スマートウォッチ市場はここ数年で大きく進化しています。その中でも、コスパの高さと機能性のバランスで人気を集めているのがXiaomiのウォッチシリーズ。今回は最新モデル「Xiaomi Watch S4」を実際に使い込み、前モデル「Xiaomi Watch S3」との違い、進化点、そして性能差を徹底的にチェックしました。
Xiaomi Watch S4はどんなスマートウォッチ?
まずは概要から。Xiaomi Watch S4は2025年に登場した最新のスマートウォッチで、前作S3の弱点をしっかり改善しながら、より“使いやすい日常ギア”へと進化しています。
見た目の印象は、シリーズらしいシンプルで洗練されたデザインを維持しつつ、全体的に軽やかで高級感のある仕上がり。47mmモデルではアルミニウム合金ボディ、41mmモデルではステンレススチールを採用しており、サイズ・素材の選択肢が広がりました。
特に注目すべきは「軽さと質感の両立」。重量は44〜47g程度と非常に軽く、長時間の装着でもストレスを感じにくい点が好印象です。デザインの完成度が高く、スーツにもカジュアルにも自然に馴染みます。
ディスプレイの進化が圧倒的
S4の最大の進化点は、間違いなくディスプレイです。1.43インチAMOLEDディスプレイを搭載し、解像度は466×466ピクセル。さらに、最大輝度が前モデルの約600nitから“1500〜2200nit”へと大幅に向上しました。
この違いは屋外で特に実感できます。直射日光下でも画面がしっかり見えるので、ジョギング中やサイクリング時の視認性が圧倒的に良くなっています。ウォッチフェイスの表示もくっきりしており、写真やグラフも鮮やか。見た目の完成度が一気に引き上げられています。
また、ベゼルがさらに薄くなり、画面が腕いっぱいに広がるような感覚も。視覚的な満足度はシリーズ最高と言っていいでしょう。
操作性を変えた「回転クラウン」
従来モデルではタッチ操作中心でしたが、Xiaomi Watch S4には「回転式クラウン」が新たに搭載されました。これがかなり便利です。
メニューのスクロール、文字盤の切り替え、音量調整などをスムーズに行えるので、タッチ操作だけのときよりも快適さが段違い。特に手袋をしているときや、指先が汗で反応しづらい状況では重宝します。
このクラウン操作はApple WatchやGalaxy Watchにも採用されている仕組みですが、S4ではしっかりチューニングされており、カチカチとした感触も心地よく、機械的な精度を感じます。
健康・フィットネス機能も大幅アップデート
Xiaomi Watch S4は健康モニタリング機能がさらに充実しました。これまでの心拍数、血中酸素、ストレス計測に加え、睡眠リズムや呼吸の質までトラッキングできます。
特に睡眠モニタリングはアルゴリズムが刷新され、浅い睡眠・深い睡眠・レム睡眠の判定精度が上がっています。アプリ上ではグラフで推移が見られるほか、改善アドバイスも表示されるので、日々の生活改善に役立ちます。
また、150種類以上のスポーツモードを搭載し、デュアルバンドGNSSにより位置情報の精度が向上。ランニング、登山、サイクリングといった屋外スポーツで、ズレが少なく正確にルートを記録できます。
健康志向のユーザーはもちろん、トレーニング管理を重視する層にも満足度の高い内容です。
バッテリー性能はどう変わった?
バッテリー持ちは前モデル同様に約15日間。高輝度ディスプレイや常時測定機能を考えれば、十分な水準です。急速充電にも対応しており、30分ほどで一気にチャージできるのもありがたいところ。
S3では最大20日ほど使えたというユーザーもいましたが、S4は明るいディスプレイと強化センサーを積んでいるため、その分電力消費が増えています。ただ、実用面で不便に感じるほどの差はなく、トータルで見ればむしろ性能と電池寿命のバランスが良くなった印象です。
OS・アプリ連携がよりスマートに
Xiaomi Watch S4は最新のHyperOSを採用し、UIの滑らかさやレスポンスが改善されています。メニュー遷移もスムーズで、通知確認から音楽操作までストレスがありません。
さらに、Mi Fitnessアプリとの連携でデータの可視化も強化。StravaやSuuntoなどの外部サービスとも連携でき、運動データを他のプラットフォームでも共有可能です。
通知の反応も速く、メッセージ内容を直接確認できるなど、日常使いの利便性が確実に上がりました。ビジネス用途でも十分に使える完成度です。
デザイン面の違いと使用感
S4はデザイン面でも細かなブラッシュアップが行われています。全体的にラグ(ベルト取り付け部分)が短くなり、手首へのフィット感が良くなりました。加えて、フレームの仕上げが上質になり、チープさが消えた印象です。
47mmモデルはスポーティーな印象、41mmモデルはよりエレガント。どちらも交換バンドに対応しており、レザーやナイロンなど好みに合わせてカスタマイズできます。
ディスプレイガラスには強化ガラスを使用しており、日常の擦れや軽い衝撃には十分耐えられる作り。防水性能も5ATM(水深50m)で、手洗いや水泳中も問題なく使えます。ただし、温泉やサウナなど高温環境では非推奨です。
Xiaomi Watch S3との違いを整理すると?
S4とS3の違いを簡潔にまとめると、以下の通りです。
- 最大輝度:600nit → 1500〜2200nit
- ディスプレイ比率:ベゼルが薄くなり視認性アップ
- 操作性:回転クラウン新搭載
- GNSS:シングル → デュアルバンド対応
- 睡眠モニタリング精度向上
- ケース素材・サイズの選択肢が増加
- HyperOS搭載で操作レスポンス改善
これらを踏まえると、S4は単なるマイナーチェンジではなく、確実なステップアップモデルといえます。特に視認性や操作性の変化は、毎日使う上で体感できるほどの差。買い替えを迷っている人でも、納得感のあるアップグレードです。
価格とコストパフォーマンス
価格は約2万円前後(47mm/41mmともに市場価格変動あり)。この性能でこの価格帯は、他メーカーと比べてもかなり良心的です。
Apple WatchやGalaxy Watchが5万円以上する中、S4は“必要十分な機能をリーズナブルに手に入れられる”モデルとして注目を集めています。特に初めてスマートウォッチを使う人、コスパ重視派、そしてXiaomi製品ファンにとって理想的な選択肢です。
実際に使って感じたこと
日常生活で使ってみると、まず感じるのは操作の滑らかさ。タッチ反応が正確で、クラウン操作も直感的。通知確認も素早く、スマホを取り出す回数が減ります。
また、健康データの見やすさも印象的。アプリ内でグラフ化されたデータは一目で理解でき、生活リズムの改善にも役立ちました。特に睡眠スコアの変化を追うのが楽しく、健康意識が自然と高まるような設計になっています。
Xiaomi Watch S4レビューまとめ:前モデルからの進化は本物
Xiaomi Watch S4は、ディスプレイ・操作性・健康機能・測位精度といったあらゆる面で進化を遂げたスマートウォッチです。
前モデルXiaomi Watch S3からのアップグレードを検討している人には、十分“買い替える理由がある”と断言できます。
高輝度ディスプレイで視認性が大幅に向上し、回転クラウンで操作も快適。健康データの精度も高まり、デザインもより洗練されました。しかも価格は据え置きに近い水準。
総合的に見て、Xiaomiらしい高コスパモデルとして完成度の高い1本に仕上がっています。
「Xiaomi Watch S4 レビュー」を探している人には、間違いなくおすすめできる一台です。
スマートウォッチに何を求めるかで評価は変わりますが、日常を便利に、健康をより身近に感じさせてくれる相棒として、S4はその期待に応えてくれるでしょう。
