「トレビーノって種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からない」——そう感じたことはありませんか?
東レが展開する「トレビーノ」は、日本の水道水事情に合わせて開発された人気の浄水器シリーズ。家庭のキッチンや冷蔵庫に合わせて、蛇口直結型・ポット型・アンダーシンク型など、実に幅広いラインナップがあります。
この記事では、そんなトレビーノのシリーズごとの違いと、目的別の選び方をわかりやすく紹介します。
トレビーノ浄水器の特徴とは?
トレビーノは、東レが長年培った「ろ過技術」と「中空糸膜技術」を活かした家庭用浄水器ブランドです。
日本の水道水は安全性が高い一方で、残留塩素やカビ臭、金属臭などが気になる人も多いもの。トレビーノはそうした成分をしっかり除去しつつ、ミネラル分は残す構造になっています。
最大の魅力は、シリーズごとに機能と使い勝手のバランスが取れていること。
キッチン環境や家族構成に合わせて、最適なタイプを選べる点が支持されています。
トレビーノの主なシリーズ一覧
トレビーノのラインナップは大きく分けて4種類あります。それぞれの特徴を理解しておくと、自分に合ったシリーズを選びやすくなります。
1. カセッティシリーズ(蛇口直結型)
蛇口に直接取り付けるタイプで、最も定番なのが「カセッティシリーズ」です。
“カセット式カートリッジ”を採用しており、交換時に浄水口ごと新しくなる構造。衛生的で、手入れが簡単な点が人気です。
・シャワー水流対応で、野菜洗いや調理に便利
・高除去カートリッジでトリハロメタンやPFOS/PFOAなども除去
・カートリッジ寿命が長く、コスパが良い
・交換頻度の目安は1日10L使用で約2か月程度
「料理にも浄水を使いたい」「家族の人数が多い」という家庭におすすめです。
2. スーパーシリーズ(蛇口直結型・スリムタイプ)
「スーパーシリーズ」は、コンパクトなボディと注ぎやすいストレート水流が特徴の蛇口直結型です。
シンクが狭い家庭や、見た目をすっきりさせたい人に好まれています。
・ストレート吐水でボトルややかんに注ぎやすい
・“みえ窓”でカートリッジの汚れ具合を確認可能
・交換サイン付きモデルもあり、メンテナンスが簡単
・カセッティシリーズよりも小型で軽量
「飲み水用として日常的に使いたい」「キッチンを広く見せたい」人にはこのシリーズがぴったりです。
3. PTシリーズ(ポット型)
冷蔵庫に入れて使えるポット型の浄水器が「PTシリーズ」。
水道水を注いでろ過するだけで、すぐに冷たい浄水を楽しめます。蛇口に取り付ける必要がなく、工事不要で扱いやすいのが魅力です。
・冷蔵庫に収まるスリム設計(ヨコ置き対応モデルも)
・1回にろ過できる容量が大きく、家族で使える
・PFOS/PFOAなど有機フッ素化合物の除去も確認済み
・手頃な価格で初めての浄水器にも最適
特に「賃貸で蛇口交換が難しい」「冷たい水をストックしておきたい」という家庭に向いています。
4. アンダーシンク型・据え置き型
キッチン下やカウンター横に設置するタイプで、シリーズとしては「ブランチ」や「流(Ryu)Ⅱ」「アクアマイスター」などが該当します。
大量に浄水を使う家庭や、見た目をすっきりさせたい人に向けた本格派モデルです。
・シンク下に設置でき、キッチン周りがスッキリ
・一度に大量の浄水を使える
・浄水スピードが速く、家族向けにも対応
・設置には専門工事が必要な場合も
「料理や洗い物で毎日たくさんの水を使う」「美観と機能性を両立したい」人におすすめです。
トレビーノシリーズの違いを比較してみよう
トレビーノはシリーズごとに特徴がはっきりしています。違いを整理すると、次のような傾向が見えてきます。
・カセッティシリーズ:高性能&シャワー水流。料理好き・家族向け。
・スーパーシリーズ:スリムで見た目スッキリ。飲用中心の人に。
・PTシリーズ:工事不要のポット型。冷蔵庫保管にも便利。
・アンダーシンク型:設置工事で本格派。長期的に使う家庭に。
自分の暮らし方に合わせて、「設置場所」「使用目的」「メンテナンスの手間」「コスト」の4点を考えると選びやすくなります。
目的別おすすめの選び方
飲料中心で手軽に使いたい人
・おすすめ:PTシリーズ
冷蔵庫に入るサイズで、手軽に冷たい浄水をストック可能。価格も手頃で、初めて浄水器を使う人にも安心です。
調理や野菜洗いでも使いたい人
・おすすめ:カセッティシリーズ
水流が広がるので野菜洗いが快適。料理をよくする家庭に人気で、浄水スピードも早めです。
スペースが狭く、見た目も重視したい人
・おすすめ:スーパーシリーズ
ストレート水流でボトルやコーヒーメーカーに注ぎやすく、デザイン性も高いモデルです。
家族が多く、たっぷり使いたい人
・おすすめ:アンダーシンク型・据え置き型
大容量で交換頻度も少なめ。工事が必要な場合がありますが、長期的にはランニングコストを抑えられるケースもあります。
カートリッジ交換とメンテナンスのポイント
どのシリーズもカートリッジ交換が必要です。目安は使用頻度によりますが、1日10Lで約2か月が一般的。
交換を怠ると除去性能が落ちるため、定期的な交換が大切です。
・「みえ窓」や「交換サイン」でタイミングを把握できるモデルが便利
・交換費用はランニングコストとして考えておく
・清潔を保つため、カートリッジ交換時に本体も軽く洗浄
メンテナンス性を重視するなら、カートリッジごと交換できるカセッティシリーズが便利です。
注意しておきたいポイント
・蛇口直結型は、水栓の形状によってはアダプタが必要
・アンダーシンク型は工事が必要な場合がある
・ポット型は冷蔵庫の収納サイズを事前に確認しておく
また、どのモデルも「ろ過性能」だけでなく「使いやすさ」も大切です。
家族全員がストレスなく使えるかをイメージして選ぶと、長く快適に使えます。
トレビーノ浄水器はどれがいい?自分に合った1台を選ぼう
トレビーノはシリーズごとに個性があり、「どれが一番いいか」は家庭によって異なります。
手軽さを重視するならPTシリーズ、浄水能力と利便性を両立したいなら蛇口直結型、長期的に本格的な使い方をしたいならアンダーシンク型が最適です。
どのシリーズも、東レの確かな技術で安心して使える点は共通しています。
暮らしのスタイルに合ったトレビーノを選んで、毎日の水をもっとおいしく、快適に楽しんでみてください。
