ひのくに号の回数券はどこで買える？購入方法と販売窓口まとめ

熊本と福岡を結ぶ高速バス「ひのくに号」。通勤や通学、出張などで利用する人も多く、「回数券はどこで買えるの？」という疑問を持つ方が少なくありません。この記事では、ひのくに号の回数券を購入できる場所や方法、注意点までをわかりやすくまとめました。

ひのくに号とは？人気の理由と基本情報

「ひのくに号」は、西日本鉄道（西鉄）と産交バスなどが共同運行する高速バス路線です。熊本市と福岡市を結び、天神・博多・福岡空港と熊本中心部を直通で結ぶため、電車よりも便利に感じる人も多い人気路線です。

所要時間は約2時間30分前後。料金は片道2,500円ほどですが、回数券や往復割引を使えば1回あたりの運賃をお得にできます。

ひのくに号には、利用スタイルに合わせていくつかの回数券が用意されています。代表的なのは以下の3種類です。

スマホ専用アプリ「バスもり！」を使って購入できるデジタル回数券。紙のチケットを持ち歩く必要がなく、スマホ画面で提示するだけで乗車できます。

使い方は、アプリをダウンロード → 回数券を購入 → 乗車前に「もぎる」操作 → 車内のQRコードにかざして提示、という流れです。

昔から販売されている紙のタイプも健在です。4枚つづりの券で、有効期限はスマホ券と同じ6か月。

紙券は窓口で直接購入でき、スマホが苦手な方にも安心です。

そのほか、1往復分がセットになった往復乗車券（4,700円）や、2人で片道を一緒に使えるペア券なども販売されています。利用回数が少ない人にはこちらのほうが便利な場合もあります。

スマホ回数券は、「バスもり！」という専用アプリで購入できます。

乗車時は、アプリ内のチケットを「もぎる」操作をしてから、バス車内のQRコードを読み取り、乗務員に画面を見せるだけ。紙のチケットと違い、紛失の心配がなく、使いたいときにすぐ利用できます。

また、残りの枚数や有効期限もアプリ上で確認できるため、管理も簡単です。

紙の回数券は、産交バスや西鉄バスの窓口で購入できます。主な販売窓口は次のとおりです。

これらの窓口では、紙の回数券や往復乗車券を取り扱っています。営業時間や取り扱い状況は時期によって変わるため、事前に公式サイトや電話で確認しておくのがおすすめです。

一部の情報によると、熊本県内のファミリーマートでひのくに号の紙回数券を扱っていた時期があります。ただし、現在は取扱店が限られており、すべての店舗で販売しているわけではありません。

実際には、コンビニでの販売は「一部地域限定」「委託販売終了」となっている場合も多いため、確実に購入したい場合はバス会社の窓口やアプリを利用するのが安心です。

ひのくに号は基本的に予約不要ですが、一部の便（福岡空港発着など）は座席指定の予約制になっています。回数券を持っていても、予約が必要な便では別途予約手続きが必要です。

予約は公式サイトや電話、バスもり！アプリなどから行えます。予約なしで乗車できる便と、予約が必要な便を間違えないように注意しましょう。

回数券の有効期限は、購入日から6か月。期限を過ぎると無効になるため、まとめ買いをするときは使い切れる枚数を選ぶのがコツです。

また、紙の回数券を使うときは、券面に「購入日のスタンプ」が押されていることを確認してください。購入日が不明な券は無効になる場合があります。

スマホ回数券の場合は、アプリ内で自動的に購入日と期限が記録されるため、紛失や記入ミスの心配がありません。

Q：スマホ回数券と紙回数券、どちらがお得？
→ 価格はほぼ同じですが、4枚綴りのスマホ券のほうが1回あたりの料金が少し安くなっています。スマホ操作に抵抗がない人ならスマホ券がおすすめです。

Q：回数券を他の人と分けて使えますか？
→ 紙回数券は複数人で同時に使えますが、スマホ回数券は1人1台のスマホで利用する仕組みです。友人や家族と一緒に使う場合は紙券が便利です。

Q：払い戻しはできますか？
→ 未使用分に限り、所定の手数料を差し引いて払い戻しできることがあります。購入窓口で確認しましょう。

ひのくに号の回数券を買う方法は、大きく分けて3つです。

日常的に熊本～福岡を行き来する人なら、スマホ回数券が最も便利でお得です。紙の回数券は、現金派や複数人での利用に向いています。

どちらの方法でも、有効期限（6か月）と予約制便の扱いに注意しながら、計画的に使うのがポイントです。上手に回数券を活用して、ひのくに号の移動をもっと快適に楽しんでください。