R3エルガイムMK2の魅力と組み立て感を詳しくレビュー紹介

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リアルロボット世代にとって、あの独特のフォルムと存在感を放つ「エルガイムMk-II」は、特別な機体だと思います。そんな名機を、バンダイがR3シリーズとして精密に立体化したのが「R3 1/100 エルガイムMk-II」。
今回は、このプラモデルの魅力と実際の組み立て体験を、じっくりレビューしていきます。


R3エルガイムMk-IIとは?懐かしさと完成度を両立したリアルロボット

「R3(リアルロボットレボリューション)」は、ガンダム以外のリアルロボット作品を本格再現するシリーズ。その中でもエルガイムMk-IIは、ファン待望の立体化として大きな注目を集めました。

1/100スケールで設計され、素材にはPSやABS、PE、PVCなど複数の樹脂が使い分けられています。結果、しっかりした剛性感と適度な可動性が共存。特徴的なケーブル類もリード線や軟質素材で再現され、実機の質感を思わせます。

本体には武装・ギミックが豊富に付属。バスターランチャーやパワーランチャー、セイバー刃、さらにダバ・マイロードとファンネリア・アムのフィギュアまでセットになっています。単なるロボットプラモではなく、世界観をそのまま飾れるのがR3の魅力です。


精密なムーバルフレームが生み出す“内部の美しさ”

R3エルガイムMk-IIを語る上で欠かせないのが、内部構造「ムーバルフレーム」。
これは外装の内側に仕込まれたメカフレームで、組み立ての大半を占める緻密な構造です。

脚部のフレームはとくに見応えがあり、シリンダー状パーツや可動ジョイントが複雑に組み合わさります。まるで整備途中のメカを組み上げているような感覚で、作りながら「これがリアルロボットの真髄か」と感じさせられる瞬間があるほど。

このフレームは単なる飾りではなく、外装を取り付けても可動を支える重要な基盤になります。細部にはゴムパーツでケーブルが通され、可動とリアリティを両立。脚を動かしたときのしなやかさは、他のプラモデルではなかなか味わえません。


組み立て難易度は中〜上級者向け?でも満足度は極めて高い

正直に言うと、R3エルガイムMk-IIの組み立てはやや骨が折れます。パーツ数が多く、説明書をしっかり読まないと迷う部分もあるからです。
ただ、それを乗り越えた先の達成感は格別。フレームを作り込み、装甲をはめていくたびに、立体としての密度が上がっていくのが実感できます。

パーツの合いは精度が高く、塗装せずとも美しい仕上がりに。成形色の色分けも秀逸で、素組みでも十分に満足できる完成度です。とはいえ、一部は単色成形なので、こだわるなら軽い塗装やスミ入れで表情を加えるのもおすすめです。

また、合わせ目が目立つ箇所(特にバスターランチャーなど)もあるため、丁寧に処理すれば一気に完成度が上がります。
組み立てを通して“模型を作る喜び”を強く感じられるキットといえるでしょう。


可動性能とポージングの自由度を徹底チェック

完成後のR3エルガイムMk-IIは、スタイルの良さと可動の両立が見事。
肩や腹部の関節がしっかり可動し、自然な立ち姿や武器構えポーズもスムーズに決まります。膝は二重関節構造で、深く曲げることが可能。立膝ポーズも安定して取れるため、動きのあるディスプレイにも対応します。

足首の引き出し機構も優秀で、前後左右に柔軟な角度が付けられます。特に巨大なランチャーを構えた際の重心調整がしやすく、見た目以上にバランスの良い設計です。

股関節の可動域も広く、アクションベースを使えば空中ポーズも自在。重量バランスに優れた脚部設計のおかげで、安定感のあるディスプレイが楽しめます。


圧巻のギミック「ランドブースタープローラー」への変形

R3エルガイムMk-IIの真骨頂は、なんといっても“ランドブースタープローラー”形態への変形ギミック。
脚部やバックパックを展開・組み替え、全体を再構成することで劇中の変形を忠実に再現できます。

単なる差し替えではなく、各関節の可動やパーツの展開を組み合わせて変形させるため、構造的にも非常に凝っています。変形後の姿も美しく、ディスプレイスタンドを使えば空中シーンの再現も可能です。

このギミックは、R3シリーズが“見せるだけの模型”ではなく“動かして楽しめるロボットモデル”を目指していることの象徴でもあります。


外装の仕上がりと色分けの美しさ

装甲パーツの造形も見逃せません。R3エルガイムMk-IIは、成形色による色分けが優秀で、白・青・赤・グレーといった主要色がほぼ完璧に再現されています。
背面や脚部のモールドも細かく、光を受けたときの陰影が立体感を際立たせます。

また、外装を取り付けてもフレームの密度がしっかり残り、“中身の詰まったロボット”という印象を与えます。裏打ちパーツのディテールも細かく、素組みのままでも見応え十分。トップコートを吹くだけで、ぐっと完成度が増す仕上がりです。


R3エルガイムMk-II ヘビーメタルコーティングVer.で味わう重厚感

再販版として登場した「R3エルガイムMk-II ヘビーメタルコーティングVer.」も人気を集めています。
メッキ調の外装とグロス成形によって、通常版とは一線を画す重厚な輝きを放つ仕様。金属的な光沢が加わることで、まさに“ヘビーメタル”という名にふさわしい存在感に仕上がっています。

内部フレームとのコントラストが強調され、メカニカルな美しさを際立たせる一方、扱いには少し注意が必要。メッキ面に指紋が付きやすいため、手袋を使って組むとより綺麗に仕上げられます。


R3エルガイムMk-IIを作って感じた“リアルロボットの原点”

組み上がったR3エルガイムMk-IIを眺めていると、1980年代のリアルロボットデザインが持つ魅力をあらためて感じます。シャープなライン、機能性を意識したディテール、そして機械としての説得力。
これらを現代の技術で再現したこのキットは、まさに“リアルロボットの原点”を現代に蘇らせた存在です。

作りながら、「この時代にこんな構造を設計していたのか」と驚かされる部分も多く、設計思想そのものに感心させられます。模型としての完成度はもちろん、作品そのものへのリスペクトも感じられる逸品です。


まとめ:R3エルガイムMK2の魅力を体感しよう

R3エルガイムMk-IIは、ただのプラモデルではありません。
精密なフレーム構造、可動とギミックの融合、そして仕上がりの美しさ。どれを取っても“作る楽しさ”と“眺める喜び”を兼ね備えたキットです。

組み立ては確かに手間がかかりますが、そのぶん完成したときの達成感は格別。素組みでも満足でき、塗装やディテールアップで自分だけの一体に仕上げることもできます。

「重戦機エルガイム」が好きな人も、リアルロボットの構造美に惹かれる人も、ぜひこのR3エルガイムMk-IIを手に取ってみてください。
あなたの手の中で、80年代ロボットの魂が再び動き出すはずです。

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