こんにちは。今日は、川崎・向ヶ丘遊園にある人気の洋菓子店「patisserie 3104（パティスリー3104）」をじっくり紹介します。
地元ではもちろん、スイーツ好きの間でも話題のお店。私自身、何度か足を運び、ケーキや焼き菓子、季節のパフェなどを味わってきました。この記事では、その魅力をリアルな感想とともにお伝えします。
向ヶ丘遊園で見つけた“小さなご褒美空間”
patisserie 3104があるのは、小田急線「向ヶ丘遊園駅」から徒歩4分ほどの静かな通り沿い。ガラス張りの外観からは温かい光がこぼれ、初めてでも入りやすい雰囲気です。
店内はカウンターとテーブル席を合わせて10席ほど。大きなパティスリーではありませんが、清潔感があり、木のぬくもりを感じる落ち着いた空間。
お一人様でも気兼ねなく過ごせる空気で、ゆったりとスイーツを楽しめます。
オープンは2021年。比較的新しいお店ながら、口コミでファンが広がり、今では地元の人気スポットのひとつです。
patisserie 3104のコンセプトとこだわり
お店のコンセプトは「日常にほんの少しの贅沢を」。
派手さや奇抜さではなく、素材の良さと組み合わせの妙で心を満たしてくれるスイーツが並びます。
ショーケースには季節ごとに変わるケーキが10種類ほど。焼き菓子も豊富で、マドレーヌやフィナンシェ、スコーンなどが整然と並んでいます。
手土産にも喜ばれる包装で、つい「自分用にも」と買ってしまうラインナップです。
Instagramでは新作や限定パフェが頻繁に紹介されており、常連さんたちはそれをチェックして来店するのだとか。
季節感を大切にしており、夏には桃、秋には栗やいちじく、冬は苺を使ったスイーツが登場します。
ケーキの実食レビュー：見た目だけじゃない完成度
● モンブラン
まず外せないのがモンブラン。
ふんわりとしたマロンクリームの下には、軽やかな生クリームとしっとりスポンジ。栗そのものの香りがしっかりと立ち、甘さは控えめ。
洋酒のような深みもほのかに感じられ、大人の味わいです。
「甘すぎず最後まで飽きない」という口コミが多いのも納得。口どけがよく、何度でも食べたくなるバランスでした。
● ガトーショコラ
濃厚なチョコレートの風味をしっかりと感じられる王道スイーツ。
しっとりした生地にほのかなビター感があり、口の中でじんわりと溶けていきます。
コーヒーとの相性が抜群で、寒い季節に特におすすめです。
● カルバノ
キャラメル×ナッツ×バナナという贅沢な組み合わせ。
甘みと香ばしさ、そしてほんのり苦みのアクセントが共存しており、層ごとに違う味が楽しめます。
派手さはないのに記憶に残る、職人技を感じるケーキです。
● いちじくのタタン
季節限定で登場する人気の一品。
ねっとりと甘い無花果のコンポートに、優しい酸味のクリーム。
見た目は素朴でも、口に入れると香りがふわっと広がり、秋の気配を感じさせます。
どのケーキも共通しているのは「甘さの調和」と「食感の繊細さ」。
一つひとつにストーリーがあり、食べるたびに発見があります。
焼き菓子のラインナップも見逃せない
ショーケースの隣には焼き菓子のコーナーが。
フィナンシェやマドレーヌ、スコーン、レモンケーキ、ほうじ茶マドレーヌなど、どれも丁寧に焼き上げられています。
特にフィナンシェは香ばしいバターの香りが広がり、外はカリッと中はしっとり。
焼き立てと通常商品では食感が少し異なり、それぞれの魅力があります。
プレゼントにしても喜ばれるほど見た目も上品で、日持ちもするので手土産にぴったりです。
季節限定パフェは“芸術作品”のような一皿
patisserie 3104のもう一つの名物が「季節のパフェ」。
中でも評判なのが夏の「桃のパフェ」。
みずみずしい桃を丸ごと使い、ソルベやジェラート、ジュレなどが層になった贅沢なデザートです。
見た目の華やかさはもちろん、素材の甘みを引き立てる酸味や香りのバランスが絶妙。
秋冬は「いちごとシャンパンのパフェ」など、夜限定・予約制のメニューも登場します。
一口ごとに温度や食感の変化があり、まさにパティシエの感性を感じる一皿。
このパフェを目当てに遠方から訪れるファンもいるほどです。
カフェとしての居心地とサービス
お店の魅力はスイーツだけではありません。
静かなBGM、丁寧な接客、清潔な店内。
どれも心地よく、つい長居してしまう人も多いそうです。
カフェ利用時にはドリンクメニューも充実しており、コーヒーや紅茶はもちろん、季節のフルーツドリンクなども選べます。
席数が限られているため、休日は満席になることも。ゆっくり過ごしたいなら平日昼間やオープン直後がおすすめです。
地元で愛される理由
口コミを読み込むと、patisserie 3104が支持される理由が見えてきます。
- 素材の良さを生かした自然な甘さ
- 季節ごとの新作スイーツが楽しめる
- 店内の雰囲気が落ち着いていてリラックスできる
- 焼き菓子も美味しく、ギフト需要が高い
どのレビューにも共通しているのは「丁寧さ」と「誠実さ」。
派手さよりも、食べる人の日常に寄り添う優しい味わいがこのお店の魅力です。
価格帯と満足度のバランス
ケーキは500〜700円前後、パフェは1,200〜1,800円ほど。
決して安いとは言えませんが、素材と手間を考えると納得の価格。
「値段に見合った満足感がある」という口コミも多く見られます。
特にパフェや限定スイーツは一皿で季節を感じられ、五感を使って楽しめる特別な体験。
日常の中で少しだけ贅沢をしたい日にぴったりの場所です。
こんな人におすすめしたい
- ケーキよりも“素材の風味”を楽しみたい人
- 混雑しすぎない落ち着いたカフェを探している人
- 手土産や贈り物にセンスの良いスイーツを選びたい人
- 季節ごとに違う味を試すのが好きな人
ひとり時間を楽しむにも、大切な人とのティータイムにも最適です。
訪問前にチェックしたいポイント
- 定休日は水曜日（不定休あり）
- 営業時間は11:00〜20:00
- カフェスペースは少なめなので、混雑時はテイクアウト利用もおすすめ
- 新作情報は公式Instagramが最速
Instagramでは、パティシエ自身による写真付き投稿が頻繁にアップされており、見ているだけでワクワクします。
その日のおすすめケーキやパフェの予約情報も投稿されるので、行く前にチェックしておくと安心です。
patisserie 3104の魅力を徹底レビュー！人気商品の実食感想（まとめ）
patisserie 3104は、「派手ではないけれど心に残る」そんなスイーツを届けてくれるお店です。
モンブランやカルバノのような定番ケーキから、季節ごとに変わるパフェまで、どれも素材の魅力を丁寧に引き出しています。
向ヶ丘遊園という静かな街で、ひと息つける上質な時間を過ごせる場所。
スイーツ好きなら一度は訪れてほしい、隠れた名店です。
季節の変化を感じるスイーツを求めて、次はどんな味に出会えるのか――。
また近いうちに、patisserie 3104を訪れたくなる。そんな余韻を残してくれるパティスリーでした。
