「最近、ドラッグストアでエスプリークのコンフォートメイククリームを見かけなくなった…」
そんな声がSNSでも少しずつ増えています。愛用していた人にとっては「まさか販売終了？」と心配になりますよね。この記事では、実際に販売終了の事実や、その背景にある理由、そして今後の代替品について分かりやすく整理していきます。
エスプリークコンフォートメイククリームは販売終了している？
結論から言うと、**エスプリーク コンフォート メイククリーム**はすでに生産・販売を終了しています。
コーセーの公式FAQページには「生産を終了しました。ご愛用いただきありがとうございました。」という案内が掲載されており、すでにメーカー出荷も止まっている状態です。
ヨドバシ.comなどの主要通販サイトでも「販売を終了しました」という表記が出ており、店頭在庫も徐々に姿を消しています。
つまり、この商品はすでに**メーカー公式の販売が終了した“廃盤アイテム”**という扱いです。
どんな商品だったのか：人気の理由をおさらい
販売終了となった今も、「また使いたい」と惜しむ声が多いコンフォートメイククリーム。どんな点が人気だったのか、あらためて整理しておきましょう。
エスプリーク コンフォート メイククリームは、
「乳液・日焼け止め・下地・ファンデーションを1本で仕上げる」多機能ベースメイクとして登場しました。
SPF50+／PA++++の高い紫外線カット効果がありながら、軽い使用感で“素肌っぽいツヤ”を出せるのが特徴。
忙しい朝でも時短で仕上がるうえに、トーンアップ効果や毛穴カバー力もあり、「下地＋ファンデの代わりにこれ一本でOK」と多くの支持を集めました。
また、コーセー独自の“トリートメントシールド成分”がうるおいを閉じ込めつつ、マスク蒸れや汗にも強い仕様だった点も人気の理由です。
口コミサイトでも「厚塗り感がなく、肌にやさしい」「ツヤ感がきれい」といった高評価が目立ちました。
なぜ販売終了になったのか？考えられる3つの背景
販売終了の明確な理由は公式に発表されていませんが、業界動向やブランドの新製品ラインから、いくつかの要因が考えられます。
1. ブランドラインの刷新・リニューアル
まず大きいのが、ブランド戦略の転換です。
コーセーの「エスプリーク」シリーズでは、2023年以降に新しいベースメイクエスプリーク スピードフィニッシュ セラムBBが登場しています。
この新製品は、「30秒で仕上がる」「よりうるおい感のある美容液BB」として位置づけられており、公式FAQでも**コンフォートメイククリーム**の後継的なアイテムとして案内されています。
つまり、同じ「軽い仕上がり・時短・高UVカット」を求める層を引き継ぐ新ラインへの置き換えが行われたと考えられます。
2. マスク時代のニーズ変化
コンフォートメイククリームは2021年に登場した商品で、マスク生活の最中に“蒸れに強いメイク”として人気を得ました。
しかし近年はマスクを外す機会が増え、「より素肌に近い軽やかな仕上がり」や「スキンケア効果の高さ」が求められるように変化しています。
コーセーの海外インタビューでも、「高湿度環境でも崩れにくく、肌に薄い膜のようにフィットするベースメイクの需要が増えている」とのコメントがあり、より進化した処方へ切り替えた流れが見て取れます。
3. 成分・法規制や流通の見直し
化粧品業界では、紫外線防御成分やSPF表示基準などが定期的に見直されるため、これを機に製品ラインを整理することがあります。
また、店舗販売よりもオンラインや直販チャネルに注力するブランドも増えており、流通再編に伴う製造終了も背景にある可能性があります。
代替品・後継アイテムはある？
公式に紹介されている後継的アイテムは、以下の2種類です。
- エスプリーク スピードフィニッシュ セラムBB（ナチュラル／カバー）
スキンケア発想のBBクリームで、ひと塗りでツヤ肌を演出。美容液成分を配合し、マスク移りや崩れを防ぎつつ、肌のうるおいをキープします。
SPF50+／PA++++で、紫外線対策性能もコンフォートメイククリームと同等です。 - エスプリーク エッセンス グロウ プライマー
下地としての使用感を重視したい方にはこちらも人気。ツヤ感を出しつつ、ファンデーションのノリを良くするタイプです。
使用感は多少異なりますが、どちらも「軽やか・うるおい・ツヤ」を軸にしており、従来の愛用者にも近い感覚で使える仕上がりとなっています。
愛用者の声：惜しむ声とリピート需要
SNSや口コミサイトでは、販売終了を惜しむコメントが多く見られます。
- 「肌が荒れやすい私でも刺激がなく、これじゃないとダメだった」
- 「ファンデーションが苦手で、これ一本で済ませてたから残念」
- 「廃盤になる前にまとめ買いしておけばよかった」
こうした声からも、ユーザー満足度の高さがうかがえます。
時短・自然なツヤ肌・高UVカットというバランスが、忙しい現代女性にフィットしていたと言えるでしょう。
一方で、代替品のスピードフィニッシュ セラムBBを使用したユーザーからは「より伸びがよくなった」「密着感がアップした」といった前向きな感想も増えており、ブランドのリニューアルが功を奏している面もあるようです。
まだ購入できる？在庫や販売状況
現在、エスプリーク コンフォート メイククリームはメーカー出荷が終了しているため、基本的に店頭では入手困難です。
ただし、オンラインショップや一部のバラエティストアでは在庫限りで販売しているケースもあります。
注意点として、ネット上で出回っている商品には旧在庫や転売品も含まれるため、信頼できる販売元から購入するようにしましょう。
また、開封済みや長期保管品は品質が変化している可能性があるため、使用時は肌トラブルに注意が必要です。
まとめ：エスプリークコンフォートメイククリームの販売終了はブランド刷新の一環
エスプリーク コンフォート メイククリームが販売終了した背景には、ブランドの方向転換と市場トレンドの変化が大きく関係しています。
マスク生活を経て“軽やか・うるおい・ツヤ”を重視するメイクが主流になり、エスプリークも新しいベースラインに切り替えた形です。
すでに在庫は限られているため、愛用していた人は早めにチェックを。
そして、次に選ぶならスピードフィニッシュ セラムBBなどの後継商品を試してみるのもおすすめです。
エスプリークコンフォートメイククリーム販売終了の今後を考える
販売終了は寂しいニュースですが、ブランドとしては時代に合わせて進化しているとも言えます。
“軽くてツヤのある肌”を叶えるメイククリームの流れは今後も続くはず。
新しいアイテムにアップデートしながら、自分に合うベースメイクを見つけていきたいですね。
