「最近、JINSヒンジレスが見つからない」「お気に入りだったモデルがなくなってる…」──そんな声をSNSやレビューでよく見かけます。
確かに、一部のユーザーからは「販売終了」「廃盤になった」との情報も流れています。でも実際のところ、JINSヒンジレスシリーズはどうなったのでしょうか?この記事では、販売終了の真相やその背景、そして新モデルとの違いをわかりやすく解説します。
ヒンジレスってどんなメガネ?
まず、「ヒンジレス」という言葉からおさらいしておきましょう。
一般的なメガネには、フロント(レンズ部分)とテンプル(つる)をつなぐ“ヒンジ”という金属パーツがついています。これがあることでテンプルを開閉できる仕組みになっています。
一方で「ヒンジレス」とは、そのヒンジ自体をなくした構造のこと。
折りたたむことはできませんが、フレーム全体のしなりで頭を包み込むようにフィットするのが特徴です。JINSが展開していた「Airframe Hingeless」シリーズは、この構造によって軽量性と快適な掛け心地を両立させた人気モデルでした。
軽くてズレにくく、長時間かけても疲れにくい──そんな点が多くのファンを生んだ理由です。
「販売終了したらしい」という噂の背景
ここ数年、「ヒンジレスが店頭から消えた」「オンラインショップで在庫切れになっている」といった声が増えています。
では、本当にJINSヒンジレスは販売終了してしまったのでしょうか。
一部モデルが生産終了
まず結論から言うと、「ヒンジレス構造のすべてが廃盤になった」わけではありません。
ただし、**旧モデル(特に初期の樹脂素材タイプ)**はすでに生産を終えている可能性が高いです。
ユーザーのブログやSNSでは、「愛用していたヒンジレスが店頭から消えた」「スタッフに聞いたら“もう入荷予定がない”と言われた」といった投稿も確認されています。
一方で、公式サイトを見てみると、チタンやエンジニアリングプラスチックを採用した新しい“ヒンジレス構造”のメガネは現在も販売中。つまり、シリーズ自体が完全終了したわけではなく、設計刷新によるモデルチェンジの可能性が高いということです。
廃盤・終了の背景にある理由
では、なぜ旧ヒンジレスが姿を消したのでしょうか?
ネット上で語られている主な理由を整理すると、以下のような点が挙げられます。
1. 耐久性とホールド感の課題
ヒンジレス構造は軽くて快適な反面、ヒンジがないぶん“しなり”で支える設計です。
そのため、顔の形やレンズの重みによってはズレやすく感じる人も多く、「軽いけど安定しにくい」という口コミが少なくありませんでした。
また、樹脂素材タイプではテンプルの根元が折れやすいという報告もあり、強度面への不安が指摘されていました。
2. 素材と製造コストの問題
軽さを追求した樹脂製ヒンジレスは、耐久性や製造歩留まりの管理が難しいとされています。
しなやかさを出すために高弾性素材を使う必要がありますが、コストや品質管理のバランスを取るのが難しく、長期的な量産には向きにくい構造でした。
3. ラインナップの整理とブランド戦略
JINSは「Airframe」など軽量シリーズを複数展開しており、似た特徴の製品が重なっていました。
そこで、「ヒンジレス」という構造的な特徴を強調するよりも、素材やデザイン、機能の進化で差別化する方向へシフトしたと考えられます。
結果として、旧モデルが整理され、新しいシリーズへと置き換えられた可能性が高いのです。
新モデルはどう変わった?今のヒンジレスをチェック
旧ヒンジレスが姿を消したあとも、JINSは同コンセプトを継承した新モデルを展開しています。
代表的なのが「Flex Titanium Hingeless」シリーズです。
新モデルの特徴
- 素材が高機能化:チタン合金やスーパーエンジニアリングプラスチックを採用し、軽さと耐久性を両立。
- フィット感を改善:テンプルのしなりを最適化し、頭を包み込むように自然なホールド感を実現。
- デザインの刷新:旧モデルよりもスリムでスタイリッシュな印象に。ビジネスにもカジュアルにも合わせやすい。
- ズレにくさの改良:重量バランスの見直しで、レンズの重みによる前ズレを軽減。
こうした改良によって、ヒンジレスの快適さを保ちながら、弱点とされていた耐久性・安定性をしっかりカバーしています。
旧モデル愛用者はどうすればいい?
「昔のヒンジレスが好きだった」「同じ掛け心地のものを探している」という人も多いでしょう。
そんな場合、いくつかの選択肢があります。
- 新シリーズを試着する
旧モデルに近い装着感を求めるなら、まず店頭で「Flex Titanium Hingeless」や「Airframe Hingeless」の最新モデルを試してみましょう。
ヒンジレス構造自体は残っているため、軽さやフィット感は健在です。 - 在庫品・中古を探す
ネット通販やフリマアプリで、旧型番の在庫が残っていることもあります。
ただし、経年劣化で弾性が落ちている場合もあるので、長期使用は注意が必要です。 - スタッフに相談する
JINSの店舗では、同じ形状や素材感の近いモデルを提案してもらえることがあります。
「以前のヒンジレスに似た掛け心地のフレームが欲しい」と伝えるとスムーズです。
ユーザーの声と今後の展望
ネット上の反応を見ると、「あの軽さが忘れられない」「新しいのも気になるけど、前のほうがしっくりきた」という意見が入り混じっています。
つまり、ヒンジレスは単なる構造ではなく、“JINSらしさ”を象徴するデザイン哲学として記憶されているのかもしれません。
そして現在のJINSは、ヒンジレスに代わってチタンやカーボン素材を使った“軽くて壊れにくい”モデルを次々と投入しています。
軽量化技術のノウハウは確実に継承されており、今後も形を変えながら進化していくでしょう。
JINSヒンジレスが販売終了?まとめと現在の選択肢
ここまで見てきたように、「JINSヒンジレスが販売終了」と言われる背景には、
- 旧モデルの生産・在庫終了
- 新素材モデルへの切り替え
- ライン整理によるシリーズ統合
といった要素が重なっています。
つまり、“完全に消えた”わけではなく、“形を変えて生まれ変わった”というのが実情です。
もし以前のモデルを気に入っていたなら、新しいヒンジレスシリーズを一度試してみる価値があります。
軽さ・快適さ・耐久性のすべてを、より進化した形で体感できるはずです。
