最近SNSなどで「アンドプリズムが店頭から消えた」「販売終了って本当?」といった声をよく見かけます。ドラッグストアで見つからなくなったという人も多く、愛用していた方にとっては気になる話題ですよね。そこで今回は、アンドプリズムが販売終了と言われる理由や、今後の再販の可能性、そして最新ラインナップについて詳しく紹介していきます。
そもそも「アンドプリズム」とは?ブランドの特徴をおさらい
まずは、アンドプリズムというブランドがどんな特徴を持っていたのかを簡単に振り返ってみましょう。
アンドプリズム(&Prism)は、株式会社H2Oが展開するヘアケアブランドです。髪の「光沢(ツヤ)」に着目した“プラチナセラム美容”をコンセプトに掲げ、「芯から輝くキラリ髪へ」というキャッチコピーで人気を集めてきました。
特徴的なのは、「90%以上が光沢・保湿成分」「ダイヤモンド末やプラチナ美容液成分を配合」といった、ツヤ髪にこだわった処方。髪のうねりやダメージ、くすみをケアし、透明感のある仕上がりを目指すラインとして支持を得ていました。
ドラッグストアやバラエティショップでも手に入りやすく、パッケージの可愛らしさや香りの良さから若年層を中心に人気だったブランドです。
販売終了と言われている理由を徹底調査
では、なぜそんなアンドプリズムが「販売終了した」と言われているのでしょうか。調べてみると、いくつかの要因が浮かび上がってきます。
1. 一部シリーズ・製品の生産終了
口コミサイトやSNSでは、「生産終了のため安くなっていた」「メーカー生産終了と店員さんに聞いた」といった投稿が多数見られます。特に初期の「アンドプリズム ミラクルシャイン」シリーズについては、在庫限りでの販売終了となっている店舗が多いようです。
ただし、ブランド全体の終了が発表されたわけではなく、あくまで特定のシリーズや香りが生産終了したと考えるのが自然です。
2. リニューアル・モデルチェンジの影響
ヘアケア業界では、ブランドの刷新や新ラインの投入に伴い、旧モデルを終了させるケースがよくあります。アンドプリズムも例外ではなく、2023年には「アンドプリズム ダイヤモンドシャイン」という新シリーズが登場しました。
つまり、旧シリーズの終売は「リニューアルによる世代交代」とも言えるでしょう。新処方を導入することで製品力を高め、市場での競争力を維持する狙いがあったと考えられます。
3. 原材料や製造コストの高騰
プラチナやダイヤモンド末など、希少性の高い美容成分を配合していたことから、原材料費の上昇が採算を圧迫した可能性もあります。近年は香料やボトル資材の価格も高騰しており、コスト調整の一環として生産ラインの見直しが行われたとも考えられます。
4. 店舗での取り扱い縮小・流通の見直し
ドラッグストアや量販店では、棚替えのタイミングで販売終了と表示されることがあります。人気商品の入れ替えや、新ブランド導入によって棚スペースが再編されることで、一時的に店頭から消えるケースも少なくありません。実際、「以前はマツキヨにあったのに今は置いてない」といった声もあります。
5. 販売戦略の再構築やターゲット変更
アンドプリズムは発売当初、SNS映えするボトルデザインや香りの良さで話題になりましたが、ヘアケア市場全体の競争が激化している中で、より明確なブランド戦略を再構築している可能性があります。近年はサロン品質やサステナブル処方を打ち出すブランドが増えており、そうした市場動向への対応も影響していると考えられます。
現在も購入できる?通販や在庫状況をチェック
一部店舗では販売終了となっていますが、ネット通販ではまだ入手できるアイテムもあります。特にAmazonや楽天市場などでは、「アンドプリズム ダイヤモンドシャイン シャンプー・トリートメント詰め替えセット」などが販売中です。
また、旧シリーズの「アンドプリズム ミラクルシャイン」も在庫限りで出品されていることがあります。価格が通常より安くなっている場合は、在庫処分セールや終売前の値下げと見られます。購入を検討している人は、早めにチェックしておくのが良いでしょう。
ただし、転売品や非正規ルートの商品も存在するため、購入時は販売元の信頼性をしっかり確認することが大切です。
再販の可能性はある?
気になるのは、今後アンドプリズムが再販される可能性があるのかどうか、という点です。
現時点で公式から「再販」「復刻」に関する発表はありません。しかし、ブランド自体が完全に終了しているわけではなく、公式サイトにも「アンドプリズム ダイヤモンドシャイン」シリーズの情報が引き続き掲載されています。
そのため、再販というよりも「新シリーズへの移行」「リニューアル再展開」が続いていく可能性が高いと考えられます。実際、2023年のアンドプリズム ダイヤモンドシャイン登場もその一例であり、人気ラインの改良や新香りの追加といった形で“復活”することは十分あり得ます。
もしお気に入りの香りや使用感がある場合は、公式のSNSアカウントやメルマガをフォローしておくと、新情報をいち早くキャッチできるでしょう。
アンドプリズムの最新ラインナップを紹介
ここからは、現在展開されているアンドプリズムの主要ラインを紹介します。公式サイトや最新のプレスリリースに基づく内容です。
アンドプリズム ミラクルシャイン(MIRACLE SHINE)シリーズ
ブランド初期から展開されていた人気シリーズで、「髪のくすみ・からまりケア」に特化したラインです。光沢を与えるプラチナセラム処方が特徴で、ふんわりとしたツヤのある髪を目指せます。香りは上品なフローラル系が中心で、甘すぎず清潔感のある印象。
シャンプー、トリートメント、ヘアオイルなどがラインナップされていましたが、現在は一部店舗で終売となっている模様です。
アンドプリズム ダイヤモンドシャイン(DIAMOND SHINE)シリーズ
2023年に登場した新ラインで、アンドプリズムの中でも最も“ツヤ感”を重視したシリーズです。「光沢度156%アップ」というキャッチコピーの通り、うねりやダメージをケアしながら、髪を鏡のように輝かせる処方が特徴。
ダイヤモンドセラム処方により、毛先までまとまりのある美しいツヤ髪を叶えます。香りはキンモクセイ&ミモザなど、やや大人っぽい甘さを持つ上質な調香。デザインもより高級感のあるボトルにリニューアルされています。
アンドプリズム ダイヤモンドシャイン シャンプー、アンドプリズム ダイヤモンドシャイン トリートメント、アンドプリズム ダイヤモンドシャイン ヘアパック、アンドプリズム ダイヤモンドシャイン ヘアオイルなどが揃い、現在の主力ラインと言えます。
旧シリーズを探すなら今がラストチャンス
SNSやレビューサイトでは、「お気に入りだったのにもう売ってない」「詰め替えが手に入らない」といった声も増えています。旧ライン(アンドプリズム ミラクルシャインなど)は在庫限りとなっているため、どうしても手に入れたい場合は今のうちに確保しておくのが賢明です。
通販では在庫が安定していない場合もあり、販売ページごとに価格差が大きいこともあります。特に生産終了品はプレミア価格になることもあるため、購入時は注意しましょう。
まとめ:アンドプリズムは「完全終了」ではなく「進化中」
ここまで見てきた通り、「アンドプリズムが販売終了した」というのは一部正しく、一部誤解でもあります。確かに旧シリーズは終売となっているようですが、ブランドそのものは新シリーズとして進化を続けています。
つまり、アンドプリズムは“消えた”わけではなく、“リニューアルして生まれ変わっている”状態と言えるでしょう。再販という形ではなく、新たなラインアップで再登場しているのです。
今後も季節限定の香りや、新処方ラインが登場する可能性も十分あります。ツヤ髪にこだわる人は、ぜひ引き続きアンドプリズムの動向をチェックしてみてください。
アンドプリズムが販売終了した理由と今後への期待
アンドプリズムが販売終了した背景には、原材料コストの上昇やリニューアル戦略など、複合的な要因があると考えられます。しかしブランド自体は健在であり、今後も新シリーズや限定商品として進化していく可能性があります。
もし以前のシリーズを気に入っていた方は、Amazonやドラッグストアの在庫を早めにチェックしつつ、新しいラインナップもぜひ試してみてください。アンドプリズムの“輝く髪”を目指すコンセプトは、これからも続いていきそうです。
