荷物を手軽に送れる「レターパックプラス」。一度は使ったことがある人も多いと思いますが、「郵便局が閉まっている時間に買いたい」「近くに郵便局がない」と困った経験はありませんか?
実は、レターパックプラスは郵便局以外でも買える場所があるんです。この記事では、購入できる場所や注意点をわかりやすく紹介します。
レターパックプラスとは?基本をおさらい
まずは簡単に特徴を整理しておきましょう。
レターパックプラスは、日本郵便が提供する全国一律料金の発送サービスです。
A4サイズ・重さ4kgまでの荷物を専用封筒に入れ、宛名を書いて出すだけ。送料は全国どこへ送っても600円(2025年現在)。追跡番号付きで安心して送れます。
さらに、「ポスト投函ではなく対面での受け渡し」が行われるため、確実に相手に届くのが魅力です。小型のプレゼントや重要書類、フリマサイトの発送など、幅広いシーンで利用されています。
郵便局で買うのが基本
一番確実なのは、やはり郵便局の窓口です。
レターパックプラスの封筒は全国の郵便局で販売されています。1枚から購入でき、在庫も安定しているため、確実に手に入る場所といえます。
営業時間中ならいつでも購入でき、購入後すぐに発送手続きも可能です。ただし、平日は夕方まで、土曜日は午前のみの営業という局もあるため、仕事帰りに立ち寄るのが難しい人も多いでしょう。
そんなときに頼りになるのが「郵便局以外の販売店」です。
コンビニでも買える?主要チェーンの取り扱い状況
実はレターパックプラスは一部のコンビニでも販売されています。
ただし「どこのコンビニでも買える」というわけではなく、取り扱い店舗が限られています。
取り扱いが確認されている主なチェーンは以下の通りです。
- ローソン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
これらの店舗では、レジ横や郵便用品コーナーで販売していることがあります。
ただし、在庫状況は店舗ごとに異なり、タイミングによっては品切れのこともあるため、心配な場合は電話で確認しておくと安心です。
セブン-イレブンやファミリーマートでも一部店舗で取り扱っているケースがありますが、全国的にはまだ少数派です。
コンビニで買うメリットと注意点
コンビニで買う一番のメリットは、時間を選ばずに購入できること。
郵便局が閉まっている夜間や休日でも手に入るため、急ぎの発送にとても便利です。
ただし注意点もあります。
レターパックプラスは厚みのある荷物を入れるとポストに入らないことがあります。
その場合は、郵便局の窓口へ持ち込むか、集荷を依頼しましょう。コンビニでは発送手続きそのものはできないため、「購入だけ可能」と覚えておくと混乱しません。
郵便切手類販売所(委託店)でも購入できる
郵便局以外にも、「郵便切手類販売所」と呼ばれる委託販売店で購入できる場合があります。
これは、日本郵便が指定した商店・文具店・書店などが、切手やはがきと一緒に郵便用品を販売しているお店のことです。
「郵便マークが掲げてある小さな商店」や「文房具店のレジ横」に置かれていることもあるので、近くにそういったお店があれば覗いてみる価値があります。
ただし、全店舗が扱っているわけではないため、事前に確認しておくと確実です。
郵便局のネットショップでまとめ買いも可能
日本郵便の公式オンラインショップ「郵便局のネットショップ」でも、レターパックプラスを購入できます。
法人利用や頻繁に発送する人には特に便利な方法です。
ただし、ネットショップでは1枚単位での販売はなく、基本的に「20枚セット」での販売となっています。
価格は20枚で12,000円(1枚あたり600円)と郵便局窓口と同じですが、まとめ買い専用と考えましょう。
注文から届くまで数日かかるため、「今すぐ欲しい」場合には向きません。
一方で、「在庫を切らしたくない」「自宅やオフィスでストックしておきたい」場合には最適です。
金券ショップ・チケットショップでも手に入ることがある
あまり知られていませんが、金券ショップやチケットショップでもレターパックプラスが売られていることがあります。
たとえば、アクセスチケットやチケットキングなど、主要都市にある金券店では、在庫があるときに限り販売しているケースがあります。
価格は店舗によって異なり、定価600円より数円〜十数円安く買えることも。
ただし、封筒が古かったり、在庫状況が不安定だったりするため、「確実に買いたい」ときの手段としてはややリスクがあります。
あくまで「安く手に入ればラッキー」くらいの気持ちで利用するのが良いでしょう。
フリマサイト・通販サイトで買うのはアリ?
メルカリやYahoo!オークションなどでも、レターパックプラスが出品されているのを見かけます。
また、Amazonや楽天市場などでも販売されている場合がありますが、これらは公式ではない「転売品」です。
中には割高だったり、状態の悪い封筒が届くこともあるため、購入には注意が必要です。
正規の郵便サービスを利用する以上、できるだけ郵便局や公式ショップなど信頼できるルートで入手するのが安心です。
自分に合った購入方法を選ぼう
ここまで紹介してきたように、レターパックプラスは郵便局以外でもさまざまな方法で入手できます。
それぞれのメリットを整理すると次のようになります。
- 今すぐ1枚だけ必要 → 郵便局 or コンビニ
- 夜間・休日に買いたい → コンビニ(ローソン・ミニストップなど)
- まとめ買いしたい → 郵便局ネットショップ
- コストを抑えたい → 金券ショップ(在庫状況に注意)
- 職場や自宅近くに郵便局がない → 郵便切手類販売所
状況に応じて上手に使い分けるのがおすすめです。
注意しておきたいポイント
レターパックプラスを購入・利用する際には、次の点にも気をつけましょう。
- 在庫確認を忘れずに
特にコンビニや販売所では、必ずしも常に在庫があるわけではありません。電話で事前に確認するだけで無駄足を防げます。 - ポスト投函できない場合がある
厚みのある荷物を入れるとポストに入らないことがあります。そういう場合は郵便局の窓口で差し出すか、集荷を依頼しましょう。 - 二次流通品の品質に注意
金券ショップやネット通販で購入する際は、汚れや折れのある封筒が混じることも。発送トラブルを避けるためにも、状態確認は必須です。 - 料金改定や仕様変更にも注意
郵便サービスは時期によって料金や仕様が変更されることがあります。最新情報は日本郵便の公式サイトで確認しておくと安心です。
まとめ:レターパックプラスはどこで買える?
レターパックプラスは、「郵便局だけでなく、コンビニや販売所、ネットショップなど複数の場所で購入できる」便利なサービスです。
特に、ローソンやミニストップなどのコンビニでは夜間でも買えるため、急ぎの発送に重宝します。
また、まとめ買いなら公式オンラインショップが便利。コスト重視なら金券ショップという選択肢もあります。
状況に合わせて賢く選べば、どこにいてもすぐにレターパックプラスを入手できます。
発送の機会が多い人は、あらかじめ数枚ストックしておくとさらに安心です。
全国どこでも使えるレターパックプラス。買える場所を知っておけば、いざという時に頼れる心強い味方になります。
