折りたたみ自転車の代名詞とも言えるブランド、ダホン。中でも「ダホンK9X(ケーナインクロス)」は、人気モデルダホンK3の後継機として登場した注目の1台です。
軽量・コンパクトでありながら、走行性能や快適性を大幅に高めたと話題になっています。
この記事では、そんなダホンK9Xのスペックから実際の走り心地、ユーザーの評価まで徹底的に掘り下げていきます。
ダホンK9Xとは?進化した16インチ折りたたみ自転車
ダホンK9Xは、ダホンK3の流れを汲む新世代モデル。
ホイールサイズが14インチから16インチへ拡大し、より安定感とスピード性能を追求した設計になっています。
まずは主なスペックを確認してみましょう。
- ホイールサイズ:16インチ(ETRTO 305)
- 変速:外装9段(9スピード)
- ブレーキ:TEKTRO機械式ディスクブレーキ
- 重量:約9.5kg
- フレーム素材:Dalloy Sonus アルミ
- 折りたたみサイズ:W72×H62×D39cm
- 対応身長:約142〜180cm
見た目はコンパクトながらも、細部にわたって剛性と操作性を高める工夫が施されています。特に9速変速とディスクブレーキの組み合わせは、街乗りから長距離サイクリングまで対応できる万能さを実現しています。
16インチホイールがもたらす安定感とスピード
ダホンK9Xの大きな特徴は、ホイールサイズの変更による走行性能の進化です。
14インチのダホンK3と比べると、ダホンK9Xは直進安定性が格段に向上。スピードを上げてもふらつきが少なく、安定した走りを楽しめます。
「小径車はスピードが出ない」というイメージを持つ人も多いですが、ダホンK9Xではその印象が覆されます。
ペダルを踏み込むとスムーズに加速し、20〜25km/h程度の巡航も無理なくこなせるほど。
16インチホイールの恩恵で、地面との接地感も安定し、ロングライド時の疲労が軽減されるという声もあります。
また、細身のタイヤながらグリップ性能が高く、路面状況の変化にも強いのが特徴です。市街地の舗装路から河川敷のサイクリングロードまで、幅広いシーンに対応できる走りを見せてくれます。
外装9段変速で坂道もスムーズに
折りたたみ自転車で9速というのは珍しい構成です。
ダホンK9Xは、フロント55T・リア11〜28Tのワイドレンジを採用しており、登坂から高速巡航まで幅広くカバーします。
実際の試乗レビューでは「登り坂でも軽いギアで楽に進める」「平坦路ではクロスバイクに近い走行感」といった意見が目立ちます。
ペダリングの軽さとギアの切り替え精度が高く、ストレスのない走りを実現しているのがポイントです。
また、変速レバーの操作感も滑らかで、初心者でも違和感なく扱えます。
街乗りでは5〜6速、郊外やサイクリングでは8〜9速を使うといった使い分けがしやすく、走る楽しさを存分に味わえる設計です。
TEKTRO機械式ディスクブレーキがもたらす制動力
ダホンK9Xは前後にTEKTRO製の機械式ディスクブレーキを採用しています。
この構成は、従来のVブレーキモデルよりも安定したブレーキングが可能です。
特に雨天時や坂道での下りなど、ブレーキ性能が問われる場面で真価を発揮します。
「レバーの握り具合に比例してしっかり減速できる」「ブレーキタッチが安定していて安心感がある」といったレビューが多く、制動力への信頼は非常に高いです。
一方で、ディスク特有の“効きすぎ感”に慣れるまでは多少の注意が必要です。
それでも、慣れてしまえばコントロール性が高く、軽量小径車でありながら安全にスピードを楽しめるブレーキ性能を備えています。
実際に乗って感じた走行フィーリング
実際にダホンK9Xに試乗したユーザーの感想を総合すると、第一印象は「漕ぎ出しの軽さ」。
軽快に進むうえ、加速も自然で、街乗りではストップ&ゴーが快適です。
走行中の安定感も高く、小径車特有のふらつきが少ないのが特徴。
ハンドリングも素直で、カーブや細道でも扱いやすい印象です。
さらに、16インチホイールとアルミフレームの組み合わせが生む剛性感が、ペダルを踏み込んだ瞬間の加速感を後押しします。
結果として、ダホンK3に比べて「より地面を掴んで走る感覚」が得られるとの声が多く聞かれます。
折りたたみと持ち運びの利便性
ダホンK9Xは折りたたみ時のサイズがW72×H62×D39cmとコンパクトで、玄関や車のトランクにも収納しやすい設計です。
折りたたみ機構もシンプルで、慣れれば1分ほどで折りたためます。
ただし重量は約9.5kgと、ダホンK3(約7.8kg)よりは重め。
そのため、長時間の持ち運びにはやや負担を感じるかもしれません。
それでも、輪行袋に入れて電車移動をする程度であれば十分現実的な範囲です。
「軽量でありながら、走行性能を妥協しない」
このバランスの良さがダホンK9Xの大きな魅力であり、都市生活や旅先での移動を快適にしてくれます。
カスタマイズ性と拡張性
ダホンK9Xはカスタムパーツの選択肢も豊富です。
タイヤを太めのシュワルベなどに交換することで、クッション性や安定性をさらに高めることができます。
また、フロントキャリアを装着して通勤やツーリング仕様に仕上げるユーザーも多く、拡張性が高い点も魅力です。
ライトや泥除けなど、日常使いの装備を追加することでより快適な1台に仕上げられます。
他モデルとの比較:ダホンK3との違い
ダホンK9Xを語るうえで避けて通れないのが、兄弟モデル「ダホンK3」との比較です。
ダホンK3は軽量で持ち運び重視の設計でしたが、ダホンK9Xは「走りを楽しむ」方向へ舵を切っています。
そのため、軽さよりも走行安定性・速度性能・坂道対応力を求める人に向いたモデルです。
一方で、「輪行を最優先したい」「最小サイズがいい」という人にはダホンK3の方が扱いやすいでしょう。
目的に応じて選ぶことで、どちらも最高のパフォーマンスを発揮します。
ダホンK9Xはどんな人におすすめ?
ダホンK9Xは以下のような人に特におすすめできます。
- コンパクトでもしっかり走れる折りたたみ自転車が欲しい人
- 通勤や通学で毎日使いたい人
- 休日のサイクリングや軽めのツーリングを楽しみたい人
- 坂道が多いエリアで快適に走りたい人
「軽量 × 高性能 × 折りたたみ」という三拍子が揃っており、初めての折りたたみ自転車にもぴったりです。
デザインもシンプルで上品なので、どんな服装やシーンにも合わせやすい点も好評です。
総評:軽量折りたたみの枠を超えた走行性能
ダホンK9Xは、単なる軽量折りたたみ自転車の域を超えた完成度を誇ります。
16インチホイールの安定感、9速変速の多様性、TEKTROの安心感。
それらすべてが高い次元で融合し、「走って楽しい」小径バイクとして多くのユーザーに支持されています。
重量面ではダホンK3よりやや重いものの、実際に走ればその差は気にならないレベル。
街乗りから休日のサイクリングまで、幅広いシーンで頼れる相棒になってくれるはずです。
ダホンK9Xの実際の走行性能を徹底レビュー!軽量折りたたみ自転車の実力を検証【まとめ】
最後にもう一度、ダホンK9Xの魅力を振り返ります。
- 16インチホイールによる安定した走行感
- 外装9速で坂道から巡航まで快適
- TEKTRO機械式ディスクブレーキで安心の制動力
- 折りたたみや輪行も現実的な扱いやすさ
小径でありながら、クロスバイクにも匹敵する走りを見せるダホンK9X。
その実力は、折りたたみ自転車の常識を変える1台と言っても過言ではありません。
軽快な走りと利便性を両立したい人に、ダホンK9Xは間違いなくおすすめの選択肢です。
