサールクリーム」は、医師の判断のもとで適量が処方されます。
これらは市販品よりも濃度が高く、効果も安定しています。
美容皮膚科では、レーザー脱毛前などに「麻酔オプション」として施術前に塗布してもらえるケースもあります。
費用は数百円〜1,000円程度が一般的で、自己管理のリスクを考えるとコストパフォーマンスは悪くありません。
麻酔クリームはどこで買える?まとめ
最後に、購入ルートを整理しておきましょう。
- 薬局・ドラッグストア:リドカイン配合の一般用医薬品(キシロA軟膏など)が少数販売
- 国内通販サイト:軽度な鎮痛クリームや海外製の個人輸入品が出品
- 海外通販・個人輸入:TKTX麻酔クリーム・Emlaクリームなど未承認品を自己責任で購入可能
- 医療機関での処方:確実な効果と安全性を求めるならこの方法が最適
どの方法を選ぶかは、使用目的とリスク許容度によって異なります。
脱毛やピアスなど、美容目的での一時的な使用なら、まずは医師や専門家に相談してから検討するのが安心です。
麻酔クリームは手軽に見えて、実は医薬品としての側面が強いアイテムです。
「どこで買えるか」だけでなく、「どんな成分なのか」「どのくらい安全に使えるのか」を理解した上で選びましょう。
正しく使えば、痛みを抑えて施術をもっと快適にできる心強い味方になります。
