東京・練馬で長年愛される老舗弁当店「津多屋」。
テレビや映画のロケ弁として知られ、芸能人御用達としても有名ですよね。
そんな津多屋の弁当、「一度は食べてみたいけど、どこで買えるの？」と気になっている人も多いはず。
この記事では、津多屋の弁当が買える場所を、直売店・百貨店・通販などに分けて詳しく紹介します。
津多屋とは？創業50年以上の手作り弁当専門店
津多屋（つたや）は、東京都練馬区立野町に本店を構える弁当屋さん。
創業は1972年、実に50年以上の歴史を持つ老舗です。
もともとは仕出し弁当の配達から始まり、現在ではロケ弁、会議弁当、イベント向け弁当など幅広い用途に利用されています。
有名なのは、海苔を二段に重ねた「のり2段幕の内弁当」や、鶏そぼろが乗った「二色そぼろ幕の内弁当」。
派手さはないけれど、どこか懐かしくて丁寧な味わいが人気の理由です。
保存料を使わず、ひとつひとつ手作りで仕上げているため、作り置きではなく“その日できたて”の温もりが感じられます。
このこだわりこそが、津多屋が長年支持され続けている理由でしょう。
津多屋の弁当が買える場所①：本店（直売店）
津多屋の弁当を確実に購入できるのが、本社敷地内にある直売店です。
練馬区立野町にあり、地元の方を中心にいつも賑わっています。
所在地：
〒177-0054 東京都練馬区立野町14-25
アクセス：
西武新宿線「上石神井駅」または「武蔵関駅」から徒歩圏内ではなく、バス利用が便利。
関東バス「立野町」停留所からすぐの場所にあります。
営業時間：
公式サイトでは「売り切れ次第終了」と案内されています。
昼過ぎには完売することも多いので、午前中の来店が確実です。
販売内容：
看板メニューの「のり2段幕の内弁当」や「二色そぼろ幕の内弁当」のほか、季節限定メニューも登場します。
時期によっては、紀州梅ごま幕の内弁当など、梅ごまご飯や旬の野菜を使ったおかずなども販売されています。
また、直売店では電話予約も可能。
イベントや会議などで大量に注文する場合は、3日前までに予約が必要です。
少量であれば当日販売分を直接購入できます。
津多屋の弁当が買える場所②：百貨店の売場
直売店まで行けないという方は、百貨店での販売がおすすめです。
津多屋は都内の西武系列デパートで定期的に販売されています。
西武池袋本店
もっとも確実に手に入るのが、西武池袋本店の地下食品売場「BENTOステーション」。
ここでは津多屋の定番弁当が常時販売されています。
販売数は日によって異なり、昼過ぎには売り切れることもある人気ぶりです。
また、西武・そごうの公式オンラインショップ「e.デパート」では、
店頭受け取り予約も可能。
事前にWebで注文しておけば、確実に受け取れます。
西武渋谷店
西武渋谷店の地下食品フロアでも、津多屋の弁当が販売されることがあります。
販売日は催事やシーズンごとに変わるため、最新情報は店舗の公式ページで確認するのが安心です。
その他のデパート・催事
過去には横浜そごうや日本橋髙島屋などで催事販売が行われたこともあります。
ただし、常設店舗ではないため、不定期開催。
期間限定イベントとして登場するケースが多いようです。
津多屋の弁当は駅で買える？
結論から言うと、津多屋の弁当は駅弁売場では基本的に販売されていません。
たとえば東京駅や新宿駅、品川駅の「駅弁屋祭」などでも津多屋の取り扱いは確認されていません。
駅弁コーナーでは地域限定の駅弁や観光地グルメが中心で、津多屋のような仕出し弁当系は扱っていないためです。
そのため、「新幹線に乗る前に津多屋の弁当を買いたい」という場合は、
西武池袋本店などのデパ地下で購入してから移動するのが現実的です。
津多屋の弁当は通販で買える？
残念ながら、津多屋の弁当は現在オンライン通販では販売されていません。
公式サイト（tutaben10.com）にはメニュー紹介ページはありますが、ネット販売機能はなし。
また、楽天市場やAmazonなどの大手通販サイトでも、津多屋の商品は取り扱われていません。
これは、津多屋の弁当が「保存料を使用せず、当日中に食べることを前提としている」ためです。
全国配送を想定していないため、通販ではなく店頭・配達エリア限定の販売にこだわっているようです。
ただし、企業向けやイベント向けに配達サービスは提供されています。
東京都内や周辺地域であれば、仕出し弁当として注文が可能です。
津多屋の人気メニュー紹介
津多屋の弁当といえば、やはり幕の内。
中でも評判の高い定番メニューをいくつか紹介します。
- のり2段幕の内弁当
白ご飯の間におかかが挟まれ、上に香ばしい海苔が二段重ねになった津多屋の代表作。
おかずは煮物、焼き魚、卵焼きなどバランスの取れた内容です。 - 二色そぼろ幕の内弁当
鶏そぼろと炒り卵のコントラストが美しく、味付けも優しい。
テレビ局のロケ弁としても人気があります。 - 紀州梅ごま幕の内弁当
梅の酸味とごまの香ばしさが楽しめる、季節限定の一品。
春や初夏に登場することが多いです。
いずれも手作りの温かみがあり、冷めてもおいしいと評判。
派手さよりも“毎日食べたくなるお弁当”として評価されています。
津多屋が「ロケ弁の代名詞」と呼ばれる理由
津多屋は、芸能関係者の間では「ロケ弁といえば津多屋」と言われるほどの存在。
TBSやテレビ朝日など、複数の放送局に弁当を提供してきた実績があります。
特に有名なのが、『8時だョ！全員集合』の収録時に使われていた弁当。
ドリフターズが食べていたというエピソードは今でも語り草になっています。
また、今でもテレビ制作現場や芸能イベントなどで津多屋の弁当が登場することも。
「出演者が津多屋の弁当を食べていた」というSNS投稿が話題になることもあり、
一般の人にもその存在が広く知られるようになりました。
津多屋の弁当を買うときのポイント
津多屋の弁当を購入する際に知っておきたいポイントをまとめます。
- 午前中が狙い目
特に直売店や百貨店では昼過ぎに売り切れることが多いです。 - 予約できる場合は事前に電話を
イベントや法事などでまとまった数を注文するなら、3日前までに予約が安心。 - 通販はなし
冷凍やチルド販売はしていないため、現地購入か配達エリア内での注文のみ。 - SNSや公式サイトをチェック
季節限定メニューや臨時休業などの情報は、公式サイトやSNSで随時更新されています。
津多屋の弁当は、手作りゆえに「今日この瞬間の味」。
その新鮮さこそが最大の魅力です。
まとめ：津多屋の弁当はどこで買える？
最後に、津多屋の弁当が買える場所を改めて整理します。
- 直売店（練馬区立野町）：最も確実に購入できる本店売店。
- 百貨店（西武池袋本店・西武渋谷店など）：デパ地下で常時または期間限定販売。
- 通販・駅弁販売はなし：オンライン販売・駅構内販売は行っていない。
津多屋の弁当は“その日の手作り”にこだわるため、通販では味わえません。
だからこそ、実際にお店や百貨店で手に取る価値があります。
ロケ弁として多くの人に愛され続ける津多屋の味。
練馬や池袋を訪れた際には、ぜひ一度その温かみのある幕の内弁当を味わってみてください。
津多屋の弁当はどこで買える？──答えは「直売店か、池袋・渋谷のデパ地下」。
通販では出会えない“手作りのぬくもり”を、ぜひ現地で体験してみてください。
