ライブやフェスが大好きな人にとって、大音量の空間で音楽を全身で感じる瞬間はたまりませんよね。でも、終演後に「耳がキーンと鳴る」「しばらく音がこもる感じがする」という経験をした人も多いはず。実はその現象、**「音響外傷」**のサインかもしれません。
そこで注目されているのが「ライブ用耳栓」。今回は、耳を守りながら音を楽しめるこの便利アイテムについて、どこで買えるのか・どんな種類があるのか・おすすめモデルはどれかを徹底的に紹介します。
ライブ用耳栓とは？普通の耳栓との違い
まず押さえておきたいのは、「ライブ用耳栓」と「普通の耳栓」はまったくの別物だということ。
一般的な耳栓は、寝るときや集中したいときに使うもので、周囲の音を極力遮断する設計です。一方でライブ用耳栓は、音量を下げつつも音質を保つようにチューニングされています。つまり、ボーカルや楽器のバランスを崩さず、ライブの臨場感を損なわないよう作られているのです。
このタイプの耳栓は、音楽好きの間では「ライブを長く楽しむためのマナーアイテム」としても広まりつつあります。実際、海外のフェスでは装着が当たり前になっているほど。日本でもプロのミュージシャンやエンジニアの愛用者が増えています。
ライブ用耳栓が買える場所【実店舗編】
「すぐに手に入れたい」「実物を見て選びたい」という人は、実店舗での購入が便利です。
販売している店舗はいくつかあり、エリアや時期によっても取り扱い状況が異なりますが、代表的な場所をまとめました。
家電量販店
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、エディオン、コジマなどの大型家電量販店では、音響アクセサリーの一部としてライブ用耳栓が並んでいることがあります。
特に**Loop EarplugsやAlpine PartyPlug**などの定番ブランドは、店舗によっては専用コーナーで販売されています。スタッフに「音楽イベント用の耳栓が欲しい」と伝えるとスムーズです。
楽器店
島村楽器や山野楽器、イシバシ楽器などでは、ミュージシャン向けの聴覚保護アイテムとしてライブ用耳栓を販売している店舗もあります。
ライブハウス出演者や音響関係者の来店が多い店舗では、種類も豊富です。
雑貨・バラエティショップ
ロフトや東急ハンズ、ドン・キホーテなどの雑貨店でも見つかることがあります。
ただし、一般的な防音耳栓と混在していることが多いため、「ライブ向け」「音楽用」と明記されているものを選ぶことがポイントです。
音楽関連ショップ
タワーレコードやHMVの一部店舗では、ライブ参戦グッズとして耳栓を扱っています。
フェスグッズコーナーやアクセサリー売り場に並んでいる場合があるので、音楽ファンなら立ち寄ってみる価値があります。
ライブ用耳栓が買える場所【通販サイト編】
「自宅でじっくり選びたい」「口コミを見ながら決めたい」という人には、オンライン購入が最も手軽です。
実際、ネット通販の方が品ぞろえも圧倒的に豊富です。
Amazon（アマゾン）
Amazonでは「ライブ用耳栓」や「音楽用耳栓」で検索すると、Loop Earplugs、Alpine PartyPlug、Quietide Music Earplugsなど多数のモデルが表示されます。
レビュー数や評価を参考に比較でき、最短で翌日配送されるスピード感も魅力。カラーやサイズ違いの在庫も豊富なので、好みのタイプを見つけやすいです。
楽天市場
楽天市場でも「ライブ 耳栓 音楽用」といったキーワードで検索すれば、国内外のブランドが数多く出品されています。
ショップによってはポイント還元率が高く、キャンペーンを狙えば実質的にお得に購入できることも。
Yahoo!ショッピング
PayPay還元があるYahoo!ショッピングでも、ライブ用耳栓の取り扱いがあります。
商品ページで「遮音値（SNR）」や「再利用可能かどうか」といった詳細スペックを確認しながら選べるのが特徴です。
家電量販店のオンラインストア
ビックカメラ.com、ヨドバシ.comなどの公式通販サイトでも購入可能。
実店舗と在庫を共有している場合が多く、ポイントも共通で貯まるのが嬉しいポイントです。
人気のライブ用耳栓おすすめモデル
ここでは、音質・装着感・デザインのバランスに優れた人気モデルを紹介します。
どれも国内外で高評価を得ている定番アイテムです。
Loop Earplugs
ベルギー発の人気ブランド。見た目もスタイリッシュで、「Loop Experience」はライブやクラブイベント向けに開発されたモデルです。
音質を損なわず、約18dBの音圧を軽減。ファッション性も高く、アクセサリー感覚で使えるのが特徴。
サイズ展開やカラーバリエーションも豊富なので、男女問わず人気があります。
Alpine PartyPlug
オランダの聴覚保護専門ブランドAlpineが展開する定番モデル。
「音を削るのではなく整える」という設計思想で、ライブの迫力を維持しながら耳を守ります。
柔らかい素材で長時間着けても痛くなりにくく、持ち運び用ケースも付属しており実用性も抜群です。
Quietide Music Earplugs
コスパを重視するならQuietide。Amazonでも高評価が多く、遮音性能と音質のバランスが良いと評判です。
使い心地が軽く、初めて耳栓を使う人でも違和感が少ないタイプです。
Crescendo Music 20
プロミュージシャンやDJの使用例も多いモデル。
高品質なフィルターを内蔵し、音の透明感を保ちながら20dB前後の音圧を低減します。
ライブハウスだけでなく、映画館やカラオケなどでも活用できます。
ライブ用耳栓の選び方
「どれを選べばいいか分からない」という人のために、失敗しない選び方のポイントを整理します。
遮音性能（SNR・NRR値）
ライブ会場では100dBを超える音圧が発生することもあります。
完全に遮断すると音楽の臨場感が失われるため、15〜25dB程度の軽減値を目安にすると自然な聴き心地になります。
装着感とサイズ
ライブは数時間に及ぶため、フィット感がとても重要です。
シリコンタイプやフォームタイプなど素材によって装着感が異なるので、付け心地のレビューを確認しておくと安心です。
デザイン性
近年は透明やカラフルなタイプなど、目立たないデザインも増えています。
「見た目が気になる」という人でも、Loop Earplugsのようにアクセサリー感覚で着けられるモデルなら抵抗なく使えます。
メンテナンス性
繰り返し使う場合は、洗浄しやすい素材やケース付きの製品を選びましょう。
清潔に保てば長く使えて経済的です。
どこで買うのが便利？店舗と通販の違い
- 実店舗のメリット：その場で試着できる、スタッフに相談できる、即日入手できる
- 通販のメリット：品ぞろえが豊富、口コミで比較できる、セールやポイント還元がある
自分の優先順位に合わせて選ぶのがコツです。初めて買うならレビュー評価が多いAmazonや楽天をチェックするのが安心。
複数ブランドを比較したい場合は、通販サイトの方が圧倒的に効率的です。
まとめ：ライブ用耳栓は音を楽しむためのマナー
ライブ用耳栓は「音を遮るもの」ではなく、「音を守るもの」。
大好きな音楽を長く楽しむためのパートナーです。耳を痛めてからでは遅いので、早めの対策をおすすめします。
Loop EarplugsやAlpine PartyPlugなど人気ブランドは通販でも簡単に手に入り、デザインや性能も進化しています。
これからライブやフェスに行く予定がある人は、ぜひ自分に合った耳栓を準備して、安全で快適な音楽体験を楽しみましょう。
