「カチョカバロ」という名前を聞いたことがありますか？
ひょうたんのような形をした、ちょっと珍しいチーズ。実は日本でもじわじわ人気が高まっていて、「焼いて食べるチーズ」として注目されています。
この記事では、そんなカチョカバロがどこで買えるのか、そしておすすめの購入方法をわかりやすく紹介します。
カチョカバロとは？イタリア生まれの“焼いて美味しい”チーズ
カチョカバロ（Caciocavallo）は、イタリア南部で生まれたチーズです。
名前の由来は「Cacio＝チーズ」「Cavallo＝馬」で、「馬の鞍にまたがるように吊るして熟成する」姿から名づけられたと言われています。
特徴はなんといってもそのとろける食感とコク。モッツァレラと同じ「パスタフィラータ」という製法で作られるため、加熱すると表面がカリッ、中はトロリ。焼くと香ばしさが引き立ち、ワインやビールのおつまみにぴったりです。
一方で、そのままスライスして食べてもほんのり甘みがあり、熟成によって深い旨みが感じられます。
「焼いてもそのままでも美味しい」万能タイプのナチュラルチーズなんですね。
カチョカバロはどこで買える？通販が便利で種類も豊富
日本ではまだ一般的なスーパーで見かける機会は少ないですが、通販やチーズ専門店を中心に手に入れることができます。
ここからは、実際に購入できる主なショップを紹介します。
CHEESE STAND（チーズスタンド）
東京・渋谷発の有名チーズ専門店。
「出来たてのフレッシュチーズを食卓へ」がコンセプトで、自家製カチョカバロ ビアンコを販売しています。
オンラインショップではカチョカバロ ビアンコやスモークカチョカバロなど種類も選べて、どれもミルクの甘みとやさしい塩味が絶妙。
注文から冷蔵便で届くので、届いたその日から焼いて楽しめます。
公式通販サイト：cheese-stand.com
倉敷チーズ工房ハルパル
岡山県・倉敷のチーズ工房が手がける国産カチョカバロ。
「ひょうたん型のチーズ」として、熟成14日前後のやわらかな風味が人気です。
この工房では特に“焼きチーズ”としての食べ方を推しており、カットしてフライパンで軽く焼くだけで、外カリ中トロの絶妙な食感を楽しめます。
公式通販サイト：shop.kurashiki-cheese.com
チーズ工房NEEDS（北海道・十勝）
北海道の酪農王国・十勝で生まれたナチュラルチーズブランド。
放牧牛の生乳を使ったカチョカバロは、風味豊かで濃厚。
通販サイトから全国発送しており、道外のチーズファンにも人気があります。
チーズ好きの間では「NEEDSのカチョカバロ＝北海道の味」として知られています。
公式通販サイト：needs-kashiyuni.com
吉田牧場（岡山）
チーズ愛好家の間で“幻のカチョカバロ”と呼ばれる吉田牧場の逸品。
ブラウンスイス牛の生乳を使用し、熟成によって生まれる旨みのバランスが絶妙です。
一時期は飲食店シェフたちの間で予約殺到。今では公式通販やチーズ専門店で数量限定で販売されています。
1/4カットからホール単位まで選べる点も魅力。
取扱例：フェルミエオンラインショップ
輸入カチョカバロ（イタリア産）
本場イタリアの味を楽しみたい人には、輸入チーズもおすすめ。
「Caciocavallo Silano」や「Caciocavallo Molisano」など、イタリア南部の伝統製法で作られたチーズが通販で購入できます。
イタリア直輸入のチーズを扱う「ラッマス」や「チーズ王国」などでは、入荷時期により数量限定で販売されることも。
風味がより濃厚で個性的なタイプが多いので、チーズ上級者向けです。
実店舗でも買える？チーズ専門店・輸入食材店をチェック
通販のほか、チーズ専門店や輸入食材店でもカチョカバロを取り扱う場合があります。
たとえば、全国展開している「チーズ王国」や「フェルミエ」では、店舗によってカチョカバロを扱っていることもあります。
ただし、在庫は不定期のため、訪問前に在庫確認をしておくのが安心です。
また、北海道や長野、岡山などの地元チーズ工房直営ショップでは、製造したてのカチョカバロを販売することがあります。旅行先で出会えたら、まさに“ご当地チーズ”の楽しみですね。
通販で買うときの注意点と保存方法
カチョカバロはナチュラルチーズのため、購入時にいくつか注意点があります。
- 冷蔵便で届く：多くのショップがクール便を利用しています。受け取り日を指定して、すぐに冷蔵庫へ。
- 賞味期限は約2〜3週間：熟成タイプでも生乳チーズのため、開封後は早めに食べ切るのがおすすめ。
- 保存は10℃以下：乾燥しやすいので、ラップで包んで密閉容器へ。
- 焼く前は常温に戻す：冷たいままだと中心が溶けにくくなるので、少し室温に置いてから焼くときれいにとろけます。
こうしたポイントを押さえれば、通販でも美味しさをキープできます。
カチョカバロの美味しい食べ方
買ったカチョカバロをどう食べるか迷ったら、まずは「焼く」がおすすめ。
- 1〜1.5cmほどの厚切りにする
- 油をひかないフライパンを中火で温める
- 表面がきつね色になるまで両面を焼く
- ほんの少し塩を振って完成
外はカリッと香ばしく、中はトロ〜リ。
シンプルながら感動的な美味しさです。
パンにのせてもよし、トマトやバジルを添えればイタリアン風、ハチミツをかけてデザート風にもアレンジできます。
ワインだけでなく、日本酒やクラフトビールにもよく合いますよ。
国産と輸入、どっちを選ぶ？
どちらにも魅力があります。
- 国産カチョカバロ：新鮮で優しい味。ミルク感が強く、日本の食卓にもなじみやすい。焼きチーズ初心者にもおすすめ。
- 輸入カチョカバロ：熟成が進み、コクや香りがより強いタイプが多い。本格派やチーズ通に好まれます。
迷ったら、まずは国産工房のものから試してみて、慣れたら輸入チーズにもチャレンジすると違いを楽しめます。
まとめ：カチョカバロは通販が最も手軽で確実に買える！
カチョカバロは、スーパーではなかなか見かけない“ちょっと特別なチーズ”。
でも、今は通販を使えば全国どこからでも簡単に手に入ります。
おすすめは以下のルートです。
- 国産チーズ工房の通販（例：チーズスタンド、倉敷チーズ工房、NEEDS、吉田牧場）
- 輸入チーズ専門通販（例：ラッマス、チーズ王国）
- 実店舗（チーズ専門店・輸入食材店）での限定販売
自宅で焼くだけで、専門店のようなとろける味わいを再現できます。
ギフトやおうちごはんのちょっとしたご褒美にもぴったりです。
チーズ好きなら一度は試したい、そんな魅力がカチョカバロには詰まっています。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の商品の効果や品質を保証するものではありません。価格・在庫・販売条件などは各販売サイトで最新情報をご確認ください。
