最近、「古古米(こここまい)」という言葉を耳にする機会が増えましたよね。お米の値上がりが続くなか、「少しでもお得にお米を買いたい」という人に注目されているのがこの古古米です。この記事では、古古米がどこで買えるのか、通販や実店舗での入手方法、さらに味や品質についてもわかりやすく紹介します。
古古米とは?意外と知られていないその正体
まず、古古米とは「収穫から数年経ったお米」を指します。一般的に「古米」は1年前のお米、「古古米」は2年以上前、「古古古米」は3年以上前に収穫されたお米を指すことが多いです。近年話題になっているのは、政府が備蓄用に保管していた「政府備蓄米(備蓄古古米)」を放出したもので、これが「古古米」として市場に出回っています。
お米は時間が経つと風味が落ちると思われがちですが、備蓄米は低温・低湿で管理されており、品質を保つ工夫がされています。そのため、「思っていたより普通においしい」という口コミも多く、家庭用として十分使えるレベルです。
古古米を買える場所は?主な購入先まとめ
古古米は、通販・スーパー・ドラッグストア・農協直売所など、さまざまな場所で販売されています。ここでは、実際に入手できる代表的なルートを紹介します。
1. 通販サイトで買う(楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon)
一番手軽に手に入るのは、やはりネット通販です。
楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonでは「古古米」や「古古古米」と検索するだけで、多くの商品が見つかります。5kg〜10kgのサイズが中心で、価格も新米よりかなりお得。
- 楽天市場:産地ブレンドの古古米が豊富。レビューで味の評価も確認可能。
- Yahoo!ショッピング:政府備蓄米の放出品を中心にラインナップ。
- Amazon:業務用の格安米や古古古米ブレンドなどを取り扱い。
通販のメリットは「重たいお米を自宅まで届けてもらえること」と「比較しながら選べること」です。レビューやランキングをチェックすれば、品質の良い古古米を見つけやすくなります。
2. スーパーやディスカウントストアで買う
意外と見逃せないのが、近所のスーパーやディスカウントストア。
イオン、イトーヨーカドー、オーケー、ドン・キホーテなどでは、古古米や訳あり米が販売されていることがあります。特に米の特売コーナーでは「令和4年産」「備蓄米」と書かれた商品を見つけることも。
また、ドラッグストアの「コスモス薬品」などでは、数量限定で古古米を販売したことがあり、入荷するとすぐに売り切れるほど人気が高いようです。
チラシアプリや店舗サイトで「米」「備蓄米」などのワードをチェックしておくと、見つけやすくなります。
3. コンビニで買える場合もある?
一部のコンビニでは、1kg〜2kgの小袋タイプの古古米を扱っているケースもあります。
ローソンやファミリーマート、セブン‐イレブンなどで実験的に販売されたことがあり、「試しに少量だけ買いたい」という人にとって便利な選択肢です。ただし、全国販売ではなく地域限定の取り扱いが多いため、最寄り店舗で確認するのが確実です。
4. 農協や直売所で探す
地元産にこだわりたい人は、JA(農協)や道の駅・直売所がおすすめです。
農家が直接出している古米・古古米は、新米より安く、地産地消を応援できるのが魅力。
また、備蓄米の放出や「古米特売フェア」などを実施する直売所もあるため、地域のJA公式サイトをチェックしてみましょう。
特に米どころの地域(新潟、秋田、山形、福井など)では、古古米を格安で販売するケースが増えています。味も安定しており、「普段使いに十分」という声も多いです。
古古米の味や品質は?実際に食べた人の感想
古古米というと「古いから味が悪そう」と思う人も多いかもしれません。
しかし、適切に保管された備蓄米は意外にも風味が残っており、食感も問題ありません。実際の口コミでは次のような意見が多く見られます。
- 「炊き立ては少し香りが違うけど、味は普通においしい」
- 「チャーハンやカレーなど味付け料理に使えば全く気にならない」
- 「価格が安いのでリピートしている」
ポイントは研ぎすぎない・水をやや多めに炊くこと。少し手を加えるだけで食感がぐっと良くなります。
また、古古米は保存性が高く、非常食や備蓄用としても優秀です。大袋で買っておけば、災害時にも安心できます。
古古米を選ぶときの注意点
購入前に確認しておきたいポイントもあります。
- 製造・精米時期をチェック
古古米は収穫時期だけでなく、精米時期も重要。できるだけ精米日が新しいものを選びましょう。 - 保存方法を工夫する
開封後は密閉容器やペットボトルに移し替えて、冷暗所で保管します。虫や湿気を防げます。 - 格安すぎる商品に注意
あまりにも安い場合は、割れ米やブレンド比率が高いことがあります。口コミをチェックして品質を確認すると安心です。 - 長期保存を目的にするなら未開封で保管
備蓄目的の場合は、購入後すぐに開封せず、袋ごと保管。使用期限や推奨保存期間も確認しておきましょう。
古古米が人気になっている理由
古古米がここまで注目されている背景には、物価高騰と食料備蓄意識の高まりがあります。
新米価格が上昇する一方で、古古米は1kgあたり数十円〜100円ほど安く手に入るため、節約志向の家庭に人気です。
さらに、政府備蓄米が市場に流通するようになったことで、一般消費者が安全に入手できるようになりました。
品質が安定しているため、「安い=まずい」というイメージが覆され、むしろ「お得で安心な選択肢」として評価されています。
古古米を活用するおすすめの方法
古古米は、料理によっても活かし方が変わります。
少し風味が落ちていると感じる場合は、味の濃い料理に使うのがおすすめです。
- カレーやチャーハン
- 炒飯やドリアなど焼き料理
- 雑炊やおじや
- 炊き込みご飯
また、非常用の備蓄米としてストックしておくのも賢い方法。
災害時に炊飯器が使えないときは、無洗米タイプの古古米を選んでおくと便利です。
古古米はどこで買える?まとめと賢い選び方
最後にもう一度まとめます。
- ネット通販(楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon) が最も手軽で種類が豊富
- スーパー・ドラッグストア ではタイミング次第で格安購入が可能
- コンビニ は地域限定ながら少量パックを扱うことも
- 農協・直売所 は地元産を安く入手できる穴場
古古米は、品質管理された政府備蓄米が多く、安全性にも配慮されています。
うまく活用すれば、家計の節約にもなり、非常時にも役立つ頼もしい存在です。
気になった人は、まずは少量パックから試してみてください。
「古古米はどこで買える?」という疑問の答えは、今や思ったよりも身近な場所にあります。
通販でもスーパーでも、あなたの暮らしに合った方法でお得に手に入れてみましょう。
