ASUSのゲーミングモニター「VG27AQ3A」は、発売以来、コスパの良さと万能さで注目を集めています。
実際に使ってみると、その人気の理由がしっかりと納得できるものでした。この記事では、スペックや機能だけでなく、実際の使用感や気になるポイントまでを正直にレビューします。
TUF Gaming VG27AQ3Aとは?基本スペックをざっくり紹介
VG27AQ3Aは、ASUSのTUF Gamingシリーズに属する27インチのゲーミングモニター。
解像度はWQHD(2560×1440)で、ゲームでも作業でも扱いやすいバランスの良いサイズ感です。
主なスペックは以下のとおり。
- パネル:Fast IPS
- 解像度:WQHD(2560×1440)
- リフレッシュレート:最大180Hz
- 応答速度:1ms(GTG)
- HDR10対応
- Adaptive-Sync(FreeSync Premium / G-SYNC Compatible)対応
- sRGBカバー率:約130%
- 入出力端子:DisplayPort 1.4 ×1、HDMI 2.0 ×2、ヘッドホン出力
- 内蔵スピーカー:2W ×2
ゲーミング用としてはもちろん、動画編集や一般作業にも十分対応できるスペックです。
実際の使用感:180Hzの滑らかさはやはり強力
このモニターを使って最初に感じたのは、動きの滑らかさ。
180Hzの高リフレッシュレートは、マウスのカーソル操作からすでに違いが分かります。
特にFPSやTPSなど動きの激しいゲームでは、144Hzモデルよりも一段上の滑らかさが体感できました。
応答速度1msの効果も大きく、敵の動きやカメラの切り替え時に残像をほとんど感じません。
DisplayPort接続で180Hzを有効にすれば、描写のブレが最小限に抑えられ、照準の追従性が抜群です。
HDMI接続だと最大144Hzまでになりますが、コンソール機で遊ぶ分には十分。
ただし、PCゲーマーならDisplayPortケーブルを使う方が断然おすすめです。
Adaptive-SyncとELMB Syncの実力
VG27AQ3Aの魅力は「可変リフレッシュレート」と「残像低減」を両立できる点にもあります。
Adaptive-Syncによって映像のズレ(ティアリング)を防ぎ、G-SYNC CompatibleやFreeSync Premium環境でも安定した描写が可能です。
加えて、ASUS独自のELMB Syncは、モーションブラー(残像)を低減しながら可変リフレッシュを併用できる機能。
高速で動くシーンでもシャープな映像を維持できるため、Apex LegendsやValorantのような競技系タイトルでは特に効果を実感します。
色再現と画質:広色域IPSの自然な発色
IPSパネルらしく発色は非常に自然で、視野角も広く、どの角度から見ても色の変化が少ないです。
sRGBカバー率は約130%と広く、一般的なゲーミングモニターよりも鮮やかな表示が可能です。
映像編集や写真の確認など、正確な色が求められるシーンにも使えます。
ただし、HDR10対応とはいえ、HDRの効果は控えめ。
輝度が最大250cd/m²と標準的なため、「明暗の迫力」という点では上位モデルほどではありません。
それでもHDR映像をオフにした状態でも自然で見やすい画面なので、長時間の使用にも向いています。
長時間使用しても疲れにくい設計
ブルーライト軽減機能やフリッカーフリー設計など、目への負担を軽減する機能も標準搭載。
特にブルーライト軽減は、夜間の作業やゲームプレイ時に目がチカチカしにくく、疲れが残りにくい印象です。
モニター表面はノングレア(非光沢)仕様。
反射を抑え、映り込みによる集中力の低下も防いでくれます。
光源のある環境でも快適に使える点は地味ながら大きなメリットです。
デザインと使い勝手
外観はTUFシリーズらしい堅実なデザインで、ゲーミングらしさを出しつつも派手すぎない印象。
スタンドはティルトとスイベルに対応し、視線に合わせた微調整が可能です。
ただし、ピボット(縦回転)には対応していないため、縦画面用途には別途モニターアームが必要になります。
背面にはVESA 100×100mmマウントも備えており、モニターアームや壁掛けにも対応。
ケーブル類もすっきりまとめやすく、デスク上の見た目を崩しません。
内蔵スピーカーはおまけ程度
2W×2のスピーカーを内蔵していますが、正直なところ音質は控えめです。
通知音や軽いBGM再生には十分ですが、ゲームの臨場感や映画の音を楽しむには物足りない印象。
そのため、多くのユーザーは外部スピーカーやヘッドホンを併用しています。
音にこだわる人は、別途オーディオ環境を整えるのがおすすめです。
コスパで見るVG27AQ3Aの価値
現在の実売価格はおおむね3万円台前半〜中盤。
この価格でWQHD・180Hz・1ms・Adaptive Sync・広色域IPSを備えている点は驚異的です。
同価格帯ではスペックが抑えられたモデルも多く、VG27AQ3Aはまさに「全部入り」のバランス型モニターといえます。
競合モデルと比べても、リフレッシュレートや発色の面で優位に立ちやすく、
「初めてのゲーミングモニター」としても、「買い替え用の中堅モデル」としてもおすすめできます。
購入前に知っておきたい注意点
VG27AQ3Aは非常に完成度の高いモデルですが、いくつか注意点もあります。
- HDMI接続では180Hzが使えず最大144Hzまで。
- ピボット(縦回転)は非対応。
- HDRの明暗表現は上位モデルほど強くない。
- スピーカー音質は最低限。
これらを理解したうえで、自分の用途に合っているかを判断するのがポイントです。
ゲーム中心で、映像表現に過度な期待をしないなら間違いなく満足できる性能です。
実際に使ってわかったメリット・デメリットまとめ
メリット
- 180Hz+1msの高速描写でゲームが滑らか
- 広色域IPSパネルで色が鮮やか
- Adaptive-Sync / ELMB Sync対応でブレ・カクつきを抑制
- コスパが非常に高い
- 長時間使用でも目が疲れにくい
デメリット
- HDR表現は控えめ
- ピボット非対応
- 内蔵スピーカーの音質が弱い
総合的に見ると、価格以上の満足感が得られるモニターです。
特にPCゲームを中心にプレイする人には、滑らかな映像と快適な操作感が強く印象に残るはずです。
まとめ:vg27aq3aの機能や性能を実際に使ってレビューまとめ
VG27AQ3Aは、ミドルクラスの価格でハイエンドに迫る機能を持つゲーミングモニター。
180Hzの高リフレッシュレート、1msの応答速度、広色域IPSパネルと、
ゲームにも日常用途にもマッチする万能な仕上がりです。
完璧ではない部分もありますが、3万円台でこのクオリティなら満足度は非常に高い。
「リフレッシュレートの高さでゲームがここまで変わるのか」と感じられる一台です。
これからゲーミングモニターを導入する人や、144Hzからの乗り換えを考えている人には、
VG27AQ3Aは間違いなく検討に値するモデルだと思います。
