清澄白河の小さな路地裏にある「チーズのこえ」。
一見、控えめで落ち着いた店構えですが、チーズ好きの間では密かに“聖地”と呼ばれている場所です。
北海道産ナチュラルチーズを専門に扱うこの店は、全国からファンが訪れるほどの人気ぶり。
今回はその魅力や味の特徴、実際の口コミ評価まで、まるごとレビューしていきます。
北海道チーズの魅力を伝える専門店「チーズのこえ」とは?
「チーズのこえ」は2015年、東京都江東区清澄白河にオープンしました。
店を立ち上げたのは北海道出身の今野徹さん。
元・北海道庁職員として酪農や農政に関わってきた経歴を持つ人物です。
彼が掲げる理念は、店名そのままの「チーズの声を聴く」。
つまり、生産者と消費者の間に立ち、チーズが持つ個性や背景を“声”として伝えることを大切にしています。
店内に入ると、スタッフが一人ひとりの好みを聞きながらおすすめを提案してくれる「チーズコンシェルジュ」スタイル。
チーズ初心者でも安心して楽しめる雰囲気が特徴です。
チーズがずらりと並ぶショーケースには、北海道各地から届いた個性豊かなチーズが50種類前後。
年間を通して扱う種類はなんと300を超えるといわれています。
店内に漂う“北海道”の香りとストーリー
チーズのこえに一歩足を踏み入れると、鼻をくすぐるのはミルクと発酵のやわらかな香り。
壁には生産地マップや工房の紹介が並び、どのチーズがどこで、誰の手によって作られたかがひと目でわかります。
たとえば、道東の小さな工房で作られる「槲(かしわ)プレミアム」は、長期熟成による深みのある味が特徴。
ひと口食べると、ナッツのような香ばしさとほのかな酸味が広がります。
一方、リコッタやカッテージのようなフレッシュタイプは軽やかで、ミルクの甘みをダイレクトに感じられます。
こうした味の違いを、スタッフが丁寧に説明してくれるのもこの店ならでは。
「このチーズはこのワインと合いますよ」といった提案もあり、まるでワインバーのような会話が楽しめます。
チーズを“買う”だけでなく、“体験する”場所としてリピーターが増えている理由です。
「チーズのこえ」で人気のアイテムを実食レビュー
多くの来店者が口を揃えておすすめするのが、店頭限定のソフトクリーム。
使用しているのは北海道の牧場から届いた搾りたての生乳に砂糖だけというシンプルな構成。
余計な香料や添加物を一切使わないことで、素材本来のミルク感が際立っています。
実際に食べてみると、舌に触れた瞬間に濃厚なコクが広がり、それでいて後味は驚くほどさっぱり。
“東京で一番おいしいソフトクリーム”という口コミも納得です。
甘すぎず、ミルクの自然な風味が口いっぱいに広がる幸せな味わいでした。
もうひとつの人気商品が、北海道の工房から届く「オホーツクおこっぺ発酵バター」。
軽くトーストに塗るだけで芳醇な香りが立ち、ミルキーで柔らかな口溶けが楽しめます。
チーズだけでなく、こうした乳製品の取り扱いがあるのも魅力のひとつです。
口コミから見えてくる「チーズのこえ」の評判
SNSや口コミサイトでは、「チーズのこえ」に関するレビューが数多く投稿されています。
全体的な評価は高く、特に多いのが以下のような意見です。
- 「どのチーズも味に個性があって美味しい」
- 「スタッフが丁寧に説明してくれて初心者でも選びやすい」
- 「ソフトクリームが濃厚で忘れられない」
チーズ専門店というと敷居が高そうな印象を持たれがちですが、この店はむしろ温かみのある雰囲気。
訪れる人の多くが「思わず笑顔になった」と語ります。
一方で、ごく少数ですが「接客が冷たく感じた」という意見もあります。
ただしこれは担当者や状況による個人的な印象が大きく、全体の評価を左右するものではありません。
むしろチーズの品質と味わいに関しては、圧倒的に肯定的なコメントが多数を占めています。
清澄白河という街と「チーズのこえ」の相性
「チーズのこえ」がある清澄白河は、カフェやギャラリーが点在する落ち着いたエリア。
休日の散歩コースとして人気があり、チーズのこえもその流れで立ち寄る人が多いようです。
店の外観は木の温もりを感じるナチュラルなデザイン。
ドアを開けると、ガラス越しに並ぶチーズと冷蔵ケースの輝きに思わず目を奪われます。
観光地のような派手さはなく、それがかえって上質な時間を演出しています。
チーズを購入したあと、近くの公園でピクニックのように楽しむ人も。
清澄白河のゆるやかな空気と、チーズの深い香りがよく似合います。
北海道ナチュラルチーズの魅力を一皿に凝縮
チーズのこえが取り扱うチーズは、すべて北海道産。
牧場や工房ごとに風味や食感が異なり、まるでワインのように“テロワール(風土)”を感じられます。
たとえば道南の牧場のチーズはミルキーで穏やか。
オホーツク地方のチーズは寒冷な気候により旨味が凝縮され、コクの深い味わいになります。
このように地域による違いを食べ比べできるのも、「チーズのこえ」ならではの楽しみ方です。
スタッフにおすすめを聞くと、「今日はこのチーズが旬ですよ」と、まるで果物のように“旬”を教えてくれます。
季節によって乳質が変わるため、同じチーズでも時期によって香りや風味が微妙に違うのです。
そんな繊細な変化を知ることで、チーズの奥深さに一層引き込まれていきます。
こんな人におすすめしたい「チーズのこえ」
・北海道の食文化に興味がある人
・本格チーズを気軽に体験したい人
・ワインやパンと一緒にチーズを楽しみたい人
・プレゼントや手土産にこだわりたい人
「チーズのこえ」は、単なるチーズ販売店ではなく、北海道の“食”をまるごと伝えるセレクトショップのような存在です。
季節ごとにラインナップが変わるため、訪れるたびに新しい発見があります。
また、ギフト用の詰め合わせや地方発送も行っており、自宅でも北海道の味を楽しむことができます。
まとめ:「チーズのこえはどんな味?」に答えるなら
「チーズのこえ」の味を一言で表すなら、“まっすぐでやさしい北海道の味”。
濃厚なのに重たくなく、ひと口ごとに生産者の手仕事を感じるような深みがあります。
ソフトクリームはとろけるようなミルクの甘さ、熟成チーズは香ばしいコクと旨味。
そのどれもが、北海道の風と大地をそのまま閉じ込めたような味わいです。
口コミ評価が高いのも納得のクオリティで、チーズ初心者から愛好家まで幅広く支持されています。
清澄白河の静かな通りで、北海道のチーズ文化を体験できる――
そんな特別な場所が「チーズのこえ」です。
次に清澄白河を訪れたときは、ぜひその“声”を聴きに足を運んでみてください。
