最近、「カバヤフルーツのど飴が売ってない」「どこにも置いてない」といった声をSNSなどでよく見かけます。
冬の季節になると恋しくなるのど飴ですが、長年親しまれてきたカバヤフルーツのど飴に何が起きたのでしょうか。
この記事では、販売終了の真相やその理由、さらにまだ買える場所や再販の可能性までを、分かりやすく解説します。
カバヤフルーツのど飴とは?人気の理由をおさらい
まずは、カバヤフルーツのど飴がどんな商品だったのかを簡単に振り返ってみましょう。
この飴は、ピーチ・オレンジ・レモン・青りんご・グレープといったフルーツ味に、21種類のハーブエキスとビタミンCを配合したのど飴。
甘すぎず、爽やかな味わいで、子どもから大人まで幅広い層に人気がありました。
また、内容量が180gと大容量で、コンビニよりもスーパーやドラッグストアでまとめ買いする人が多かったのも特徴です。
「たっぷり入ってコスパがいい」「毎日気軽になめられる」という声も多く、冬場の定番アイテムとして長く支持されていました。
販売終了の噂は本当?公式発表と現在の流通状況
ネット上では「販売終了」「生産完了」という情報も見られますが、実際のところどうなのでしょうか。
結論から言うと、メーカー公式の「終売」発表は出ていません。
しかし、複数の通販サイトや量販店のオンラインショップでは、すでに「販売終了」「生産完了」と表示されており、実質的には流通が止まっている可能性が高いです。
たとえばビックカメラ.comでは「販売を終了しました(生産完了)」と明記されており、他にも一部の店舗で在庫限りの扱いになっています。
一方で、楽天市場やYahoo!ショッピングなどでは、まだ在庫を持つ店舗が販売を続けているケースも見られます。
つまり、「メーカーとしての新規生産は終了しているが、市場在庫はまだ少し残っている」というのが現状と考えられます。
なぜ販売終了(または生産停止)になったのか?
では、なぜカバヤフルーツのど飴は姿を消してしまったのでしょうか。
公式な理由の発表はありませんが、いくつかの背景が推測されています。
1. 原材料や包装コストの高騰
ここ数年、食品業界全体で砂糖・果汁・ハーブ原料・包材などのコストが大きく上昇しています。
特にのど飴は原料コストの影響を受けやすく、大容量・低価格タイプの商品は採算が取りづらくなっているようです。
カバヤフルーツのど飴も180gというボリュームと価格のバランスが魅力だったため、コスト上昇によって継続が難しくなった可能性があります。
2. 販売戦略の見直し
カバヤ食品は、近年ラインナップの整理を進めています。
新しいキャンディシリーズや、健康志向のグミなどが増えており、売上構成の中心が変化しているとも言われています。
その中で、古くからの定番商品が順次整理・縮小される流れの一環だったのかもしれません。
3. 店舗での取り扱い減少
「どこにも売っていない」という声の背景には、単純に店頭での取り扱いが減っているという事情もあります。
大手コンビニでは、売れ筋の季節限定やブランドコラボ商品が優先的に棚を占めるため、定番ながら販売規模の小さい商品が外される傾向にあります。
地域によっては入荷しないまま終売扱いになるケースもあるようです。
SNSや口コミで広がった「売ってない」声
SNS上では2024年後半ごろから「最近見ない」「販売終了してたの?」という投稿が増え始めました。
「好きだったのにどこにもない」「カバヤフルーツのど飴探してるけど見つからない」といった口コミが拡散され、販売終了説が広まった形です。
一方で、「地方のスーパーで見かけた」「ネットでまとめ買いできた」という報告も少なくなく、地域差が大きいことも分かります。
こうした情報のばらつきが、混乱を生んでいる要因といえそうです。
まだ買える?在庫や購入できる場所
完全に市場から消えてしまったわけではなく、2025年現在もまだ購入できるケースがあります。
以下に、入手可能な場所の傾向をまとめます。
・通販サイト(楽天・Yahoo!・Amazonなど)
→ 在庫限りの商品が販売中。まとめ買いセットもあり。価格はやや高めに設定されていることが多いです。
・一部スーパーやドラッグストア
→ 地方チェーンや大型店舗で、旧在庫を陳列している場合があります。
店舗によっては「入荷予定なし」と言われることもあるため、問い合わせがおすすめです。
・卸販売サイトや業務用ストア
→ 飴・菓子の業務用仕入れルートで在庫が残っているケースも。個人購入できる場合もあります。
見つけたときは、賞味期限や製造ロットをチェックし、必要に応じてまとめ買いしておくのが安心です。
再販やリニューアルの可能性は?
現時点で再販や復活の情報は出ていません。
ただし、過去に同社が販売終了したお菓子がファンの声をきっかけに復活した例もあります。
「フルーツのど飴」も人気が高かったため、今後需要が高まれば再販される可能性もゼロではないでしょう。
また、製品のリニューアルや味・成分を変えた新シリーズとして再登場するケースも考えられます。
その場合は、公式サイトやプレスリリースで告知される可能性が高いので、定期的にカバヤ食品の公式ページをチェックするのがおすすめです。
カバヤフルーツのど飴に似た代替商品
もし手に入らない場合、味や特徴が近いのど飴を探してみるのも一つの方法です。
・カンロ 健康のど飴シリーズ:ハーブと果実のバランスが近い。
・UHA味覚糖 のど飴ミルク&ハーブ:やさしい甘みでクセが少ない。
・ノーベル製菓 はちみつきんかんのど飴:喉にやさしい甘み系が好きな人に。
これらは全国のスーパーやコンビニで入手しやすく、フルーツ系の味わいを好む人にもおすすめです。
まとめ:カバヤフルーツのど飴は実質的に販売終了の可能性が高い
ここまでの情報を整理すると、次のようにまとめられます。
・公式発表はないものの、複数の通販サイトで「販売終了」「生産完了」と表示
・一部店舗やネットショップでは在庫販売が続いている
・原材料高騰やライン整理が背景にある可能性
・再販は未定だが、人気の高さから復活の期待は残されている
つまり、「完全に消えたわけではないが、新規生産は止まっている」と考えるのが妥当です。
見つけたら早めに購入しておくのが良いでしょう。
カバヤフルーツのど飴が販売終了?今後の動向にも注目
長年愛されてきたカバヤフルーツのど飴。
喉にやさしいフルーツ風味とお手頃価格で、多くの人の定番アイテムでした。
今後、同社から新しいのど飴シリーズが登場する可能性もありますし、ファンの声次第では復活も夢ではありません。
「もう一度あの味を楽しみたい」と思う方は、ぜひメーカーへの問い合わせやSNSでの声を届けてみてください。
カバヤフルーツのど飴の再登場を願いつつ、今ある在庫を見つけたら大切に味わいたいですね。
