健康志向の高まりとともに、スマートウォッチは「通知を見るためのツール」から「日々の体調を把握する相棒」へと進化しています。中でも注目を集めているのが、ファーウェイの最新モデル「Huawei Watch D2」。
この記事では、実際の使用感や機能を中心に、健康管理デバイスとしての魅力をわかりやすく紹介します。
医療機器認証を受けた血圧測定機能が最大の特徴
Huawei Watch D2の最大の魅力は、医療機器として認証された血圧測定機能です。
これは従来の「心拍数から推定するタイプ」ではなく、バンド部分に内蔵されたエアバッグ(カフ)を膨らませて実際に血圧を測定する仕組み。
手首をやさしく締め付けて数十秒で測定が完了します。上腕式の血圧計に近い仕組みのため、安定した結果が得られるのが特長です。
また、測定結果は専用アプリ「HUAWEI Health」と連携し、グラフで確認できます。過去のデータも自動で蓄積されるので、血圧の傾向を見ながら生活改善の参考にできます。
ただし、あくまで日常的な健康管理をサポートするものであり、医療診断や治療の代替にはなりません。定期的な医師の診察と併用するのが理想です。
1.82インチAMOLEDディスプレイと上質なデザイン
見た目の印象は、医療機器というより高級スマートウォッチそのもの。
1.82インチのAMOLEDディスプレイは明るく、屋外でも視認性が高いです。ベゼルが細く、発色も鮮やか。通知や測定結果を表示する際の見やすさは抜群です。
筐体はメタリックな質感を持ちつつ軽量で、サイズは約48×38mm。厚みが13mmほどあるため数字上はややボリュームを感じますが、実際に着けてみるとフィット感が良く、長時間の装着も苦になりません。
デザイン面では、フォーマルな場にも馴染む落ち着いた雰囲気。シリコンバンドの肌触りも良く、スポーツ時にも快適に使用できます。
心拍・血中酸素・心電図など多彩な健康管理機能
血圧以外にも、健康管理機能が非常に充実しています。
搭載されている主なセンサーは以下のとおりです。
- 心拍数の常時計測
- SpO₂(血中酸素濃度)測定
- ECG(心電図)機能
- 睡眠トラッキング(HUAWEI TruSleep)
- ストレスレベルモニタリング
- 皮膚温センサー
これらの情報は自動で記録され、アプリ上でまとめて確認できます。
例えば睡眠分析では、深い睡眠・浅い睡眠・レム睡眠を自動判定し、翌朝のスコアを表示。改善のアドバイスも提示されるため、健康意識を自然に高めることができます。
また、「Health Glance」機能を使えば、心拍・SpO₂・血圧・ストレスなどの主要項目を一度にチェック可能。わずか数十秒で体調の全体像を把握できる点は非常に便利です。
フィットネスモードも豊富、日常の運動を可視化
健康だけでなく、アクティブな生活にも対応しています。
Huawei Watch D2には80種類以上のワークアウトモードが搭載されており、ランニングやウォーキング、サイクリング、ヨガ、筋トレなど多彩なアクティビティを自動認識します。
GPS内蔵により、スマホを持たずにルートを記録することも可能。
運動後はアプリで走行ルートや消費カロリー、心拍ゾーンの推移などを詳細に分析できます。
また、日常生活の動き(歩数や消費カロリー)も自動で記録。階段を上がった回数なども反映され、ちょっとした運動の積み重ねを可視化できます。
健康管理と運動データを一元的に確認できるため、「生活の中で自然に健康を意識できる設計」と言えます。
通知・通話・音楽再生など日常使いも快適
スマートウォッチとしての基本機能も抜かりありません。
LINEやメール、SNSなどの通知を手元で確認できるのはもちろん、簡単な返信にも対応。マイクとスピーカーを内蔵しており、スマートフォンとBluetooth接続すれば通話も可能です。
音楽再生機能も搭載しており、スマホを操作せずに曲の再生・停止・スキップができます。
また、天気予報、アラーム、タイマーなどの日常機能も充実。操作は回転式クラウンとタッチスクリーンでスムーズに行えます。
HUAWEI Healthアプリを通じてiPhoneやAndroidのどちらにも対応しているため、スマートフォンの機種を問わず使えるのも安心です。
バッテリー持ちは最大6日間、充電ストレスが少ない
Huawei Watch D2のバッテリー容量は約525mAh。
通常使用では最大6日間の連続使用が可能とされています。
血圧測定や常時心拍モニタリングを頻繁に行う場合でも、2〜3日は余裕で持ちます。
充電は付属のマグネット式クレードルに置くだけ。1時間強で満充電できるため、朝の支度中や就寝前のわずかな時間で充電が完了します。
実際のユーザーからも「毎日充電しなくていいのが助かる」「旅行でも充電器を持ち歩かずに済む」といった声が多く、バッテリー性能の高さは実用面で大きな魅力です。
使用感とリアルな口コミ
実際に使ってみると、Huawei Watch D2は「健康管理を続けやすい工夫」が随所に感じられます。
血圧測定の操作はワンタップで完了し、測定時の圧迫感も少なく静音。寝る前や起床後の測定が苦になりません。
ユーザーからの口コミでは、
- 「血圧値が上腕式血圧計とほぼ一致している」
- 「睡眠やストレスのデータが具体的で分かりやすい」
- 「バッテリーの持ちが良く、管理が楽」
といった好意的な意見が目立ちます。
一方で、「サイズが少し大きく感じる」「夜寝るときに装着すると少し重い」という声もあります。
ただし、多くのレビューでは「数日で慣れる」「機能性を考えれば許容範囲」といった意見が多く、全体として高い満足度を得ています。
Huawei Watch D2はどんな人におすすめ?
このスマートウォッチは、単なる健康トラッカーを超えた「日常に寄り添うヘルスケアツール」です。
特におすすめしたいのは以下のような人です。
- 血圧の変化を毎日チェックしたい人
- 健康を意識して生活リズムを整えたい人
- フィットネスデータを一括管理したい人
- 通知や通話もまとめて手元で済ませたい人
上腕式血圧計を出して測るのが面倒、という人にはピッタリ。
時計を着けたまま血圧を記録できるのは、習慣化の強い味方です。
また、デザインが上質なのでビジネスシーンにも違和感がありません。
健康管理を「頑張るもの」から「自然にできるもの」に変えてくれる存在です。
Huawei Watch D2の機能と使用感を詳しくレビュー紹介(まとめ)
Huawei Watch D2は、医療機器認証を取得した血圧測定機能を備えた唯一無二のスマートウォッチです。
心拍・血中酸素・ストレス・睡眠などのトラッキングに加え、アプリでのデータ管理もスムーズ。
さらにバッテリー持ちや操作性、デザインの完成度も高く、総合的に非常にバランスの取れたモデルといえます。
健康管理を日常的に続けたい、もっと自分の体調を客観的に見たい。
そんな人にとって、Huawei Watch D2は「身につける健康習慣」を実現してくれる頼もしいパートナーです。
