静岡・三島にあるフレンチビストロ「Oiseau Bleu(ルワゾーブル)」を訪れると、まるで日常の中にひっそりと隠れた“青い鳥”を見つけたような気分になります。
この店名の通り、訪れた人の心をふっと軽くしてくれる――そんな空気感をまとったお店です。
この記事では、実際に訪れた人の口コミや料理内容、店内の雰囲気までを詳しくまとめました。特別な日にも、ちょっと贅沢なランチにもぴったりなこの場所を、ひとつずつ紐解いていきます。
三島の路地裏にあるフレンチビストロ「Oiseau Bleu」
「Oiseau Bleu」は、三島広小路駅から歩いて2分ほどの場所にあるフレンチビストロ。
青い扉とシンプルな外観が目印で、扉を開けた瞬間からやわらかな灯りと落ち着いた香りに包まれます。
店内は30席ほど。アンティーク調の家具が並び、温かみのある木の質感が印象的です。大きすぎず、ほどよく静か。
デートや記念日にも向いていますが、気取らず普段使いできる“ちょうどいいフレンチ”というのが、このお店の魅力です。
料理の印象 ― 素材と丁寧さが伝わる一皿
Oiseau Bleuの料理は、フレンチの伝統をベースにしながら、シェフの遊び心が光る構成になっています。
ランチでは前菜・メイン・デザートのセットが定番。ディナーではフルコースやアラカルトも楽しめます。
印象的だったのは、どの皿も素材の味をしっかり引き出していること。バターやソースで押し付けるような重さはなく、食べ終わる頃には自然と「もう一口食べたい」と思える後味が残ります。
たとえば――
- 前菜の盛り合わせ
季節野菜のマリネや生ハム、キッシュなどが少しずつ並び、見た目にも楽しいプレート。ワインと合わせたくなる構成です。 - オムレツ ゴルゴンゾーラソース
ふんわりと仕上げたオムレツに、濃厚なブルーチーズの香り。とろける口当たりに「これぞビストロ」と唸る人も多い人気メニューです。 - 魚料理(メダイのポワレなど)
外はパリッと、中はしっとり。焦がしバターの香りがふわりと広がり、白ワインとの相性が抜群。 - デザート(大葉のシャーベット/フォンダンショコラなど)
食後の一皿にも手を抜かない。特に大葉のシャーベットは爽やかで、最後まで余韻を楽しめます。
この丁寧さと遊び心のバランスが、Oiseau Bleuを“地元で愛されるフレンチ”にしている理由です。
素材へのこだわりと季節感
シェフはフランス修行の経験を持ち、地元の旬の素材を積極的に取り入れています。
魚介は駿河湾から、野菜は三島や伊豆近郊の農家から仕入れることが多いそうです。
たとえば冬なら根菜を使った温かいポタージュや鴨のロースト、夏はトマトやハーブを効かせた軽い料理など。
季節の変化を皿の上で感じられるのも魅力のひとつです。
メニューは頻繁に変わるため、「前回と同じ料理がないのが楽しい」と常連客の間でも評判。
“何を食べても外れがない”という声が多いのも納得です。
空間と雰囲気 ― 大人がくつろげる静かな時間
Oiseau Bleuのもうひとつの魅力は、その静けさと温もりのある空間です。
店内は控えめな照明と、柔らかな音楽。テーブル間の距離もゆったり取られており、隣を気にせず会話を楽しめます。
アンティーク調のインテリアが醸し出す落ち着きは、まるでヨーロッパの小さな街角のレストランにいるよう。
特に夜はキャンドルの灯りがテーブルを照らし、穏やかな雰囲気に包まれます。
カップルの記念日や、家族の集まりにもぴったりです。
また、半個室の席もあり、静かに食事をしたい人にも向いています。
サービスとおもてなし
口コミで多くの人が口にするのが「接客の丁寧さ」。
シェフやスタッフは落ち着いた対応で、初めて訪れる人でも肩の力を抜いて過ごせます。
料理の説明も程よく、押しつけがましさがないのが心地よい。
“レストランで食事をする”という体験を、自然体で楽しませてくれるスタイルです。
特別な記念日には、メッセージプレートやデザートアレンジにも柔軟に対応してくれるとのこと。
サービスの距離感が絶妙で、「ここでなら誰かを連れて行きたい」と思える接客です。
コスパと満足度 ― 価格以上の価値がある理由
Oiseau Bleuは「高級フレンチ」ではなく、「上質なビストロ」。
そのため、料理のクオリティに対して価格はかなり良心的です。
ランチコースは2,000円台から、ディナーコースでも4,000~6,000円程度。
この価格帯で前菜からデザートまで一切手抜きがないのは驚きです。
口コミでは「コスパが良い」「値段以上の満足感」という声が多く、リピーターが絶えません。
味・雰囲気・サービスの三拍子が揃っていることが、その理由でしょう。
特別な日にこそ行きたい一軒
誕生日、記念日、友人とのランチ、あるいは自分へのご褒美――。
どんなシーンにも自然に馴染むのがOiseau Bleuの良さです。
派手な演出はなくても、心に残る時間がある。
そんな「特別感」を静かに演出してくれる場所。
美味しい料理と静かな時間が重なって、気づけばまた行きたくなる。
そんなリピートしたくなる魅力が、この店にはあります。
まとめ ― Oiseau Bleuの雰囲気や料理を詳しくレビューで解説
静岡・三島の「Oiseau Bleu(ルワゾーブル)」は、
・落ち着いた雰囲気
・丁寧な料理
・感じの良い接客
そのすべてが絶妙なバランスで成り立っているレストランです。
ビストロらしい温かさと、フレンチの上品さを両立した味わい。
カジュアルだけど特別、そんな“青い鳥”のような存在。
訪れた人が思わず笑顔になる――
それが、この店が長く愛され続けている理由なのかもしれません。
静かに食事を楽しみたい人、肩肘張らずに本格フレンチを味わいたい人へ。
Oiseau Bleuは、きっと心を満たしてくれる一軒です。
