「敏感肌でも安心して使えるスキンケアが知りたい」「dプログラムってシリーズが多くて、どれを選べばいいか分からない」――そんな声をよく耳にします。
資生堂のdプログラムは、まさに“ゆらぎやすい肌”の味方。でも実際に選ぼうとすると種類が多く、迷ってしまいますよね。この記事では、肌タイプ別におすすめのラインや、それぞれの特徴を分かりやすく解説します。
dプログラムとは？敏感肌のためのスキンケアブランド
dプログラムは、資生堂が長年研究してきた「敏感肌の皮膚科学」に基づいて誕生したスキンケアブランドです。
ブランド名の“d”は「dermatology（皮膚科学）」の頭文字。肌のバリア機能を整えることを軸に、乾燥・ニキビ・ハリ不足など、揺らぎやすい肌悩みに寄り添った商品づくりを行っています。
低刺激設計で、無香料・無着色・アルコール（エタノール）無添加※。
さらにアレルギーテスト・パッチテスト済みで、肌へのやさしさを追求しています。
※すべての方に刺激が起きないわけではありません。
「一時的に肌が不安定になっている」「季節の変わり目に赤みやかゆみが出やすい」――そんな人にも選ばれているブランドです。
リニューアルで分かりやすくなった！3つの基本ライン
以前は5種類あったdプログラムのスキンケアシリーズ。2025年のリニューアルで、3つのラインに整理されました。
- dプログラム モイストケア：乾燥・かさつき・肌荒れが気になる方向け
- dプログラム バランス＆アクネケア：毛穴やニキビ、皮脂のバランスを整えたい方向け
- dプログラム バイタライジング＆クリア：ハリやツヤの低下、くすみが気になる方向け
これにより、「自分に合うシリーズが分からない」という声が減り、肌悩みから選びやすくなりました。
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
乾燥・肌荒れが気になるなら「dプログラム モイストケア」
乾燥してつっぱる、粉をふく、化粧ノリが悪い……そんなときにおすすめなのが「dプログラム モイストケア」。
肌の水分保持力を高め、うるおいを長時間キープする処方になっています。
保湿成分として「アセチル化ヒアルロン酸」や「ワセリン」が配合され、角層のすみずみまでうるおいを届けます。
乾燥で敏感になりやすい肌をやさしく包み込むような感触で、しっとり系の仕上がりが特徴です。
口コミでも「冬場の乾燥対策にぴったり」「花粉の時期でも刺激を感じにくかった」と好評。
ただし、皮脂が出やすい人には少し重く感じることもあるので、季節や肌状態に合わせて使い分けるのがおすすめです。
毛穴・ニキビが気になるなら「dプログラム バランス＆アクネケア」
Tゾーンのべたつきや、繰り返すニキビ、毛穴の開きが気になる人には「dプログラム バランス＆アクネケア」。
皮脂と水分のバランスを整えながら、肌荒れやニキビを防ぐ処方が特徴です。
有効成分として「アラントイン」や「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合し、肌の炎症を防ぎます。
オイルフリー処方でべたつかず、さっぱりした使用感。混合肌・脂性肌にも向いています。
実際に使った人からは「毛穴が目立ちにくくなった」「生理前の肌荒れが軽くなった」などの声も。
ただし、乾燥が強い季節には少し保湿力が物足りないと感じることもあります。
そんなときは、夜だけモイストケアに切り替えるなど、ラインを使い分けるのも効果的です。
年齢サインやくすみが気になるなら「dプログラム バイタライジング＆クリア」
年齢を重ねるにつれて「肌のハリがなくなった」「くすみが気になる」という人に向いているのが「dプログラム バイタライジング＆クリア」。
保湿だけでなく、年齢肌に必要なハリ・弾力・透明感をサポートするラインです。
有効成分の「トラネキサム酸」や「グリチルリチン酸ジカリウム」が肌荒れを防ぎつつ、明るくなめらかな印象へ導きます。
さらに「サイコエキス」などの保湿成分が、弾むようなハリ感を与えるのも特徴です。
口コミでは「肌がやわらかくなって化粧ノリが良くなった」「乾燥小じわが目立たなくなった気がする」との声が多く、満足度の高いシリーズです。
一方で、皮脂が多い人や夏場には少し重く感じることもあるので、季節ごとの調整がポイントです。
敏感肌でも使いやすい理由
dプログラムが敏感肌に支持される理由は、その“低刺激設計”にあります。
- 無香料・無着色・アルコール（エタノール）無添加
- パラベン（防腐剤）を極力カット
- アレルギーテスト・パッチテスト済み
- 酵母エキスや発酵エキスなど、肌のバリア機能を整える成分を配合
また、資生堂独自の「美肌菌」研究をもとに、肌が本来持っているうるおい力を引き出す設計も採用。
肌の調子を根本から整えるアプローチが、他ブランドとの大きな違いです。
dプログラムを選ぶときのポイント
「どれが自分に合うのか分からない」という人は、次の3つを基準に選ぶと失敗しにくいです。
① 今の肌状態をチェックする
乾燥・赤み・べたつき・毛穴・くすみなど、肌のサインを見極めるのが第一歩。
例えば、Tゾーンがテカるのに頬は乾く人は「dプログラム バランス＆アクネケア」。
全体的にカサつく人は「dプログラム モイストケア」。
ハリやつやが気になる人は「dプログラム バイタライジング＆クリア」が目安です。
② 季節や環境で使い分ける
dプログラムは季節や環境の変化に合わせて使い分けるのもおすすめ。
夏はさっぱりしたバランス＆アクネケア、冬はしっとりモイストケアなど、柔軟に切り替えることで肌の調子を保ちやすくなります。
③ トライアルセットから試す
初めて使う場合は、少量サイズのトライアルセットがおすすめ。
数日間使うだけでも、刺激の有無や使用感を確認できます。
口コミでは「旅行用にも便利」「ライン使いを試すきっかけになった」と評判です。
併用アイテムでさらに安定した肌へ
dプログラムには、基礎化粧品以外にも敏感肌向けのベースメイクやスペシャルケアアイテムがあります。
- dプログラム 薬用 スキンケアファンデーション：肌荒れを防ぎながらカバーできるファンデ。
- dプログラム 薬用 エアリースキンケアヴェール：日中の乾燥や摩擦から肌を守る軽やかなベース。
- dプログラム 薬用 ナイトジェルマスク：夜の集中保湿ケアにおすすめ。
- dプログラム スキンケアベース CC：UVカット効果つきで日中の敏感肌をやさしく守る下地。
スキンケアとメイクを同じブランドでそろえると、成分の相性がよく、刺激を減らしやすいという利点もあります。
実際に使うときの注意点
敏感肌向けとはいえ、誰の肌にも必ず合うわけではありません。
初めて使う場合は、腕の内側などでパッチテストを行うと安心です。
また、使用中に赤みやかゆみが出た場合は、すぐに使用を中止して皮膚科に相談を。
肌が不安定な時期ほど、過度なスキンケアよりも「やさしく・シンプルに」を心がけることが大切です。
dプログラムはどれがいい？まとめと選び方のヒント
最後にもう一度整理します。
- 乾燥・カサつき・つっぱりが気になる人 → dプログラム モイストケア
- 毛穴・ニキビ・皮脂バランスが気になる人 → dプログラム バランス＆アクネケア
- ハリのなさ・くすみ・年齢サインが気になる人 → dプログラム バイタライジング＆クリア
肌は季節や生活リズムによって変化するもの。
「今の自分の肌に合わせて選ぶ」ことが、スキンケアの一番の近道です。
dプログラムは、どのラインも敏感肌に寄り添うやさしい処方。
ゆらぎがちな肌をいたわりながら、健やかなうるおいを取り戻すサポートをしてくれます。
自分の肌と対話しながら、ぴったりの一本を見つけてみてください。
