「ビオレUVって種類が多すぎて、どれを選べばいいの?」──そんなふうに迷ったことがある人は多いと思います。
ドラッグストアに行くと、ビオレUVのボトルがずらっと並んでいて、どれも似たように見えるけれど、実はそれぞれ特徴や使用感がまったく違います。
この記事では、肌質別・使うシーン別に「どのビオレUVが自分に合うのか」をわかりやすく整理しました。日常使いからレジャー用、敏感肌向けまで、あなたにぴったりの一本を見つけましょう。
ビオレUVシリーズの特徴
ビオレUVシリーズは、「毎日快適に使えるUVカット」をコンセプトに、使い心地や目的に応じて複数のラインが展開されています。
共通しているのは、SPF50以上の高いUVカット力と、肌に軽い付け心地。さらに多くのタイプが石けんで落とせるのも特徴です。
大きく分けると、主なシリーズは次の4つです。
- アクアリッチシリーズ(軽い使用感・日常使い向け)
- アスリズムシリーズ(汗・水・摩擦に強いアウトドア向け)
- バリアMeシリーズ(花粉・ほこり・PM2.5などの微粒子からも肌を守る)
- キッズUVシリーズ(敏感肌・子ども用)
それぞれの特徴を見ていきましょう。
軽い使い心地で人気No.1アクアリッチシリーズ
ビオレUVの定番といえば、このアクアリッチシリーズです。
“みずみずしい水感ジェル”として知られ、スキンケア感覚で塗れる軽やかさが魅力。ベタつきが少なく、白浮きしにくいので化粧下地としても人気です。
代表的なタイプは次のとおりです。
- ウォータリーエッセンス:軽くてすっと伸びる王道タイプ。SPF50+・PA++++で、スーパーウォータープルーフながら石けんで落とせます。
- ライトアップエッセンス:光を拡散して肌を明るく見せるタイプ。トーンアップしたい人におすすめ。
- 水層パックUV/水層ハイライトUV:しっとり密着してツヤ肌に仕上がるタイプ。乾燥肌向け。
- 瞬感ミストUV:スプレーで吹きかけるだけ。外出先での塗り直しに便利。
日常使いなら、このアクアリッチシリーズを選べばまず失敗はありません。特に「ウォータリーエッセンス」は、ドラッグストアで常に上位にランクインする定番です。
汗・水・こすれにも強いアスリズムシリーズ
海やプール、スポーツなど、強い日差しの下で長時間過ごすときはアスリズムがおすすめ。
このシリーズは、ビオレUVの中でも最も落ちにくく、最も焼けにくいタイプです。
スーパーウォータープルーフ処方で、汗や水だけでなく、服のこすれにも強いのが特徴。夏のレジャーシーズンや屋外作業のときに大活躍します。
一方で、日常使いにはやや重たく感じる人もいるので、普段使いと併用すると良いでしょう。
花粉やPM2.5からも守るバリアMeシリーズ
「日焼け止めを塗ると肌がピリピリする」「花粉で肌が荒れやすい」という人には、このバリアMeシリーズがぴったり。
紫外線だけでなく、空気中の花粉や微粒子の付着も防ぐ“ダブルブロック”処方です。
マスク生活で肌が擦れやすい時期にも使いやすく、軽いジェルタイプのため化粧下地としても◎。
肌トラブルを防ぎながらUVケアしたい人に人気が高いシリーズです。
敏感肌・子どもも使えるキッズUVシリーズ
赤ちゃんや子ども、敏感肌の人向けに作られたのがキッズUV。
**紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)**で、アルコール・香料・着色料を抑えた低刺激設計です。
SPF50でも刺激を感じにくく、顔にも体にも使えます。
肌がゆらぎやすい時期や、紫外線吸収剤に敏感な人も安心して使えるのがこのシリーズの良いところです。
大人でも敏感肌ならキッズUVを選ぶ人が多く、「低刺激で安心感がある」と口コミでも評価されています。
肌質別・使用シーン別おすすめ
日焼け止めは、「どんな肌質で」「どんな場面で使うか」によって選び方が変わります。
ここでは、タイプ別に最適なビオレUVを整理しました。
普通肌・毎日使い・化粧下地にしたい人
→ アクアリッチ ウォータリーエッセンス
軽い付け心地で白浮きせず、メイク前にも使いやすいタイプ。石けんで落とせてコスパも優秀。
乾燥肌・うるおい重視
→ アクアリッチ 水層パックUV/水層ハイライトUV
しっとり密着してツヤのある仕上がり。乾燥を防ぎつつ日焼け対策もできる。
脂性肌・混合肌・テカリが気になる
→ アクアリッチ ライトアップエッセンス
皮脂や汗でメイクが崩れやすい人に。光拡散で肌を自然にトーンアップ。
敏感肌・紫外線吸収剤が気になる
→ キッズUV/アクアリッチ ウォータリーホールドクリーム
ノンケミカル・低刺激処方。肌が弱い人やアレルギー体質でも比較的使いやすい。
レジャー・海・スポーツなど「絶対焼きたくない」
→ アスリズム スキンプロテクトエッセンス/アスリズム スキンプロテクトミルク
汗・水・摩擦に圧倒的に強い。アウトドア用に1本持っておくと安心。
外出先で塗り直ししたい
→ アクアリッチ 瞬感ミストUV
スプレーでメイクの上からも使える。髪や首にも手軽に使えて便利。
ビオレUVを選ぶときのチェックポイント
選び方に迷ったときは、以下のポイントを意識すると失敗しにくくなります。
- SPFとPA値
日常使いならSPF30程度でもOK。屋外で長時間過ごすならSPF50+・PA++++を選びましょう。 - 使用感と仕上がり
軽いジェルタイプはさらっと自然。クリームタイプはうるおい重視。ツヤ・マット・トーンアップなど、仕上がりの違いもチェック。 - ウォータープルーフ性能
夏やレジャー時には「スーパーウォータープルーフ」表記のものを選ぶと安心です。 - 成分・刺激性
敏感肌の人は、紫外線吸収剤フリー・アルコール控えめ・香料なしタイプを選ぶとトラブルが起きにくくなります。 - 落としやすさ
毎日使うなら「石けんで落とせる」タイプが便利。クレンジング不要で肌への負担も減らせます。 - シーン別に使い分ける
普段使い用とレジャー用を分けることで、使用感も快適に。アクアリッチ+アスリズムの2本持ちが理想的です。
使用時の注意点と正しい使い方
どんなに高機能な日焼け止めでも、塗り方や量を間違えると効果が半減してしまいます。
ビオレUVを最大限に活かすためのポイントも押さえておきましょう。
- たっぷりムラなく塗る:肌が透けるくらいの薄塗りはNG。しっかり均一に。
- 2〜3時間ごとに塗り直す:汗や摩擦で落ちるため、外出時はこまめに。
- 顔・首・耳・髪の生え際まで:意外と塗り残しが多い部分も丁寧に。
- オフはやさしく:石けんで落とせるタイプでも、しっかり泡立てて優しく洗い流しましょう。
また、開封後はできるだけ1年以内に使い切るのが理想。長期間放置したものは劣化している可能性があるため注意です。
まとめ:ビオレUVは肌質に合わせて選ぶのが正解
ビオレUVは、使い心地の軽さ・UVカット力・コスパのバランスが優れており、どのタイプを選んでも基本性能は非常に高いです。
そのうえで、「どんな肌質で、どんな場面で使うか」を意識すると、自分にぴったりの一本が見つかります。
“日焼け止めは毎日の習慣”。
あなたの生活スタイルに合わせたビオレUVを選んで、日差しの強い季節も快適に過ごしてください。
以上、**「ビオレUVの日焼け止めはどれがいい?肌質別おすすめタイプと選び方を徹底解説」**でした。
