最近、「ゼスプリキウイがスーパーにない」「サンゴールドキウイが見当たらない」という声をよく耳にします。毎年楽しみにしていた人にとってはちょっとショックですよね。
この記事では、ゼスプリキウイが「売ってない」と感じる理由、販売終了の真相、そして今でも購入できる場所について、わかりやすく解説します。
ゼスプリとはどんなブランド？
まずは基本の確認から。
ゼスプリ（Zespri）は、ニュージーランドを拠点とするキウイフルーツのブランドで、世界中で販売されています。日本でもおなじみの「ゼスプリお兄さん」や「キウイブラザーズ」のCMで知られ、輸入キウイ市場では圧倒的なシェアを誇ります。
ゼスプリが扱う主な品種は次の3つです。
それぞれに販売時期や入荷シーズンがあり、年間を通して同じように出回るわけではありません。
この“季節性”こそが、「売ってない」と感じる大きな理由の一つです。
ゼスプリキウイが「売ってない」と感じる理由
1. 販売時期が過ぎているだけ
ゼスプリキウイは、実は一年中店頭にあるわけではありません。
公式の目安では以下のような販売スケジュールになっています。
つまり、冬から春先（1月～3月頃）は出回りにくい“オフシーズン”なのです。
この時期に店頭で見かけないのは「販売終了」ではなく、「次のシーズン待ち」という可能性が高いでしょう。
2. 限定品や数量限定のため早期終了している
ルビーレッドキウイなど一部の品種は数量限定販売で、「なくなり次第終了」と公式に案内されています。
発売開始からわずか数週間で完売してしまうこともあり、気づいたときにはすでに売り切れていた…ということも珍しくありません。
このような“早期終了”が、「販売終了＝終売」と誤解されることも多いのです。
3. 店舗ごとの仕入れ方針や地域差
同じスーパーでも、店舗によって仕入れ品目が異なります。
たとえば、大型スーパーや青果専門店ではゼスプリの取り扱いが続いている一方、地域の小規模店では仕入れを控えているケースもあります。
「近所のスーパーにない＝全国的に終売」とは限らないのです。
また、輸入果実は天候や物流の影響を受けやすいため、ニュージーランドの収穫状況によって一時的に供給が減ることもあります。
4. 他メーカーのキウイが並んでいる
近年、国産や他ブランドのキウイも増えています。
同じ“ゴールドキウイ”でも、国産や他社のものが棚に並んでいると、ゼスプリが「消えた」と感じる人も多いでしょう。
パッケージをよく見ると、実は違うブランドのキウイだった…というパターンも少なくありません。
「販売終了」や「終売」の噂の真相
「ゼスプリキウイは終売した」という書き込みを見かけることがありますが、結論から言うと公式に販売終了の発表は出ていません。
ゼスプリの各品種は、毎年シーズンごとに販売が再開される“定期的な流通商品”です。
ただし、次のような事情から「一時的な販売終了（今季終了）」と誤解されやすい状況は存在します。
- 限定品（特にルビーレッドキウイ）の流通量が少ない
- 輸入スケジュールの関係で一時的に在庫が切れる
- 店舗ごとの仕入れ停止や棚替えが行われる
これらはいずれも「今後再販される可能性が高い」パターンです。
過去にも、一時的に姿を消したあと数か月後に再び登場することが何度もありました。
いつからまた買える？次の入荷シーズンを把握しよう
ゼスプリキウイを確実に手に入れたいなら、“販売時期”を押さえるのが最も確実です。
おおよその目安として、次のように覚えておくと便利です。
特にサンゴールドキウイとグリーンキウイは流通量が多いため、春から夏にかけてが狙い目です。
一方、冬場（1月～3月）はほとんどの品種がオフシーズンなので、見かけない時期でも心配しなくて大丈夫です。
今でもゼスプリキウイを購入できる場所
1. スーパー・青果店
全国のスーパーや青果専門店では、旬の時期になるとゼスプリキウイの専用コーナーが設置されることがあります。
ただし店舗によって入荷タイミングが違うため、見つからない場合は店員さんに確認してみましょう。
「次回入荷予定」や「シーズン開始時期」を教えてもらえることもあります。
2. 通販サイト
ゼスプリキウイはネット通販でも購入可能です。
特にギフト用や特大サイズのセットは、オンライン限定で販売されるケースもあります。
旬の時期には「ゼスプリ サンゴールド」「ゼスプリ ルビーレッド」といった検索キーワードで探してみると、複数のショップがヒットします。
3. 大型量販店・デパート
イオン、イトーヨーカドー、西友などの大型店舗や、百貨店の青果売り場では比較的安定して取り扱いがあります。
特に春から初夏にかけては、キャンペーンや試食販売が行われることもあり、入荷タイミングを狙いやすいでしょう。
品種ごとの特徴と選び方のコツ
せっかくなら、品種ごとの違いも知っておくとより楽しめます。
- グリーンキウイ：さっぱりとした酸味。ビタミンCが豊富で定番中の定番。
- サンゴールドキウイ：酸味が少なく、甘みが強い。トロピカルな香りで人気急上昇中。
- ルビーレッドキウイ：甘酸っぱくベリーのような風味。希少な限定フレーバー。
食べごろの見分け方は、表面を軽く押して“少し柔らかい”状態になったタイミング。
固い場合は常温で数日置くと追熟して甘くなります。
冷蔵庫で長期保存するより、食べる直前に冷やすのがコツです。
「ゼスプリキウイが売ってない」ときの代替案
もしどうしても手に入らない場合は、以下の選択肢を試してみましょう。
- 国産キウイ（愛媛・福岡・静岡などで生産）
冬場に多く出回るため、ゼスプリのオフシーズンを補う存在です。 - 他ブランドのゴールドキウイ
ニュージーランド産でも別ブランドのキウイが輸入されています。味の傾向は似ています。 - ゼスプリの次シーズンまで待つ
ゼスプリはシーズンごとに安定して再登場します。待てば必ず戻ってくるブランドです。
まとめ：ゼスプリキウイが売ってない理由は“終売”ではない
ゼスプリキウイが店頭から消えているように見える理由は、販売時期の終了や数量限定による一時的な品薄が主な原因です。
公式には終売の発表はなく、毎年春から夏にかけて再び販売が始まります。
つまり、「売ってない＝もう買えない」ではなく、「今はオフシーズン」というだけ。
通販サイトや大型店をチェックすれば、まだ手に入る可能性もあります。
季節が巡れば、またあの甘くて爽やかなゼスプリキウイに出会えるはずです。
次のシーズンを楽しみに、見かけたときはぜひ早めにゲットしておきましょう。
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