音楽好きの間で話題を呼んでいる「MIAD01（ミアド01）」。スマートフォンとハイレゾオーディオプレーヤーを融合させたユニークな1台として注目を集めています。
とはいえ、2025年現在「どこで買えるの？」「在庫はあるの？」と探している人も多いようです。この記事では、MIAD01の販売状況を詳しく調べ、入手方法や購入時の注意点をわかりやすく解説します。
MIAD01とは？スマホ＋オーディオプレーヤーのハイブリッド機
MIAD01は、中国のオーディオブランド「Moondrop（ムーンドロップ）」が開発したAndroidスマートフォンです。
最大の特徴は、オーディオ性能に特化している点。一般的なスマホでは省かれがちな「4.4mmバランス出力」と「3.5mmシングルエンド出力」をどちらも搭載し、DAP（デジタルオーディオプレーヤー）顔負けの高音質を実現しています。
スペックを簡単にまとめると次の通りです。
- ディスプレイ：6.7インチ AMOLED（120Hzリフレッシュレート）
- メモリ／ストレージ：12GB RAM + 256GB ROM（microSD対応）
- バッテリー：5000mAh（33W PD急速充電）
- OS：クリーンなAndroidベース
- 出力端子：3.5mm＋4.4mm
- その他：ハイレゾ対応、5G通信、デュアルSIM対応
まさに「音を楽しむためのスマートフォン」として作られており、従来のDAPとスマホを別々に持ち歩く必要がないのが魅力です。
公式サイトでの販売状況
まず最初にチェックしたいのがMoondrop公式サイト。
2025年12月時点では、MIAD01の製品ページは残っているものの、**在庫なし（Sold Out／No items found）**の状態になっています。
一時は公式から直接購入できたようですが、現在は販売停止中と見られます。
再販や新モデル登場の可能性もありますが、現状では公式から新品を購入するのは難しい状況です。
公式が在庫を復活させる際はSNSやメールニュースで告知されるため、確実に入手したい人はMoondrop公式の情報発信をフォローしておくのがおすすめです。
通販サイトでの在庫状況（国内・海外）
公式が在庫切れのため、現在MIAD01を手に入れたい場合は通販サイトを探す必要があります。
調査の結果、以下のような販売状況が確認できました。
HiFiGo（海外通販サイト）
Moondropの正規取扱ショップとして知られる「HiFiGo」では、現在もMIAD01の商品ページが存在します。
価格は約367ドル（約55,000円前後）。在庫がある時期と品切れの時期があるため、購入前に「Add to Cart」が有効かを確認する必要があります。
HiFiGoは日本への発送にも対応していますが、配送期間は2〜3週間程度。
また、為替変動や関税・送料が別途かかる場合がある点にも注意が必要です。
ShenzhenAudio（シンセンオーディオ）
こちらもオーディオファンに有名な海外通販サイト。
MIAD01を販売しており、条件によっては送料無料、2年間保証付きと明記されています。
ただし、保証対応は海外発送となるため、故障時の対応には時間がかかる可能性があります。
Etoren（イートレン）
スマートフォンを中心に扱うグローバル通販サイト。
MIAD01の販売ページはあるものの、「Out of Stock（在庫切れ）」と表示されており、再入荷通知の登録のみ可能です。
国内の通販ショップ
日本国内では一部のガジェット専門店が「取り寄せ注文」で対応しています。
販売ページは残っていても、実際の在庫がない場合が多いので、購入前に在庫確認を行うのが確実です。
中古市場・フリマアプリでの入手状況
新品の入手が難しい現状では、中古市場で探すのも現実的な方法です。
メルカリ・ヤフオク
メルカリでは「Moondrop MIAD01」の出品が複数見られ、相場はおおむね4万円台〜5万円台。
中古品ですが、状態の良いものや未使用品も出品されていることがあります。
ヤフオクでも同様に出品があり、価格帯はほぼ同水準。
ただし、いずれも個人間取引となるため、動作確認や保証の有無をしっかりチェックしてから購入しましょう。
中古ショップ
国内の中古スマホショップではMIAD01の取り扱いはまだ少数。
中古取扱店によっては「今後入荷予定」や「買取受付中」としている店舗もあるため、継続的にチェックする価値はあります。
海外通販で購入する際の注意点
MIAD01は海外製品のため、日本のスマホと同じ感覚で購入するのは危険です。
購入時には以下の点を必ず確認しておきましょう。
1. 技適マークと通信バンド
MIAD01はグローバルモデルですが、日本の電波法に基づく技適マークが付いていない可能性があります。
そのため、日本国内で通信機能を使うと法律的にグレーになるケースがあります。
音楽専用機としてWi-Fiのみで使うなら問題ありませんが、電話・モバイル通信での使用は避けた方が安全です。
2. 保証とサポート
海外通販で購入した場合、保証は販売店ベースになります。
修理依頼の際は国際発送が必要になることもあり、対応期間が長くなる場合があります。
製品保証を重視するなら、購入前に「Warranty Policy」を必ず確認しておきましょう。
3. 関税と送料
海外から輸入する場合、商品代金のほかに関税や輸入消費税がかかることがあります。
ショップによっては「Free Shipping」と書かれていても、関税は購入者負担の場合があるため注意が必要です。
4. OSとアプリ対応
MIAD01はAndroidベースの独自システムを採用しており、Google Playストアは利用可能とされています。
ただし、初期状態では英語表記のこともあるため、設定で日本語化が必要です。
また、アップデート配信（OTA）対応は地域によって異なるため、長期利用を考えるならファームウェアの更新頻度も確認しておくと安心です。
MIAD01の魅力と他機種との違い
ここまで販売情報を中心に紹介しましたが、MIAD01が支持される理由にも触れておきましょう。
音質重視設計
一般的なスマホはイヤホン出力に簡易DACを搭載していますが、MIAD01は専用の高性能DACチップを内蔵。
ヘッドホンアンプ回路も強力で、ハイインピーダンスのヘッドホンも余裕で駆動できます。
4.4mmバランス出力を備えるスマホは非常に珍しく、据え置きレベルの音質を外出先で楽しめます。
シンプルなUIと快適操作
余計なプリインストールアプリがほとんどなく、動作も軽快。
音楽再生アプリを中心に使いたい人には理想的な環境です。
また、ゲームやSNSも普通に使えるため、「音質特化型のスマホ」として日常使いも可能です。
まとめ：MIAD01を購入するなら今どうすべき？
現時点でMIAD01を購入するルートは大きく3つです。
- HiFiGoやShenzhenAudioなどの海外通販を利用する
→ 正規取扱で新品を購入できる可能性があるが、在庫変動と輸入リスクあり。 - 国内通販ショップの取り寄せページをチェックする
→ タイミング次第で再入荷していることも。 - 中古・フリマサイトで探す
→ 状態次第ではお得に入手できるが、保証なし。
どの方法を選ぶにしても、購入前に在庫・保証・技適の3点は必ず確認しましょう。
MIAD01はオーディオファンにとって唯一無二の魅力を持つスマートフォンです。
新品が入手困難な今こそ、慎重に情報を集め、自分に合った入手ルートを選ぶのがポイントです。
MIAD01はどこで買える？まとめと今後の展望
最後にもう一度整理すると、2025年12月現在、MIAD01は「公式在庫なし」「海外通販で入手可能」「中古市場で一定数流通中」という状況です。
国内正規販売は停止している可能性が高いため、どうしても手に入れたい人は海外通販を利用するか、中古品を検討するのが現実的です。
Moondropはこれまでにも人気イヤホンを多数展開しており、MIAD01の後継機登場も期待されています。
今後の動向を追いつつ、在庫復活や新モデルの情報をこまめにチェックしておくと良いでしょう。
音楽を「スマホで極めたい」人にとって、MIAD01はいまなお特別な存在です。
