ネクタイピンって、意外と「どこで買えばいいの?」と迷うアイテムですよね。普段あまり意識しないけれど、ビジネスシーンや冠婚葬祭、ちょっとしたおしゃれの仕上げに欠かせない小物です。いざ必要になったときに、「近所に売ってる店がない」「種類が少ない」なんて経験をした人も多いはず。
ここでは、ネクタイピンが買える場所をスーツ量販店、百貨店、通販、専門店、さらには100円ショップまで網羅して紹介します。初めて買う人も、プレゼント用を探している人も、これを読めば自分に合った購入先がきっと見つかります。
スーツ量販店・紳士服店で探す
まず王道なのが、スーツ量販店です。洋服の青山、AOKI、はるやまなど、いわゆる“紳士服チェーン”ではスーツやネクタイと一緒にネクタイピンも販売されています。
価格帯はだいたい3,000円前後から、高級な素材を使ったもので7,000円前後のものもあります。シルバー系のシンプルなものが中心で、ビジネス用に最適です。
実店舗で買う最大のメリットは、実物を手に取って確認できること。色味や質感、重さ、留め具のタイプ(クリップ式やワニ口式など)を実際に見られるので、後悔が少ないです。
スーツを購入するタイミングでネクタイピンも一緒に選べば、全体のコーディネートを店員さんと相談しながら決められます。
ただし、ネクタイピンはあくまで“付属アクセサリー”扱いのことが多く、取り扱い数は少なめ。欲しいデザインが限られていることもあるので、急ぎの場合やこだわりが強い人は通販との併用が安心です。
百貨店やブランドショップで買う
もう少し高級感を求めるなら、百貨店やブランドショップがおすすめです。
伊勢丹や高島屋、阪急メンズ館などでは、ポール・スミス、タケオキクチ、ダンヒルといった人気ブランドのネクタイピンを取り扱っています。素材やデザインの完成度が高く、プレゼント用としても人気です。
百貨店の魅力は、品質の確かさとギフト対応の丁寧さ。
ラッピングやメッセージカードのサービスが整っているので、就職祝いや父の日、記念日の贈り物にぴったりです。デザインもブランドごとに個性があり、クラシックからモダンまで幅広く選べます。
一方で、価格はやや高め。安いものでも5,000円前後、高いものだと1万円を超えることもあります。
「一生使えるものを買いたい」「長く使える上質な一本を探したい」という人には最適な選択肢です。
通販サイトで探す — 種類の豊富さは圧倒的
忙しくてお店に行けない人、選択肢をできるだけ多く見比べたい人には、通販が圧倒的に便利です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの総合通販サイトでは、数千点規模のネクタイピンが並びます。価格も500円程度の安価なものから、ブランド品まで幅広く揃っています。
通販の強みは、デザイン・価格・素材の選択肢が豊富なこと。
例えば、「木製ネクタイピン」や「名入れ可能なギフト用」など、実店舗ではあまり見かけない個性的なアイテムも手軽に購入できます。レビューを参考にできるのも心強いポイントです。
ただし、通販では実物を確認できないため、写真の印象と違うこともあります。
金属の質感やクリップの強さなどは商品説明をよく読み、口コミもチェックしておきましょう。
また、通販サイトによってはラッピング対応が有料の場合もあるので、プレゼント用なら対応状況を確認するのが安心です。
専門アクセサリーショップで探す
「せっかくなら、こだわりの一本を持ちたい」という人には、ネクタイピン専門店やスーツ小物ショップもおすすめです。
オンラインでは、カフスやタイバーを専門に扱うショップが多数あります。木製、真鍮、ステンレスなど素材にこだわった商品や、名入れオーダーが可能なアイテムなども人気です。
専門店の魅力は、品質と個性の両立。
機能性を重視した堅牢な作りのものから、アートのようにデザインされた一点物まで揃っています。
ギフトボックス付きや、スーツに合わせたおすすめセットなど、目的に応じた商品選びができるのも特徴です。
ただし、店舗数は限られており、ほとんどがオンライン販売中心です。
もし実物を見たい場合は、百貨店のメンズアクセサリーコーナーやセレクトショップをチェックしてみるといいでしょう。
意外な穴場:100円ショップや雑貨店
「とにかく今すぐ、安く欲しい!」という場合は、100円ショップや雑貨店を覗いてみるのも一つの手です。
ダイソーやセリアなどでは、期間限定でネクタイピンが販売されることがあります。品質はシンプルですが、応急用やイベント用なら十分に使えます。
ただし、100均では在庫が不安定で、常に置いているわけではありません。
また、金属部分の耐久性や留め具の強さにはばらつきがあるため、ビジネス用途にはあまり向かないこともあります。
あくまで“急場しのぎ”として考えるのが無難です。
ネクタイピンを選ぶときのポイント
どこで買うにしても、選び方のポイントを押さえておくと失敗が減ります。
- 素材を確認する
真鍮、ステンレス、チタンなど、素材によって重さや光沢が異なります。ビジネス用なら落ち着いた色味の金属製が定番です。 - 留め具のタイプをチェック
一般的なのはワニ口式とクリップ式。ワニ口式はしっかり固定でき、クリップ式は簡単に着脱できます。 - ネクタイとのバランスを見る
ネクタイの幅の3分の2程度が理想。太めのネクタイには大きめ、細いネクタイには小ぶりなピンを選ぶときれいに見えます。 - 用途に合わせて選ぶ
ビジネス、フォーマル、カジュアルなど、シーンに合ったデザインを意識しましょう。
プレゼントならギフトボックス付きや名入れ対応を選ぶと特別感が出ます。
賢い買い方のコツ
ネクタイピンは、探せば安価で質の良いものが多く見つかります。
初めての人は通販でレビュー評価の高いシンプルなデザインを選ぶと失敗しにくいです。
一方で、スーツやネクタイを新調するタイミングなら、スーツ量販店でまとめて購入するのもスマート。コーディネートのバランスをその場で確認できます。
ギフト目的なら百貨店や専門ショップがおすすめ。包装の美しさやブランドイメージが、贈り物としての印象をぐっと高めてくれます。
「どこで買えるか」よりも、「誰にどんな用途で贈るのか」を意識すると、選びやすくなります。
ネクタイピンはどこで買える?まとめ
ネクタイピンは、スーツ量販店・百貨店・通販サイト・専門店・100円ショップなど、実にさまざまな場所で買えます。
すぐに必要なら紳士服店へ、じっくり選びたいなら通販やブランドショップへ。
プレゼントならギフト対応のある専門店を選ぶのが安心です。
どの購入先にもメリットとデメリットがありますが、用途や予算に合わせて選べば失敗しません。
「ネクタイピンはどこで買える?」と迷ったら、まずは自分がどんな場面で使いたいのかを考えてみてください。
あなたにぴったりの一本が、きっと見つかるはずです。
