Bluetoothでお気に入りの有線イヤホンを使いたい──そんな願いを叶えてくれるのが、FiiO UTWS5 2025。
2025年版として登場したこのモデルは、従来機からさらに進化を遂げ、音質・操作性・耐久性のすべてが向上しています。
この記事では、実際の使用感や特徴を交えながら、UTWS5 2025の魅力を徹底レビューします。
UTWS5 2025とは?概要と注目ポイント
UTWS5 2025は、リケーブル対応イヤホンをワイヤレス化できるBluetoothレシーバーです。
耳掛け型のユニットを左右のイヤホンに装着するだけで、ケーブルレスの完全ワイヤレス体験が可能になります。
最大の特徴は「高音質を損なわない設計」です。
多くのBluetoothアダプタが音質面で妥協を強いられてきた中、UTWS5 2025はDACチップやアンプ構成にこだわり、まるで有線のようなクリアな音を再現します。
IEM(インイヤーモニター)を愛用している音楽ファンにとって、まさに理想的なワイヤレス化アイテムと言えるでしょう。
音質:有線に近い解像度と立体感
UTWS5 2025は、旭化成エレクトロニクス製の「AK4332 DAC+アンプチップ」を左右それぞれに搭載。
Bluetooth受信後のアナログ出力を高精度で処理し、音の立体感と透明感を両立しています。
特に印象的なのは、中高域の抜けと低域の締まり。
ボーカルは明瞭で近く感じられ、シンバルやストリングスも自然に広がります。
低音は過剰に膨らむことなく、芯のある質感をキープ。
いわゆる“有線ライクなサウンド”をBluetoothで再現できている点は特筆すべきです。
対応コーデックも充実しており、SBC・AAC・aptX・aptX Adaptive・LDAC・LHDCとほぼ全方位対応。
ハイレゾ音源を再生する際も、LDACやLHDC接続で最大96kHz/24bitの高解像再生が可能です。
スマートフォンがSnapdragon Sound対応なら、ワイヤレスでも極めて高品質なサウンドを楽しめます。
充電方式と防水性能が大幅進化
前モデルからの大きな進化点のひとつが「非接触型ワイヤレス充電方式」です。
従来は金属接点で充電していたため、汗や湿気による腐食が問題でした。
しかしUTWS5 2025では接点が不要となり、長期間使用しても酸化や接触不良の心配がありません。
さらに防水性能はIPX4相当をクリア。
ランニングや通勤時の汗、軽い雨程度なら気にせず使える設計になっています。
耐久性を重視する人にも安心の仕上がりです。
装着感と操作性:自然で安定したフィット感
イヤーフック型のデザインは、耳の形に沿うように柔軟性のある素材で作られています。
長時間装着しても圧迫感が少なく、落下の不安もありません。
フィット感の良さは、特に外出時やジムでの利用において大きなメリットです。
操作面では、左右の本体に大きめの物理ボタンを採用。
タッチ式と違い、誤動作が少なく確実に操作できます。
再生・停止・音量調整・曲送り・通話などを直感的に行えるため、スマートフォンを取り出す回数も減ります。
また、マルチポイント接続にも対応。
スマートフォンとタブレット、あるいはノートPCといった2台のデバイスを同時に接続できるため、仕事とプライベートの切り替えもスムーズです。
バッテリー性能:通勤や外出には十分な持続力
UTWS5 2025の連続再生時間は、レシーバー単体で最大8時間(AAC使用時)。
実際の使用では、LDACなどのハイレゾコーデックを使うと4〜5時間程度ですが、日常使いには十分なスタミナです。
充電ケースを併用すれば、合計20時間前後の使用が可能。
外出先や出張でも安心して使えます。
ケース自体もコンパクトで、ポケットやバッグに収まりやすいサイズ。
USB-CポートとQiワイヤレス充電の両方に対応しているため、ケーブルレスでの充電も簡単です。
アプリ連携:EQ設定やアップデートも自在に
FiiO専用アプリ「FiiO Control」との連携も、UTWS5 2025の大きな強みです。
アプリを通じて、以下のようなカスタマイズが可能です。
- 10バンドのパラメトリックEQによる音質調整
- Bluetoothコーデックや出力設定の変更
- ファームウェアアップデート
- 操作ボタンのカスタマイズ
EQ機能は特に自由度が高く、自分好みのサウンドを作り込めます。
ただし、設定項目が多いため初めて使う人は少し慣れが必要かもしれません。
それでも細部まで音を追い込みたい人には、非常に便利なツールです。
実際の使用感と口コミ
実際に使ったユーザーの声を見てみると、音質や使い勝手への評価が高い傾向にあります。
「LDAC接続での解像度がすごい」「ボーカルがクリアで定位感が良い」といったレビューが多く、
有線イヤホンをそのまま活かせる点を高く評価する意見が目立ちます。
一方で、「LDAC使用時に稀に音が途切れる」「アプリの動作が少し重い」といった課題も報告されています。
ただし、接続安定性は周囲の電波環境に左右されやすく、スマートフォン側のBluetooth性能にも依存するため、一概に製品の欠点とは言い切れません。
マイク品質に関しては「通話はできるが音質は平均的」との声が多く、ビジネス通話中心の用途よりも音楽再生重視の設計といえます。
価格とコスパ:プレミアムだが納得の品質
UTWS5 2025の販売価格は国内で約3万円前後。
ワイヤレスアダプタとしてはやや高価ですが、音質・機能・耐久性を考慮すると妥当と感じるユーザーが多いようです。
特に既に高品質なイヤホンを持っている人にとっては、買い替えよりもリーズナブルな選択肢になります。
海外サイトでは2万円台で購入できるケースもあり、輸入コストを抑えたい場合は選択肢に入るでしょう。
ただし、保証やサポート体制を重視するなら、国内正規品の購入がおすすめです。
UTWS5 2025はどんな人におすすめか
UTWS5 2025は、以下のようなユーザーに特に向いています。
- 手持ちの有線イヤホンをワイヤレス化したい人
- ハイレゾ音源をBluetoothでも高音質で聴きたい人
- 装着感や耐久性を重視する人
- 音質チューニングを自分で楽しみたい人
逆に、音声通話中心で使う人や、完全ワイヤレスイヤホンの手軽さを最優先する人には少しオーバースペックかもしれません。
UTWS5 2025は「音楽をより良い環境で楽しむための機材」として、オーディオ志向のユーザーにぴったりの製品です。
まとめ:UTWS5 2025の性能や特徴を徹底レビューで紹介
UTWS5 2025は、Bluetoothレシーバーの中でもトップクラスの完成度を誇るモデルです。
デュアルDAC構成による高音質、非接触型充電の耐久性、LDAC対応のハイレゾ再生、そして自然な装着感。
どの点を取っても、2025年時点でのワイヤレスアダプタの到達点といえます。
有線イヤホンを手放せないけれど、ケーブルの煩わしさから解放されたい。
そんな願いを叶えてくれるのが、このUTWS5 2025です。
音楽を純粋に楽しみたい人にこそ、一度試してほしいモデルといえるでしょう。
