「返信用封筒って、どこで買えばいいの？」
就活や申し込み書類の提出、アンケートの返送などで必要になることがありますよね。いざ準備しようとすると、どこで売っているのか意外と迷うものです。この記事では、返信用封筒を買える主な場所――コンビニ、郵便局、100円ショップを中心に、それぞれの特徴や注意点をわかりやすく紹介します。
返信用封筒とは？基本の準備ポイント
まず「返信用封筒」とは、相手に返送してもらうために同封する封筒のことです。封筒自体に特別な仕様があるわけではなく、一般的な封筒を使います。
用意するときは以下の3点を意識しておきましょう。
- 宛先（自分の住所・氏名）をあらかじめ記載しておく
- 必要な切手を貼っておく
- サイズを送る書類に合わせる（A4書類なら角形2号、三つ折りなら長形3号が定番）
返信用封筒は「すぐに使う」場面が多いため、購入場所の選び方が重要になります。
郵便局で買える返信用封筒
最も確実に手に入るのが郵便局です。
全国どの郵便局でも、長形・角形などの定形・定形外封筒を販売しており、厚手タイプや白封筒、クラフト封筒など種類も豊富。何より、**「郵送に関するアドバイスを受けられる」**のが郵便局の強みです。
「この封筒で定形郵便になる？」「何円の切手が必要？」といった疑問も、窓口でその場で相談できます。
また、返信用封筒に貼る切手も一緒に購入できるため、準備が一度で完結します。
営業時間は平日9時〜17時頃が中心ですが、主要都市の本局やゆうゆう窓口では夜間・休日対応している場合もあります。確実に入手したい人は、郵便局公式サイトの「ゆうゆう窓口検索」で確認してから出向くのがおすすめです。
コンビニで返信用封筒を買う
急ぎで必要になったときに頼りになるのがコンビニです。
セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなど、主要チェーンのほとんどで封筒を取り扱っています。レジ横や文具コーナーに少量パックで並んでいることが多く、1〜3枚入りで100〜200円前後が相場です。
コンビニ封筒の特徴
- 長形3号（A4三つ折りサイズ）や角形2号が主流
- 白封筒・クラフト封筒の両方がある
- コピー用紙やボールペンなど、同時に必要な文具も揃う
また、コンビニでは切手も販売しています。
82円や94円など基本的な額面が揃っているため、返信用封筒の郵送料金に合わせて購入可能です。ただし、店舗によっては在庫が限られているため、特殊な金額（例えば140円や210円など）はない場合もあります。
さらに、ローソンやセブン‐イレブンでは**レターパックやスマートレター**などの専用封筒も販売。書類を送るだけなら、これらを返信用として利用するケースもあります。
24時間営業なので、夜中に急に必要になったときでも入手できるのが最大のメリットです。
100円ショップで買う返信用封筒
コスパ重視なら、100円ショップが最強です。
ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツなど、どのチェーンでも封筒が豊富に揃っています。
100均封筒の特徴
- 10枚以上のセットで税込110円前後
- 白封筒・クラフト封筒・カラー封筒など種類豊富
- 角形・長形のサイズ展開も充実
デザイン性の高い封筒や厚紙封筒もあり、使い方に応じて選べます。
ただし、ビジネス用途や公式書類の返信に使う場合は、派手な色柄を避けて白または薄いベージュ系を選ぶのが無難です。
100均封筒はコスパが良い反面、紙の厚みがやや薄いものもあります。重い資料を入れる場合や、しっかりした印象を与えたい場合は、文具店や郵便局の封筒を選ぶと安心です。
文房具店・大型スーパー・ホームセンターでも購入可能
封筒の品揃えにこだわりたい場合は、文房具店や大型スーパーもおすすめです。
有隣堂、世界堂、紀伊國屋書店の文具コーナー、事務キチ、カインズ、イオンなどでは、ビジネス用の高品質封筒や厚手のクラフト封筒、A4サイズ対応のしっかりした製品を扱っています。
特に文具専門店では、宛名印刷に適した表面加工のものや、透けにくい素材、封かんシール付きなど、多様な種類から選べます。
デザイン性を重視したい人や、企業宛てに送るフォーマルな封筒を用意したい場合に最適です。
ただし、営業時間が限られる点には注意。平日昼間しか営業していない店舗もあるため、急ぎの場合はコンビニや郵便局を活用しましょう。
オンライン通販で返信用封筒を購入する
時間に余裕があるなら、ネット通販も便利です。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどでは、定番の封筒から業務用の大量パックまで幅広く揃っています。
通販で買うメリット
- サイズ・色・材質を細かく選べる
- 大量購入で1枚あたりの単価が安い
- 自宅やオフィスまで届けてもらえる
「長形3号 白封筒」「角形2号 クラフト」といったキーワードで検索すれば、希望のサイズを簡単に探せます。100枚単位のまとめ買いにも対応しており、企業や団体で返信用封筒を頻繁に使う場合にも便利です。
ただし、すぐに必要なときは配送日数がネックになるため、「今日必要」な場合は店舗購入が確実です。
封筒サイズの選び方と注意点
返信用封筒に使われる代表的なサイズは次の2種類です。
- 長形3号（120×235mm）：A4書類を三つ折りで入れる一般的なサイズ。定形郵便で扱われる。
- 角形2号（240×332mm）：A4書類を折らずに入れられる。定形外郵便となる。
封筒の色は白または薄茶色が一般的。返信先が企業・自治体・学校などの場合は、ビジネス向けのシンプルな封筒を選ぶのがマナーです。
また、住所や名前の記載は丁寧に。手書きでもパソコン印刷でも構いませんが、誤字や宛名間違いには注意しましょう。
返信用封筒を準備するときの実践ポイント
返信用封筒を用意するときは、次の点を押さえると安心です。
- 切手を貼る位置は右上に
料金不足にならないよう、内容物の重さを確認してから貼る。 - 自分の住所・氏名を封筒中央に記載
「行」「宛」などの敬称を正しく書く。 - 折り方・入れ方を丁寧に
封筒を折る場合はきれいな三つ折りにして、シワや汚れがない状態で同封する。
見た目が整っていると、受け取った相手にも好印象を与えます。特に就職活動や公的書類のやり取りでは、小さな気配りが評価につながることもあります。
返信用封筒はどこで買える？まとめ
ここまで紹介したように、返信用封筒はさまざまな場所で購入できます。
- 郵便局：種類が多く、切手も同時購入できる安心の定番。
- コンビニ：24時間対応で急ぎに便利。切手も買える。
- 100円ショップ：コスパ抜群で種類豊富。大量購入にも向く。
- 文具店・スーパー・ホームセンター：品質やデザインにこだわりたい人向け。
- ネット通販：種類・数量ともに最も豊富で、まとめ買いに最適。
急ぎならコンビニ、確実性なら郵便局、コスパ重視なら100均と、シーンに合わせて選ぶのがベストです。
返信用封筒は相手に対する礼儀のひとつでもあります。適切な封筒を選び、丁寧に準備することで、信頼感のあるやり取りができるでしょう。
