北海道を代表する銘菓メーカー・六花亭。その中でも人気の高い「ストロベリーチョコ」シリーズに、かつて存在した「ストロベリーチョコ ミルク」味をご存じでしょうか?
最近では「ストロベリーチョコ ホワイト」はよく見かけるものの、「ミルク」は見当たらない…と感じている人も多いようです。実際にSNSでは「六花亭ストロベリーチョコミルクが売ってない」「販売終了した?」という声が増えています。
今回は、六花亭ストロベリーチョコミルクの販売状況や、販売終了といわれる理由、再販の可能性について詳しく調べました。
六花亭ストロベリーチョコミルクとは?
六花亭ストロベリーチョコは、フリーズドライの苺をチョコレートで包んだシンプルながら完成度の高い人気商品です。
「ストロベリーチョコ ホワイト」と「ストロベリーチョコ ミルク」の2種類が販売されていた時期があり、ホワイトチョコの方は苺の酸味との対比が絶妙。一方、ミルクタイプはまろやかな甘さと香ばしさがあり、「こちらの方が好みだった」というファンも多くいました。
特に北海道土産の定番として長年親しまれており、空港・駅・百貨店などでも見かけることが多かった商品です。しかし、ここ数年は「ホワイト」しか見当たらず、「ミルクを探しても全然ない」という状態が続いています。
現在の販売状況を確認
六花亭の公式オンラインショップを確認すると、「ストロベリーチョコ ホワイト」は60g袋入りと130g箱入りの2種類が掲載されています。
価格は60gで370円(税込)、130gで780円(税込)。
ただし、「ストロベリーチョコ ミルク」の表記はどこにも見当たりません。
他の通販サイト(楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなど)を検索しても、並んでいるのは「ストロベリーチョコ ホワイト」ばかり。
口コミやレビューも「ホワイト」を中心に投稿されており、「ミルクタイプを見かけなくなった」という声が複数確認できます。
過去には「ストロベリーチョコ ミルク 100g 各630円」などの販売表示も見られましたが、現在はほぼ全て削除されています。
これらの状況から、ミルク味はすでに通常販売から外れているとみて間違いなさそうです。
六花亭ストロベリーチョコミルクは販売終了したのか?
六花亭の公式サイトやプレスリリースでは、「ストロベリーチョコ ミルク販売終了」と明記されたお知らせは出ていません。
しかし、以下の点から実質的な販売終了(もしくは販売停止)と考えられます。
- 公式ショップに商品ページが存在しない
- 取扱店や通販サイトでも在庫がない
- SNSで「販売終了していた」「もう買えない」との投稿が複数存在
- ホワイトタイプのみが定番ラインとして継続販売されている
つまり、明確な発表こそないものの、流通自体が止まっている=実質的な終売と見るのが妥当です。
販売終了・流通停止の背景にある理由
では、なぜミルク味だけが姿を消したのでしょうか?
考えられる理由はいくつかあります。
1. 原材料や製造コストの上昇
六花亭は素材へのこだわりが強く、苺やチョコの品質を維持するために厳選した原料を使用しています。
世界的にカカオ価格や乳製品価格が上昇している中で、ホワイトチョコよりも原料コストの高いミルクチョコタイプの継続が難しくなった可能性があります。
2. 販売ラインナップの整理
六花亭には「マルセイバターサンド」や「霜だたみ」など全国区の定番人気商品が多くあります。
多品目を展開しすぎると製造ラインや在庫管理が煩雑になるため、売れ筋商品のみに集中する方針に切り替えたと考えられます。
特に「ホワイト」の方が人気が高かったため、定番ラインをホワイトに一本化したという見方が自然です。
3. 季節・催事限定化
過去の物産展や北海道アンテナショップでは「ホワイトとミルク両方販売」との記録もありました。
これが一時的・限定的な企画であり、その後は季節販売のみになった可能性もあります。
六花亭は季節限定のチョコ菓子を多く展開しているため、「ミルク」はその中の一つだったのかもしれません。
4. 商品リニューアルによる名称変更
六花亭では度々パッケージ変更や仕様変更が行われます。
「ミルク」という名称がなくなっただけで、実質的に同様の商品が別名で販売されている可能性も考えられます。
ただし、現行ラインにはそのような商品は見当たらないため、今は取り扱いが完全に停止している状態に近いです。
SNSでの反応とファンの声
X(旧Twitter)を中心に検索すると、「ストロベリーチョコ ミルク」に関する投稿は今でも見つかります。
- 「六花亭のストロベリーチョコ、ホワイトはあるのにミルクがなくなってる…ショック」
- 「物産展で久々にミルク味を見つけた!やっぱりこれが一番好き」
- 「通販でも売ってないから、もしかして販売終了?」
ファンの中には「ホワイトよりミルクのほうが好きだったのに」と残念がる声も多く、根強い人気があったことがわかります。
同時に、物産展などで「限定復活」していたケースも確認でき、完全消滅というより流通がごく限られた状態といえそうです。
再販や復活の可能性はある?
過去の事例をみると、六花亭は一度販売を終了した商品を再販することもあります。
たとえば、期間限定商品が人気を集めて定番化したケースもありました。
そのため、ストロベリーチョコ ミルクも再販の可能性がゼロではありません。
再販情報をいち早く知るには、以下の方法が有効です。
- 六花亭公式サイトのニュースリリースやオンラインショップを定期的にチェック
- 公式SNS(Instagram・X)をフォローして新商品情報を確認
- 北海道どさんこプラザなどのアンテナショップや物産展の開催時期をチェック
特に、年末年始やバレンタインの時期にはチョコ系商品の限定復活が多いため、そのタイミングで再登場する可能性もあります。
入手できる代替商品
「ミルク味はないけれど、似た風味を楽しみたい」という人におすすめなのが、以下のような代替商品です。
- 六花亭「ストロベリーチョコ ホワイト」
苺の酸味とホワイトチョコの甘さがベストバランス。定番として通販や土産店で入手可能。 - 他メーカーの「フリーズドライ苺×ミルクチョコ」タイプ
ROYCE’や石屋製菓(白い恋人)関連ブランドなどからも類似系が出ています。
味わいは異なるものの、口どけの優しいチョコとフリーズドライ苺の組み合わせは共通しており、ミルクタイプを懐かしむ人にもおすすめです。
六花亭の今後とファンへのメッセージ
六花亭は「お菓子は心の栄養」をモットーに、素材の良さと手仕事を大切にする老舗メーカーです。
限定商品や地域限定品が多いのも、「お客様に季節ごとの新しいおいしさを届けたい」という企業姿勢の表れ。
その中で、ストロベリーチョコ ミルクも長年愛された存在でした。
製造・流通の事情から現在は姿を消しているものの、ファンの声が多ければ復活の可能性もあります。
今後の再販情報や限定販売を期待しつつ、六花亭の他のお菓子も楽しんでいきたいところです。
六花亭ストロベリーチョコミルクが売ってない?販売終了の理由と再販情報まとめ
- 現在、公式サイトでは「ストロベリーチョコ ホワイト」のみ販売中
- 「ストロベリーチョコ ミルク」は明記がなく、実質的に販売終了または休止状態
- 原材料やコスト、販売ラインナップ整理などが終了理由とみられる
- SNSでは「見かけない」「再販希望」の声が多数
- 今後の再販は物産展や季節限定で復活する可能性あり
北海道の味として愛された六花亭ストロベリーチョコミルク。
今は姿を消していますが、その甘くてやさしい味わいを覚えている人も多いはず。
もし再び店頭に並ぶ日が来たら、ぜひその瞬間を逃さず手に取ってみてください。
