「古新聞って、どこで買えるの?」──
DIYや梱包、掃除、ペット用品など、意外といろんな場面で使える新聞紙。でも、最近は新聞を取っていない家庭も増えていて、手元にストックがない人も多いはず。この記事では、古新聞を入手できる場所から、無料でもらう方法、有料で買える通販まで、実際に使える情報をまとめて紹介します。
古新聞が意外と役立つ理由
新聞紙は薄くて丈夫。吸水性や吸油性にも優れていて、使い方のバリエーションがとても広いんです。
例えば――
・引っ越しやメルカリ発送のときの梱包材
・窓ガラスや鏡の掃除
・靴の湿気取り
・ペットのトイレシート代わり
・園芸や塗装作業の下敷き
このように、家庭でもビジネスでも古新聞が役立つシーンは多く、「買ってでも欲しい」という需要が生まれています。
新聞販売店でもらえる古新聞
一番確実でおすすめなのが、近所の**新聞販売店(新聞屋さん)**です。
実は、新聞店では毎日決まった部数より少し多めに新聞を仕入れていて、印刷ミスや未配達分が「残紙(ざんし)」として余ることがあります。これらを処分する前に、「古新聞が欲しいのですが」とお願いすると、快く譲ってもらえるケースが多いです。
ポイントは以下の通りです。
- 電話で事前に連絡し、在庫や引き取り日時を確認する
- 無料でもらえる場合が多いが、店舗によっては少額の寄付を求められることもある
- 大量に欲しい場合は、袋やダンボールを持参しておくとスムーズ
新聞店にとっても、古紙を処分する手間が減るため、実は双方にメリットがある方法なんです。
スーパーや商業施設での入手方法
スーパーの青果コーナーや鮮魚コーナーで、野菜や魚を包むために古新聞を使っている店舗もあります。
そのため、従業員にお願いすれば「不要になった分を譲ってもらえる」場合があります。
ただし、以下の点に注意が必要です。
- すべての店舗で扱っているわけではない
- 店の管理上、持ち出し禁止になっていることもある
- 衛生面の理由で提供していない場合もある
聞くときは、「家庭で梱包に使いたいのですが、古新聞が余っていれば分けていただけませんか?」と丁寧に尋ねるのがコツです。
タイミング次第では、袋いっぱいの新聞紙をもらえることもあります。
図書館や公共施設でももらえることがある
意外な穴場が、図書館や公民館などの公共施設です。
新聞紙を一定期間保存したあと、廃棄予定になったものを希望者に配布しているケースがあります。特に地域図書館では、バックナンバーを数週間~数カ月分保管しており、「処分予定日に取りに来れば譲渡可能」としているところもあります。
こうした施設では事前に電話で確認するのがベスト。
「古新聞を譲っていただけるタイミングはありますか?」と問い合わせれば、対応してもらえる場合があります。
リサイクルステーションや回収ボックス
自治体やスーパーの駐車場などに設置されている古紙回収ボックスでも、新聞紙を見かけることがあります。
ただし、そこに入っている新聞紙は「回収目的」で出されたもの。原則として持ち帰りは不可です。
自治体によってはリサイクル活動の一環で「自由に持ち帰り可」のスペースを設けていることもあるため、掲示板や案内を確認しましょう。
また、地域によってはリサイクル業者が古紙を無料で配布することもあります。特に学校のバザーや清掃イベントなどでは、古新聞が余って処分に困っているケースもあるので、地域掲示板をチェックしておくと見つけやすいです。
フリマアプリや掲示板サイトで探す
ジモティーやメルカリなどのフリマサイトでも、「古新聞 譲ります」「新聞紙 まとめ売り」といった出品がたくさんあります。
特にジモティーでは地域ごとの譲渡投稿が多く、直接受け取りできるため送料がかからないのが魅力です。
・無料または数百円程度で譲ってもらえる
・数十枚から数キロ単位まで量を選べる
・すぐ手に入る(地元で引き渡し可能)
梱包用にきれいな状態の新聞紙を欲しい人には、こうした取引が手っ取り早い選択肢です。
通販サイトで古新聞を買う
「すぐに大量の古新聞が必要」「近くでもらえる場所がない」
そんなときは、ネット通販で購入するのが最も簡単です。
Amazonで買える新聞紙セット
Amazonでは、古新聞を束にして販売しているショップがあります。
内容は主に未使用の新聞紙(印刷所の余剰分)や、きれいな古紙をまとめたもの。
10kgや20kg単位で販売されており、掃除や梱包用途に最適です。届いたらそのまま使える手軽さが人気です。
楽天市場やYahoo!ショッピング
楽天やYahoo!でも、「新聞紙 梱包用」「古新聞 まとめ売り」と検索すると多数の商品が見つかります。
値段は送料込みで1,000〜2,000円前後が相場。新聞販売所と提携している業者が多く、比較的清潔な状態でまとめて配送してくれます。
メリット
- 自宅まで届けてもらえる
- 必要な量を選べる
- 保管しやすい形で梱包されている
「今すぐ必要」「探す手間を省きたい」なら、通販が確実です。
新聞社のバックナンバーを購入したい場合
「過去の日付の新聞紙を保存したい」「記念日に発行された新聞が欲しい」
そういった目的なら、新聞社のバックナンバー販売サービスを利用できます。
たとえば日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞などでは、発行日を指定して過去の紙面を郵送で取り寄せることが可能です。
これは古紙ではなく、記録・コレクション用の「バックナンバー購入」なので、料金は1部300円〜500円ほど。申込みは各社の公式サイトから行えます。
古新聞をもらうときのマナーと注意点
古新聞は基本的に「無料でもらえる」ケースが多いですが、注意したいマナーがあります。
- 必ず相手の許可を取ること
販売店や店舗、施設などに置かれている新聞紙は、その場所の所有物。無断で持ち帰るのはNGです。 - 目的を伝えるとスムーズ
「子どもの工作で使いたい」「ペットのトイレ用に使いたい」など、具体的に用途を説明すると理解してもらいやすいです。 - 清潔な新聞紙を選ぶ
食品を包む場合は、インクの汚れやにおいに注意。可能であれば未使用・印刷ミス品などを選ぶと安心です。 - 転売目的は避ける
無料でもらった古新聞を販売する行為は、トラブルや信頼問題につながります。あくまで個人利用の範囲で。
古新聞が手に入らないときの代用品
「どうしても古新聞が見つからない…」というときは、**新聞紙風の包装紙やクラフト紙**もおすすめです。
100円ショップやホームセンター、ネット通販で販売されており、見た目や質感が近く、インク汚れもないため清潔に使えます。
また、不要なチラシやフリーペーパーも、ある程度の代用が可能です。新聞紙ほどの吸水性はありませんが、梱包材としては十分使えます。
古新聞はどこで買える?まとめ
ここまで紹介したように、古新聞を手に入れる方法はいくつもあります。
- 無料でもらう:新聞販売店、図書館、スーパー、地域掲示板
- 格安で譲ってもらう:ジモティー、メルカリ
- 確実に買う:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング
- 記念日の新聞紙を購入:各新聞社のバックナンバーサービス
最近では新聞を購読していない家庭も増えていますが、探せば意外と身近なところに古新聞はあります。
梱包・掃除・DIYなど、使い道はいろいろ。目的に合わせて、最適な方法で入手してみてください。
古新聞はどこで買えるのか──。
無料でもらうルートを探すもよし、通販でまとめて買うもよし。
自分の使い方に合った入手法を見つければ、新聞紙はまだまだ便利に使える素材です。
