広島のお土産といえば、もみじ饅頭が定番ですが、実はそれに並ぶ人気を誇る和菓子があります。それが「桐葉菓（とうようか）」です。
もちもちとした生地に上品な餡が包まれたこのお菓子は、広島土産の新定番として多くの人に愛されています。この記事では、「桐葉菓はどこで買えるのか？」を中心に、販売店や通販、空港・駅での取り扱い情報まで詳しくご紹介します。
桐葉菓とは？広島が誇る銘菓の魅力
桐葉菓は、広島県廿日市市・宮島に本店を構える老舗和菓子店「やまだ屋」が製造する銘菓です。
平成9年に登場し、「全国菓子大博覧会 名誉総裁賞」など数々の賞を受賞しています。もち粉を使った柔らかい生地に、こしあんと粒あんを合わせたなめらかな餡が包まれており、ひと口食べるとしっとりもちもちの食感が広がります。
もみじ饅頭が「ふわふわ系」なら、桐葉菓は「もちもち系」。まるでお餅のような弾力と、和の上品な甘みが特徴です。冷やしても温めても美味しく、食べ方のバリエーションが豊富なのも人気の理由です。
また、「ザ・広島ブランド」としても認定されており、広島県民にとっても誇りのあるお菓子のひとつです。
広島で桐葉菓が買える場所
やまだ屋 本店（宮島）
宮島の商店街にあるやまだ屋の本店では、桐葉菓はもちろん、もみじ饅頭や季節限定商品も豊富に取り揃えています。店内では焼き立て商品が並ぶこともあり、観光客には欠かせない立ち寄りスポットです。
やまだ屋 廿日市工場店
工場直営の店舗では、製造の様子をガラス越しに見学することもできます。直売ならではの品揃えで、詰め合わせや限定パッケージなども購入可能です。
広島駅 ekie おみやげ館
新幹線を利用する方に便利なのが広島駅構内の「ekieおみやげ館」。
やまだ屋の桐葉菓はもちろん、広島県内の人気土産が集まっています。旅の帰り際でも手軽に購入できる場所です。
広島空港（スカイプラザ、もみじ饅頭本舗コーナー）
空港内の売店でも桐葉菓は常設されています。帰省や出張の際に「買い忘れた！」というときでも安心。冷暗所で日持ちがするため、飛行機の持ち込みにも向いています。
百貨店・商業施設
そごう広島店、福屋八丁堀本店、広島三越などのデパ地下でもやまだ屋の売り場があります。贈答用の包装にも対応してくれるため、ギフトとして選ぶ人も多いです。
高速道路サービスエリア
宮島サービスエリアや小谷サービスエリアなど、山陽自動車道沿いの売店でも販売されています。ドライブ中の休憩に立ち寄る方にも人気です。
広島以外で桐葉菓を買える場所
基本的に桐葉菓の常設販売は広島県内が中心ですが、全国の百貨店で行われる「広島物産展」や「全国銘菓フェア」などの催事で出品されることがあります。
また、東京や大阪などの大型駅構内にある「ご当地土産ショップ」でも期間限定で販売されることがあるため、見かけたらぜひチェックしてみてください。
桐葉菓を通販で買う方法
「広島まで行けないけれど食べたい！」という方には、通販がおすすめです。公式オンラインショップをはじめ、大手通販サイトでも購入できます。
やまだ屋公式オンラインショップ
もっとも確実なのは、やまだ屋の公式サイト。
3個入、6個入、10個入、16個入、24個入など、さまざまなサイズ展開があり、ギフト包装やのし対応も可能です。
製造元直送なので、品質面でも安心感があります。
Amazon.co.jp
Amazonでは、やまだ屋の正規販売店が出品している桐葉菓を購入できます。
プライム対応商品なら最短翌日に届くこともあり、手軽さ重視の方に人気です。
楽天市場
楽天市場では、やまだ屋公式や広島の特産品ショップが販売しており、ポイント還元も魅力です。ギフト向けの詰め合わせセットも豊富で、季節限定キャンペーンも開催されることがあります。
Yahoo!ショッピング
PayPayポイントを利用する方にはYahoo!ショッピングが便利。公式認定店舗が販売しているため、安心して注文できます。
広島空港オンラインショップ
広島空港の公式通販サイトでも、やまだ屋の桐葉菓が購入可能。空港限定の詰め合わせセットなども取り扱っています。
桐葉菓の種類と価格の目安
桐葉菓は用途に応じて選べるサイズ展開があります。
- 3個入：約600円前後（ちょっとしたお礼や試食にぴったり）
- 6個入：約1,000〜1,200円（小人数への手土産に）
- 10個入：約1,800円前後（定番のギフトサイズ）
- 16個入・24個入：2,900〜4,000円台（贈答用・企業ギフト向け）
すべて個包装されており、賞味期限は約2〜3週間。常温保存が可能なので、持ち運びにも向いています。
また、季節限定パッケージや、もみじ饅頭との詰め合わせセットなども販売されており、贈る相手に合わせた選び方ができます。
桐葉菓のおすすめの食べ方
桐葉菓はそのままでも十分おいしいですが、ちょっとした工夫でさらに楽しめます。
- 冷やして食べる：夏場におすすめ。ひんやりもちもちの食感が際立ちます。
- 温めて食べる：電子レンジで10秒ほど温めると、焼きたてのような柔らかさに。
- トースターで軽く焼く：表面がカリッと香ばしくなり、餅菓子らしい風味を味わえます。
飲み物は、緑茶や焙じ茶だけでなく、コーヒーや紅茶との相性も良く、和洋どちらのティータイムにもぴったりです。
桐葉菓がお土産に喜ばれる理由
広島ではもみじ饅頭と並んで桐葉菓が定番化しており、地元の人の間でも“贈って間違いないお菓子”として知られています。
甘すぎず上品な味わいで、年配の方から若い世代まで幅広く支持されている点が特徴です。
個包装・日持ち・軽量という三拍子がそろっており、出張や帰省の手土産にも最適です。
また、桐葉菓の焼き印である「桐の紋」は上品さを感じさせ、贈答用にもふさわしいデザイン。結婚式の引き出物や季節の贈り物としても人気があります。
広島旅行のついでに立ち寄りたいスポット
桐葉菓を買うなら、やまだ屋の本店がある宮島観光もおすすめです。
厳島神社や表参道商店街など、観光スポットが密集しており、食べ歩きも楽しめます。
工場併設店では、桐葉菓を焼く工程を見学できることもあり、ちょっとした社会見学気分も味わえます。
桐葉菓はどこで買える？まとめ
桐葉菓は、広島の「やまだ屋」が誇るもちもち食感の和菓子。
購入できる場所は、やまだ屋の本店や広島駅・空港・百貨店の売場など、広島県内各地に広がっています。
県外では物産展や通販サイトを利用するのが便利です。
オンラインでは、やまだ屋公式サイトのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・広島空港オンラインショップでも取り扱いがあり、自宅から簡単に注文可能です。
贈り物にも自分へのご褒美にもぴったりな桐葉菓。広島の銘菓をぜひ一度味わってみてください。
