ガンプラ好きなら一度は気になる「RG(リアルグレード)」シリーズ。
1/144スケールながら、マスターグレード(MG)にも匹敵する精密さと可動性を誇る人気ラインです。
でも実際のところ、「組みやすいの?」「動かしても壊れない?」と気になる方も多いはず。
この記事では、RGシリーズを実際に組んで感じた完成度・組みやすさ・可動性を中心に、リアルな使用感を徹底レビューします。
RGシリーズとは?精密さと可動性を両立した“1/144の最高峰”
RG(Real Grade)は、2010年にガンダム30周年を記念して誕生したシリーズ。
「小さくても本格的」というコンセプトのもと、1/144スケールにMG級の構造とディテールを詰め込んだのが最大の特徴です。
内部には「アドバンスドMSジョイント」と呼ばれるフレーム構造が組み込まれており、HGシリーズとは一線を画す可動範囲を実現。
さらにパーツの色分けやマーキングも細かく、素組みでも高級感のある仕上がりになります。
シリーズ初期は「RG RX-78-2 ガンダム」から始まり、RG Zガンダム、RG ストライクフリーダム、RG ユニコーンガンダム、RG サザビーなど、多くの人気機体が続々登場。
それぞれに異なる可動ギミックやデザインアプローチが採用されており、コレクションとしての満足度も高いのが魅力です。
組みやすさは?細かいけど、慣れれば楽しい“作りごたえ系”
RGシリーズを語る上でまず気になるのが、組みやすさ。
結論から言うと、RGはHGのように「サクサク組める」シリーズではありません。
ただし、それが“面倒”というよりも、“作る喜びを味わえる”方向に寄っています。
各パーツが非常に細かく、パチンとはめ込むだけで高精度に仕上がるよう設計されています。
ゲート跡が目立ちにくいアンダーゲート仕様も多く、きれいに組める点は好印象。
とはいえ、パーツの扱いには繊細さが必要で、ピンセットや細かい工具を使うとよりスムーズです。
初心者がいきなり挑戦するには少しハードルが高いかもしれませんが、HGを数体組んだ経験があれば問題なし。
説明書は非常に丁寧で、パーツの向きや順番も細かく指示されています。
とくに脚部や腰の関節まわりは複雑なので、焦らず1工程ずつ進めるのがコツです。
一部のキット(初期のRG Zガンダムなど)はフレームが緩くなりやすいという声もありますが、最近のキットでは改善されており、組みやすさも格段に向上しています。
可動性は?ポージングの自由度が圧倒的
RGシリーズ最大の魅力ともいえるのが可動性の高さ。
肩、腰、脚部に至るまで細やかに動かせるため、ポージングの幅が広く、動かしていて本当に楽しい。
たとえば「RG ガンダムエピオン」では、肩アーマーや脚の開脚幅が非常に広く、格闘ポーズが決まります。
また、内部フレームの関節保持力がしっかりしており、ポーズを取らせても“ピタッ”と止まるのが快感。
「RG ユニコーンガンダム」では、変身ギミックを1/144サイズで実現しており、デストロイモードへの変形も滑らかです。
一方で、古いRG エールストライクなどは関節がややゆるく、重い武器を持たせると下がってしまうことも。
それでも、最新キットでは保持力や関節構造が見直され、ストレスのない可動を楽しめるようになっています。
ディテールの完成度:塗装なしでも映える精密設計
RGシリーズのディテールは、まさに「1/144スケールの限界突破」。
各パーツには細かいモールドやパネルラインが刻まれ、マーキングシールを貼るだけで情報量がぐっと増します。
塗装をしなくても色分けが驚くほど細かく再現されているため、素組み派でも満足度が高い。
光の当たり方によってパネルの質感が微妙に変わるなど、完成後の見映えも抜群です。
特に「RG サザビー」はその代表格。
大型キットながらディテールと可動性のバランスが素晴らしく、重量感と緻密さを両立した名作と評されています。
また、「RG トールギス」ではMGライクな設計が採用され、内部構造がしっかりしているため、安定してポージングが可能。
どのキットも“飾って楽しい・動かして楽しい”という二面性を持っているのが、RGシリーズの魅力です。
初心者が注意すべきポイント
RGシリーズは完成度が高い反面、扱い方を誤るとストレスが溜まることもあります。
特に初心者が押さえておきたいポイントをいくつか挙げておきます。
- ニッパーは切れ味の良いものを使う:パーツが細かいため、粗い切り方をすると白化しやすい。
- 説明書をよく確認する:パーツの左右や裏表が複雑で、間違えるとやり直しが大変。
- 無理に力を入れない:関節の差し込みが固い場合もあるが、力任せに押すと破損リスクあり。
- アクションベースを活用する:大型キットや重武装機体は、ベースがあると安定感が増す。
こうした点に気をつければ、RGはむしろ“組む楽しさ”を強く味わえるシリーズです。
人気キットと評価傾向
多くのファンレビューから特に評価が高いとされるRGキットをいくつかピックアップします。
- RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0:可動・ディテール・安定感のバランスが最高。
- RG サザビー:1/144でこの密度は異常といわれるほどの完成度。
- RG νガンダム:重量バランスが良く、ポーズが決まりやすい。
- RG トールギスEW:フレーム剛性が高く、安定感抜群。
- RG ゴッドガンダム:組みやすく動かしやすい、新世代RGの象徴。
いずれも「組んで楽しい」「動かして映える」要素を高いレベルで実現しています。
特に近年のRGは、**初期の弱点を克服した“完成されたシリーズ”**といってよいでしょう。
RGシリーズの魅力を改めて整理
RGを組んで感じるのは、単なるプラモデル以上の“精密な工芸品”に近い存在感です。
HGの手軽さ、MGの本格さ、その中間を狙いながらも、どちらとも違う“1/144の極致”という立ち位置。
細かいパーツを丁寧に組み上げ、少しずつ形が見えてくる時間は、まるで“機体を整備しているような感覚”。
完成したときの達成感は、他のシリーズでは味わえない特別なものです。
飾って良し、動かして良し、眺めて良し。
それがRGシリーズの醍醐味といえるでしょう。
まとめ:ガンプラ レビュー RGシリーズは“精密さと遊び心”の集大成
RGシリーズは、ガンプラの中でもディテール・可動性・作りごたえのバランスがもっとも取れたラインです。
確かにパーツは細かく、慎重さが求められます。
しかし、その分だけ完成後の満足感は圧倒的。
最新キットでは関節構造や組みやすさも進化しており、今や中級者だけでなく、ステップアップを目指す初心者にもおすすめできるシリーズになりました。
あなたが「次に作る一体」を探しているなら、RGシリーズは間違いなく有力候補です。
組み立ての過程そのものが楽しく、完成後は動かしても眺めても楽しめる。
“リアルグレード”という名にふさわしい、ガンプラの進化系をぜひ体験してみてください。
