ウイスキー好きの間でじわじわ注目を集めている「小諸ウイスキー」。
「どこで買えるの？」「通販でも手に入る？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、長野県・小諸蒸留所で造られる小諸ウイスキーの購入方法や販売場所、予約情報などを詳しく紹介します。まだ一般販売前の段階だからこそ、今のうちに最新の入手ルートを押さえておきましょう。
小諸ウイスキーとは？長野県・小諸蒸留所が手がける注目のジャパニーズウイスキー
小諸ウイスキーは、長野県小諸市にある「小諸蒸留所（Komoro Distillery）」で造られるシングルモルトウイスキーです。
この蒸留所は、軽井沢蒸留酒製造株式会社によって設立され、台湾ウイスキー「カバラン」で世界的な評価を受けたマスターブレンダーのイアン・チャン氏が監修しています。
浅間山の麓、標高900メートルを超える冷涼な気候と、清らかな水源。
その自然環境を活かし、「日本らしい繊細な香味のウイスキーをつくる」ことを目指して2023年に本格稼働しました。まだ熟成途中の樽も多く、完成品が世に出回るのはこれから。とはいえ、すでにウイスキーファンの間では「次の軽井沢になるのでは」と期待が高まっています。
一般販売はいつから？公式発表では2026年ごろを予定
気になる小諸ウイスキーの発売時期について、公式サイトでは「2026年頃の販売を予定」と明記されています。
つまり、現時点（2025年）ではまだ一般的なボトル販売はスタートしていません。
ただし、蒸留所限定やイベント限定で、少量の特別ボトルが予約販売されることがあります。
この「限定販売」がファンの間で話題を呼んでおり、早くも入手困難なアイテムも出始めています。
特に注目なのが、フェスティバルや季節限定企画で登場するリミテッドボトルです。
小諸蒸留所で買える限定ボトルと予約方法
フェスティバル限定「KOMORO CITIZEN RESERVE」
2025年3月に開催された「小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル2025」では、
限定ボトル「KOMORO CITIZEN RESERVE」が登場しました。
500ml・48％・税込15,800円という仕様で、予約は蒸留所での受付限定。
しかも発送は2027年以降という、ウイスキーの熟成を待つ特別なシステムになっています。
購入した人は「数年後に届くウイスキー」を楽しみに待つわけです。
季節限定「栗樽熟成2025」
2025年秋には「栗樽熟成2025」という季節限定ボトルも登場しました。
500本限定で、現地での体験チケット購入者のみ予約可能という狭き門。
発送予定は2028年以降で、すぐには手に入りませんが、
日本産栗材の樽を使ったウイスキーという珍しさから、多くのファンが注目しています。
過去には「桜樽熟成2024」も
2024年には「桜樽熟成2024」が1,000本限定で販売され、即完売。
この成功を受けて追加販売が行われるほどの人気ぶりでした。
こうした限定品は毎年テーマが変わるため、定期的に公式サイトやSNSをチェックしておくのがおすすめです。
蒸留所での購入方法とアクセス
小諸ウイスキーを確実に予約・購入したいなら、現地の小諸蒸留所を訪れるのが最短ルートです。
蒸留所は長野県小諸市にあり、しなの鉄道「小諸駅」や北陸新幹線「佐久平駅」からアクセス可能。
駅からはタクシーや送迎サービスの利用が便利です。
ただし注意点として、蒸留所への立ち入りや購入には事前予約制の体験プログラム参加が必要な場合があります。
「KOMORO Experience」と呼ばれる体験ツアーを通じて見学・テイスティングを行い、その際に限定ボトルの予約権が得られることもあります。
単に「ボトルだけ買いに行く」ことはできないケースがあるため、事前に公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。
通販・ネット販売はある？楽天やAmazonでは購入不可
現時点で、小諸ウイスキーの一般的な通販ルート（楽天市場・Amazonなど）での販売は確認されていません。
検索すると関連商品や他社のウイスキーがヒットする場合がありますが、
小諸蒸留所が製造した公式ボトルをオンラインで販売している店舗は存在していません。
ただし、今後2026年以降に本格リリースされれば、正規販売ルートとして
「小諸蒸留所公式オンラインショップ」や「正規取扱酒販店の通販ページ」などが整備される可能性があります。
本格販売が始まるまでは、現地購入または限定予約のみが実質的な入手手段です。
ふるさと納税で体験チケットが入手できる場合も
小諸蒸留所では、過去にふるさと納税の返礼品として「蒸留所ペア体験チケット」が提供されていました。
このチケットには、蒸留所見学やテイスティング体験、現地限定グッズなどが含まれることがあり、
運が良ければ現地販売の際に予約販売へアクセスできる可能性もあります。
ウイスキーそのものを返礼品として入手することはできませんが、
「小諸蒸留所の体験に行ってみたい」という人にはおすすめのルートです。
さとふるやふるなびなどの納税サイトで「小諸蒸留所」で検索してみると最新情報が見つかる場合があります。
今後の販売予定と展望
小諸ウイスキーの公式発表では、2026年頃に一般販売を開始予定とのこと。
それ以降は、ボトル単体の販売や流通が本格化し、全国の百貨店や専門酒販店でも取り扱いが始まると見込まれています。
また、限定シリーズとは別に、定番ボトルやスモールバッチシリーズなども登場する可能性が高いです。
小諸蒸留所は「世界に誇れる日本のウイスキーを目指す」としており、
その熟成環境や製造哲学からも、数年後には国際的な賞を狙えるクオリティに仕上がると期待されています。
リリースまでの期間、クラフト蒸留所としてどんな進化を遂げるのかにも注目です。
小諸ウイスキーを買うときの注意点
・予約販売は期間限定・数量限定。販売開始と同時に完売することが多いです。
・発送時期が数年先になる予約もあるため、購入前に受け取り時期を必ず確認しましょう。
・転売サイトでの購入は品質保証がなく、正規品でない可能性もあります。
・もちろん、未成年者の購入・飲酒は禁止されています。
正規ルートでの予約・購入を心がけることで、安心して小諸ウイスキーを楽しめます。
まとめ｜小諸ウイスキーはどこで買える？
現時点で小諸ウイスキーを手に入れる方法は、以下の3つが中心です。
- 小諸蒸留所の限定イベントや体験プランでの予約購入
- ふるさと納税の体験チケットで蒸留所を訪問
- 今後の一般販売（2026年頃〜）を待つ
まだ一般流通は始まっていませんが、限定ボトルの予約はすでに熱狂的な人気。
現地でしか手に入らない特別な一本を求めて、全国からファンが足を運んでいます。
2026年の正式リリース後には、通販や正規取扱店での購入が可能になる見込み。
小諸ウイスキーが本格的に市場に登場するその日を、楽しみに待ちたいですね。
