最近、「イオンでパステルマスクを見かけなくなった」「販売終了したの？」という声をよく耳にします。
コロナ禍のマスク需要が落ち着いた今でも、カラーやデザインにこだわる人たちにとって、パステルマスクはファッションの一部として愛用されていました。
では、本当にイオンのパステルマスクは販売終了してしまったのでしょうか？ ここでは、販売状況や店頭で見かけなくなった理由、そして今後の入手方法について詳しく見ていきます。
そもそも「パステルマスク」とは？大人気の理由をおさらい
パステルマスクは、アパレル企業「クロスプラス株式会社」が企画・販売しているマスクブランドです。
「マスクもおしゃれに楽しもう」というコンセプトのもと、2020年の発売当初から人気を集め、わずか5か月で累計4,000万枚を突破するほどのヒット商品となりました。
このマスクの特徴は、以下のような点にあります。
- 立体3D構造で息がしやすい
- 豊富なカラーバリエーション（パステルカラー中心）
- 洗って繰り返し使えるタイプもある
- サイズ展開が豊富（S～Lなど）
- 肌触りが柔らかく、ファッション性が高い
とくに「肌に優しい着け心地」と「顔色を明るく見せる色味」が好評で、日常使いはもちろん、オフィスや通勤時に愛用する人も多かったマスクです。
イオンでパステルマスクを見かけなくなった？その背景
「以前はイオンのマスク売り場にずらっと並んでいたのに、最近見かけない…」という声が増えているようです。
確かに、イオン公式通販や店舗検索で調べても、在庫なし・販売終了の表記が増えています。
実際に確認すると、イオンのオンラインショップ上では、
「PASTEL MASK（3枚入）Rサイズ グリーン 販売を終了しました（生産完了）」
という表記が出ているページが複数存在しています。
つまり、色やサイズによってはすでに生産を終了しているモデルがあるということです。
また、イオン店舗によっては「在庫限り」「次回入荷未定」といった表示が見られ、取り扱いが縮小されている様子も確認できます。
販売そのものが完全に終わったわけではないものの、店頭に並ぶ頻度が減ったことは確かです。
「販売終了」と言われる理由を探る
では、なぜパステルマスクが「販売終了」と言われるようになったのでしょうか。
いくつかの要因を考えることができます。
1. 一部カラー・サイズの生産終了
前述の通り、グリーンやベージュなど、一部のカラーやサイズで「生産完了」と表記されているものがあります。
これは「全商品が終売した」わけではなく、「旧モデルを整理し、新仕様へ移行している」ケースと考えられます。
アパレル系ブランドでは季節やトレンドに合わせて色展開を更新することが多く、パステルマスクも同様にラインナップを絞っている可能性が高いでしょう。
2. マスク需要の減少
コロナ禍が落ち着いたことで、マスク着用率が大きく減少しました。
その結果、各メーカーが生産量を調整し、小売店もマスク売り場のスペースを縮小しています。
イオンでも日用品や食品の売り場を優先し、マスクコーナー自体を縮小している店舗が増えています。
この流れの中で、パステルマスクのようなファッションマスク系商品が後回しにされていると考えられます。
3. 店舗ごとの在庫・仕入れ差
イオンは全国に店舗がありますが、各店舗での仕入れは必ずしも統一されていません。
そのため、「A店では売っているのにB店では見かけない」といった差が発生します。
地域によっては、在庫がすでに売り切れたまま再入荷がない場合もあるようです。
4. 新モデルへの切り替え
クロスプラスの公式サイトを見ると、パステルマスクの「新仕様」モデルが定期的に登場しています。
「冷感タイプ」「UVカットタイプ」「不織布タイプ」など、時期や用途に合わせてリニューアルされています。
そのため、旧モデルを扱っていた店舗では販売を終了し、新モデルへ移行しているケースが考えられます。
現在も購入できる場所はある？
完全に姿を消したわけではありません。
2025年現在でも、以下のような場所ではパステルマスクを見つけられる可能性があります。
- イオンの大型店舗・オンラインショップ
店舗によっては在庫が残っている場合があります。
公式通販では、一部カラーが「在庫あり」で販売されています。 - クロスプラスの公式通販サイト（クロスマルシェ）
最新モデルや新色が販売されており、確実に購入できます。
公式サイトでは「パステルマスク COOL」「3D 不織布タイプ」などのラインナップが更新されています。 - 家電量販店・ドラッグストア系ECサイト
ビックカメラやヨドバシカメラのオンラインストアでも過去に取り扱いがあり、在庫限りで販売されているケースがあります。 - Amazonや楽天市場などのECモール
旧モデルや限定カラーが販売されている場合があります。ただし、転売価格に注意が必要です。
パステルマスクが人気を集めた理由は今も健在
販売状況が変化しても、パステルマスクの魅力そのものは色あせていません。
利用者の口コミを見ると、「肌触りが良い」「色味がきれい」「息がしやすい」といった評価が今も多く見られます。
特に、マスク生活が長引いた時期に「どうせ着けるならおしゃれなマスクを」というニーズに応えた点が人気の秘訣。
マスクが“ファッションアイテム”として認識されるようになったきっかけのひとつでもあります。
現在はマスクを着用する機会が減ったとはいえ、
花粉症や通勤時、メイクを軽く済ませたい日など、まだまだ需要は残っています。
そのため、今後も「定番カラーのリニューアル」や「季節限定モデル」などの形で継続される可能性は高いでしょう。
イオンでの再販や今後の展開は？
現時点では、イオン側から「パステルマスクの販売終了」に関する公式発表は出ていません。
ただし、店舗や地域ごとに取り扱い状況が異なり、再入荷予定も明記されていない場合があります。
もしお気に入りのカラーやサイズを探している場合は、次のような方法を試してみると良いでしょう。
- イオンのオンラインショップで商品番号（例：2313853815072など）を検索する
- 近隣の大型店舗に在庫確認を問い合わせる
- クロスプラス公式サイトの「取扱店舗」ページをチェックする
- 最新モデル（COOLタイプや不織布タイプ）を試してみる
これらを活用すれば、まだ購入できるチャンスはあります。
まとめ：イオンのパステルマスクは「完全終了」ではない
ここまで見てきたように、
イオンのパステルマスクは「完全に販売終了した」というよりも、「一部モデルが生産終了し、在庫が減っている」状態といえます。
旧カラーや旧仕様が店頭から姿を消している一方で、公式サイトでは新シリーズが継続中。
つまり、「販売縮小」や「モデル入れ替え」はあっても、ブランド自体が終わったわけではありません。
これまで愛用していた人は、イオンや公式通販サイトを中心に探してみるのがおすすめです。
また、リニューアル版の新シリーズも高評価を得ているため、試してみる価値は十分あります。
イオンのパステルマスクが販売終了？その真相を振り返って
最後に改めて整理すると——
- パステルマスクは2020年に登場した人気マスクブランド
- イオンでの販売実績があり、店頭・オンラインでも展開されていた
- 一部カラー・サイズが生産完了となり、店舗によっては在庫がなくなっている
- マスク需要の減少や店舗の在庫整理も影響
- ブランド自体は継続中で、新モデルも販売されている
つまり、「販売終了」と断定するには早く、現在は「販売縮小」または「在庫限り」といった過渡期にあると考えるのが自然です。
今後も新仕様の登場が期待できるため、気になる人はクロスプラス公式サイトやイオンのオンラインストアを定期的にチェックしてみてください。
