最近、「トミカ接続道路がどこにも売ってない」という声をよく見かけます。おもちゃ売り場を探しても棚に並んでいないし、ネットでも在庫が減っている。もしかして販売中止?と気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、トミカ接続道路の販売状況や入手方法、そして今後の展望について詳しく紹介します。
トミカ接続道路とは?遊びの幅を広げる重要パーツ
まず、「トミカ接続道路」とはどんな商品かを簡単に整理しておきましょう。
トミカシリーズは、ミニカー単体で遊ぶだけでなく、「道路」や「建物」などのパーツを組み合わせて“街”を作るのが醍醐味。その中で「接続道路」や「つながる道路」と呼ばれるアイテムは、道路を延ばしたり、別のプレイセットとつなげたりできる拡張パーツです。
・直線道路、カーブ、交差点などがあり、自由なレイアウトが可能
・複数のセットを組み合わせて「自分だけの街」を作れる
・トミカタウン 街がひろがる!つながる道路シリーズやハイウェイセットなどとも互換性がある
つまり、トミカシリーズ遊びを“ただの走行”から“街づくり”に広げてくれる、ファンにとって欠かせないアイテムなんです。
「売ってない!」と感じる人が増えている理由
SNSやブログを見ても、「接続道路がどこにも売っていない」「トイザらスにもなかった」といった声が多く見られます。なぜこのような状況になっているのでしょうか。
実店舗での取扱が減少している
ここ数年、量販店やおもちゃ専門店では「接続道路」の取り扱いが減少傾向にあります。家電量販店の玩具コーナーやホームセンターでも在庫を見かける機会が減り、実際にスタッフに確認しても「現在は取り寄せもできない」というケースがあるようです。
理由の一つは、単品パーツの販売が縮小していること。最近のトミカシリーズ商品は、「どうろ+建物+車両」がセットになった“オールインワン型”が中心となっており、道路だけを単体で売るケースが少なくなっています。
ネットでも在庫が少ない
通販サイトを見ても、「在庫なし」「残りわずか」という表示が多く、中古品が定価を上回る価格で出品されていることもあります。新品を探すのが難しく、結果的に「もう生産していないのでは?」と感じる人が増えているようです。
販売中止?それとも流通縮小?真相を整理
では本当に「販売中止」なのでしょうか?調べてみると、公式に「販売終了」と発表されたわけではありません。タカラトミー公式サイトでは、今も「トミカタウン 街がひろがる!つながる道路」シリーズの情報が掲載されています。つまり、“完全な廃盤”ではないのです。
ただし、次のような状況が重なって「実質的に売っていない」と感じる人が増えたと考えられます。
・実店舗の在庫が枯渇している
・新規生産が少ない、または流通が限定的になっている
・セット商品の中にしか含まれなくなった
・中古市場や転売価格が高騰している
このため、「公式には販売中止ではないが、入手が難しい」というグレーな状態になっているのが現実です。
売ってない背景には“遊び方の変化”も
トミカシリーズの中でも「道路パーツ」は古くから人気のカテゴリーですが、最近では子どもの遊び方そのものが変化しています。
・スマホやタブレットでの遊びが増えた
・動画配信やデジタル玩具の人気上昇
・親が「省スペースで片付けやすい玩具」を選びやすくなった
こうした変化により、「大きく広げる道路セット」よりも「コンパクトな一体型セット」が支持される傾向が強まっています。その結果、単体の道路パーツは販売優先度が下がり、取扱が減った可能性があります。
さらに、トミカシステムやトミカハイパーレスキューなど別シリーズが入れ替わりで展開されており、商品ラインナップ全体の整理も影響していると考えられます。
トミカ接続道路を入手する方法
それでも「やっぱり道路パーツが欲しい!」という方に向けて、入手のコツを紹介します。
1. ネット通販をチェックする
最も確実なのは、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどの通販サイト。実店舗では在庫が見つからなくても、ネット上では販売していることがあります。特に「つながるどうろセット」「トミカタウン 街がひろがる!つながる道路」などのセット商品を検索すると、道路パーツを含むアイテムが見つかりやすいです。
ただし、在庫限りの商品や価格が定価以上のケースもあるため、購入時は販売元と状態をしっかり確認しましょう。
2. 中古市場やフリマアプリを活用
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリでは、すでに販売終了した道路パーツが出品されていることがあります。状態や欠品には注意が必要ですが、比較的安価で手に入る場合もあります。
中古品を探す場合は、「トミカ接続道路」「接続道路 パーツ」など、複数のキーワードで検索するのがおすすめです。
3. 他シリーズ・代替パーツを活用
最近のトミカタウン 街がひろがる!つながる道路シリーズには、「どうろ+建物」一体型の商品が多く、これらのセットにも接続互換のある道路が含まれています。単品が見つからない場合は、こうしたセットから必要な部分を流用するのも一つの方法です。
また、互換性のあるブロック型道路や他社の道路パーツを組み合わせる例もあり、少し工夫すれば遊びの幅を広げることができます。
今後の再販や新シリーズの可能性は?
今のところ、タカラトミーから「トミカ接続道路」シリーズ再販の正式な発表は出ていません。ただし、トミカシリーズやトミカタウンなど新しいレイアウト系商品が定期的に登場しているため、リニューアルや後継モデルとして復活する可能性は十分にあります。
玩具業界では、「旧パーツをベースに新仕様で再販される」ケースも多く、トミカシリーズでも過去にリメイクされた例があります。
そのため、今後のトミカ新商品発表(特に年末・春の大型リリース期)には注目しておくとよいでしょう。
入手できないときの工夫と楽しみ方
トミカ接続道路が手に入らなくても、トミカシリーズ遊びを楽しむ方法はいくつもあります。
・自作の道路マットや紙道路を使ってレイアウトする
・別売りのビルや駐車場と組み合わせて立体構造を作る
・友人や家族と“トミカ街”をシェアして連結させる
こうした工夫次第で、道路パーツがなくても十分に遊びの幅を広げられます。子どもが自分で考えて街を作ることで、創造力や空間認識力を育むきっかけにもなります。
トミカ接続道路が売ってない今、どう動くべきか
まとめると、トミカ接続道路は「公式に販売終了とは言えないが、流通量が減少し、実質的に入手困難」な状態です。
店頭で見つからない場合は、通販や中古市場を活用し、早めの確保をおすすめします。特に今後、人気が再燃すれば価格がさらに上がる可能性もあります。
一方で、トミカシリーズは常に新しい形で進化しています。トミカ接続道路の代わりになる新製品や遊び方も次々登場しているため、今後の展開を楽しみにしつつ、自分なりの“街づくり遊び”を続けてみてください。
最後にもう一度――
「トミカ接続道路が売ってないのはなぜ?」
それは、時代の変化とともに流通や遊び方が移り変わっているから。でも、トミカシリーズの楽しさはいつの時代も変わりません。今あるパーツを活かしながら、新しい形の“つながる街づくり”を楽しんでいきましょう。

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