カラフルでユニークな見た目がSNSで話題の「ワックスボトルキャンディ」。中には甘いシロップが入っていて、ボトルの上部を噛んで中の液体を吸うという、ちょっと不思議で楽しいお菓子です。海外では昔からある定番の駄菓子ですが、日本ではなかなか見かけません。「どこで買えるの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。この記事では、ワックスボトルキャンディが買える場所や、なぜ入手が難しいのか、その理由を詳しく解説します。
ワックスボトルキャンディとは?独特な食べ方で人気の輸入菓子
ワックスボトルキャンディ(英語名:Wax Bottle Candy)は、外側が食用ワックスでできた小さなボトル型のキャンディです。中にはチェリー、レモン、オレンジなどのフルーツ味のシロップが入っていて、ボトルの上部を噛み切って中の液体を吸い出すのが基本の食べ方。外側のワックス部分は飲み込まず、ガムのように噛んだあと捨てます。
アメリカでは「Nik-L-Nip」というブランドが有名で、1950年代から親しまれているロングセラー商品です。近年はYouTubeやTikTokなどでASMRやリアクション動画として取り上げられ、色鮮やかな見た目や“カリッ”“チュッ”といった音が人気を呼んでいます。日本でもSNSを中心に注目が集まり、若い世代を中心に「一度食べてみたい」と話題になっています。
日本でワックスボトルキャンディが入手しづらい理由
実はこのワックスボトルキャンディ、日本では一般的なスーパーやコンビニでほとんど見かけません。理由はいくつかあります。
まず一つは「輸入菓子であること」。ワックスボトルキャンディはアメリカやヨーロッパで作られており、日本では限られた代理店やショップのみが輸入・販売しています。そのため、国内の流通量が少なく、在庫が不安定になりがちです。
次に「一部の時期・店舗のみでの取り扱い」。ドン・キホーテなどのバラエティショップでは時々入荷がありますが、常時販売されているわけではありません。仕入れタイミングによっては長期間見かけないこともあります。
そして最後に、「人気と話題性による需要の集中」。SNSで話題になると一気に需要が高まり、入荷してもすぐに売り切れてしまうケースが多いのです。この“レア感”が逆に話題を呼び、「見つけたらラッキー」と言われるほどになっています。
ワックスボトルキャンディが買える場所①:通販サイト(Amazon・楽天・Yahoo!など)
もっとも確実に入手できるのが、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトです。
特にAmazonでは「ワックスボトルキャンディ」や「Nik-L-Nip」で検索すると、複数の出品者から販売されている商品が見つかります。4本入りや8本入りなどのパッケージがあり、価格帯はおおよそ500円〜1,000円前後が一般的です。輸入品のため価格変動はありますが、在庫が安定していることが多く、最も利用しやすい購入先といえます。
楽天市場やYahoo!ショッピングでも同様に販売されており、ポイント還元や送料無料キャンペーンを利用すればお得に購入できる場合もあります。複数のショップを比較して、レビューや発送日をチェックしておくと安心です。
また、韓国系やアメリカ雑貨を扱うECモール「Qoo10」でも取り扱いがあり、セールやタイムディールなどで安く手に入ることもあります。輸入品をお得に購入したい人にはおすすめのサイトです。
ワックスボトルキャンディが買える場所②:実店舗(ドンキ・オリンピア・カルディなど)
リアル店舗での購入を希望する場合は、輸入菓子や雑貨を扱うショップを中心に探すのがおすすめです。
● ドン・キホーテ
全国各地のドン・キホーテでは、輸入お菓子コーナーにワックスボトルキャンディが並ぶことがあります。見た目が派手でインパクトのある商品なので、キャンディ類の棚やアメリカンなお菓子の近くをチェックしてみましょう。価格は500円前後が目安です。
● オリンピア(Olympia)
バラエティ雑貨ショップ「オリンピア」では、2023年頃からワックスボトルキャンディを取り扱い始めています。店舗によっては4本入り・8本入りが展開され、価格は498円前後。店舗スタッフによると、「SNSで話題になってから入荷後すぐ完売することもある」とのことです。
● カルディコーヒーファーム・成城石井
カルディや成城石井のような輸入食品専門店でも、稀にワックスボトルキャンディを取り扱うことがあります。ただし入荷時期が限られており、常時置いてあるわけではありません。見つけたときは即購入をおすすめします。
● その他の店舗
「おかしのまちおか」「ヴィレッジヴァンガード」「PLAZA」などのバラエティショップでも、限定的に販売された例があります。これらの店舗は仕入れ内容が頻繁に変わるため、定期的にチェックしておくと良いでしょう。
海外サイトでの購入も可能だが注意が必要
もし国内で見つからない場合、海外通販サイト(例:eBay、Walmartなど)を利用して購入する方法もあります。ただし、海外サイトからの個人輸入には注意が必要です。
・到着まで2〜4週間かかる場合がある
・送料が高くなることが多い
・輸入時のトラブルや返品対応が難しい
・食品輸入の制限により販売できないケースがある
そのため、初めて購入する人や安心して取引したい人は、国内のECモールで販売されているものを選ぶほうが安全です。正規の輸入業者経由で販売されている商品なら、品質や成分表示も日本語で確認できるため安心です。
SNSで話題沸騰!ワックスボトルキャンディが人気の理由
ワックスボトルキャンディが人気を集めている背景には、SNSでの拡散力があります。特にTikTokでは「噛んで中の液体を吸う」というユニークな食べ方や、カラフルな見た目、ASMR的な“音”がバズり、多くの動画で紹介されています。
また、海外のレトロなお菓子としてのノスタルジックな魅力も人気の理由。アメリカでは子どものころの定番おやつとして知られており、「懐かしい味」として大人にも愛されています。日本では珍しいお菓子であることから、ギフトやパーティー、動画撮影の小道具として購入する人も増えています。
まとめ:ワックスボトルキャンディは通販が最も確実!
ワックスボトルキャンディは、アメリカ生まれのユニークな輸入菓子で、日本ではまだ流通が限られています。リアル店舗ではドン・キホーテやオリンピア、カルディなどで運が良ければ出会えますが、確実に入手したいなら通販サイトを利用するのが一番です。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでは複数のショップが販売しており、価格や在庫を比較して購入できます。SNSで話題の人気商品なので、気になる人は早めにチェックしてみましょう。
今後、人気の高まりに合わせて取り扱い店舗が増える可能性もあります。ワックスボトルキャンディを探している方は、通販と実店舗の両方をうまく活用して、ぜひお気に入りのフレーバーを手に入れてみてください。
