小さな明かりを灯す「豆電球」。懐かしさを感じる人もいれば、工作や実験、インテリア照明づくりに使う人も多いですよね。そんな豆電球を取り付けるために欠かせないのが「豆電球ソケット」。
でも、いざ買おうと思っても「どこで売ってるの?」「種類が多くてわからない…」と迷う人もいるはず。
今回は、豆電球ソケットがどこで買えるのか、家電量販店・ホームセンター・100円ショップ・ネット通販の実情をわかりやすく紹介します。
豆電球ソケットとは?まず知っておきたい基本
豆電球ソケットは、豆電球(ミニ電球)を差し込んで使うための小型ソケットのこと。電球の口金(くちがね)サイズに合わせて選ぶのが基本です。代表的なのは次の2種類。
- E10型(直径約10mm):豆電球で最も一般的。工作・模型・実験用途などに広く使われる。
- E12型(直径約12mm):少し大きめの豆電球に対応。キャンドルランプや装飾照明などに使われることも。
また、ソケットの形状もさまざま。ベース付き、リード線付き(配線済み)、コード付きなど、用途によって選ぶポイントが変わります。
電球と口金の規格が合っていないと点灯しないので、購入前に「E10かE12か」を確認することが大切です。
家電量販店での購入:実物を見て選びたい人におすすめ
豆電球ソケットは、ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店でも取り扱いがあります。
照明パーツや電材コーナーの一角に並んでいることが多く、実際にサイズ感や口金の形状を確認できるのがメリットです。
ただし、すべての店舗に常備されているわけではなく、地域や店舗の規模によって在庫が異なります。
特にE10タイプのソケットは比較的見つけやすいですが、E12や特殊な形状のものは取り寄せ対応になる場合も。
行く前に店舗のWebサイトで在庫検索をしたり、店員さんに確認しておくとスムーズです。
ホームセンター:DIYコーナーに電球ソケットが豊富
豆電球ソケットを探すなら、ホームセンターも頼りになります。
カインズ、コーナン、コメリ、ビバホームなどのDIYコーナーには、配線パーツや電材部品がそろっており、豆電球用のソケットも多く扱っています。
ホームセンターでは、
- E10・E12のベース付きソケット
- コード付きソケット
- 複数個入りのパック商品
などが見つかります。
実際に手に取って材質やサイズ感を確認できるのは大きな利点です。
一方で、在庫や種類は店舗によって異なるため、「確実に欲しい型番がある」ときはオンラインストアで確認してから来店すると確実です。
100円ショップ:工作・実験用ならコスパ抜群
「ちょっとした実験用」「子どもの工作で使いたい」そんな軽い用途なら、100円ショップも見逃せません。
ダイソーやセリアでは、豆電球ソケットが電気工作コーナーに並んでいることがあります。
E10口金のシンプルなソケットや、リード線付きタイプが110円程度で手に入るので、コスパは抜群。
ただし、100均の商品は入荷時期や店舗によって在庫が不安定です。
一度見つけても、次に行ったときにはない場合もあるため、見かけたときに複数買っておくと安心です。
品質的には簡易的な用途向けなので、本格的な電気工作や長期使用には不向きな場合もあります。
ネット通販:種類・価格・レビュー比較ができて便利
確実に欲しいソケットを見つけたいなら、やはりネット通販が便利です。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・モノタロウ・ASKULなど、大手通販サイトでは多種多様な豆電球ソケットが販売されています。
代表的な通販サイトと特徴
- Amazon:在庫数・発送スピードともにトップクラス。E10・E12の単品から10個入りセットまで揃う。
- 楽天市場:パーツ専門店が多く出店しており、業務用や実験用パーツが豊富。
- モノタロウ:法人・個人どちらでも購入可能。型番指定やまとめ買いに最適。
- ASKUL:事務・研究向けパーツが充実。E10ソケットなども小ロットで購入可。
実際に人気のある商品例
- パイロ電子 E10 電球ソケット ベース付き(Amazonなどで販売)
→ 標準的な豆電球ソケット。ベース付きで安定感があり、DIYや教育用にも。 - 豆電球ソケット E10 リード線付き 30cm(秋月電子など)
→ リード線があらかじめ接続されており、すぐに実験や配線が可能。 - ミネシマ P-32 豆球ソケット(Yahoo!ショッピングなど)
→ 模型や理科教材向けのセット商品。複数個入りで便利。 - アズワン LB-E10-C ソケット(マルツオンラインなど)
→ 理科実験や教育機関で定番のソケット。高評価で信頼性が高い。 - 旭光電機工業 豆ソケットE12(楽天市場など)
→ E12口金対応の製品。キャンドルライトなどにも使いやすい。
価格帯は1個100円前後から、リード線付きタイプで数百円台、セット品や特殊形状のものでは数千円程度まで。
ネットならレビューや評価も確認でき、購入前に品質を見極めやすいのも魅力です。
購入時の注意点と選び方のポイント
豆電球ソケットを選ぶときは、以下の3点を意識しましょう。
- 口金サイズを必ず確認する
E10かE12かで対応電球が異なります。豆電球のパッケージや刻印で確認を。 - コード付き or ベース付き
配線作業に慣れていない人は、リード線付きタイプがおすすめ。すぐ使えます。 - 用途に合った耐久性を選ぶ
実験・模型用途なら安価なもので十分ですが、照明器具に組み込む場合は金属製や耐熱性のあるソケットを選びましょう。
また、ネット通販で購入する際は、レビューをよく読むこと。
「接触が甘い」「リード線が短い」といった細かな使用感がわかるため、購入後のトラブルを防げます。
豆電球ソケットが見つからないときの代替手段
近くの店舗で在庫がない場合や、急ぎで必要な場合は次の方法も便利です。
- 店舗受け取りサービスを利用
ヨドバシやビックカメラのオンラインストアで注文し、店舗で受け取ると送料がかからないこともあります。 - 電子部品専門店を探す
秋葉原(東京)や日本橋(大阪)などの電気街では、豆電球ソケットの専門店が多数あります。秋月電子、マルツ、千石電商などが代表的です。 - 学校教材ショップ
理科教材を扱う通販サイトでも、実験用のE10ソケットが販売されています。教育用なら安全性や耐久性も考慮されているので安心です。
豆電球ソケットはどこで買える?まとめ
豆電球ソケットは、探す場所を知っていれば意外と簡単に見つかります。
それぞれの購入先の特徴をおさらいすると——
- 家電量販店:実物を見て選びたい人向け
- ホームセンター:DIYパーツとして揃えやすい
- 100円ショップ:工作・実験など手軽な用途に
- ネット通販:種類・在庫が豊富でレビュー比較も可能
特にAmazonや楽天市場なら、E10・E12どちらのソケットも種類豊富で、即日発送にも対応。
一方、店頭で手に取って確認したい場合は、ホームセンターや家電量販店を覗いてみるのが良いでしょう。
用途や目的に合わせて最適な購入場所を選べば、豆電球ソケット選びで迷うことはもうありません。
お気に入りの豆電球と組み合わせて、小さな光を楽しんでください。
