日本酒好きの間で今注目を集めているのが「獺祭ブルー(DASSAI BLUE)」。あの有名な獺祭 磨き二割三分の新しい挑戦として、アメリカ・ニューヨークで醸造されている特別な一本です。
ここでは「獺祭ブルーはどこで買えるの?」という疑問に答える形で、販売店舗や通販サイト、限定入手先まで、最新情報をまとめて紹介します。
獺祭ブルーとは?アメリカで生まれた“もうひとつの獺祭”
「獺祭ブルー」は、山口県の旭酒造がアメリカ・ニューヨーク州に設立した「DASSAI BLUE SAKE BREWERY」で醸造される日本酒ブランドです。
日本でおなじみの「獺祭 磨き二割三分」などと同じDNAを持ちながらも、現地の水・米・気候を活かした全く新しい味わいを目指して造られています。
獺祭ブルーの名前にある“BLUE”は、ニューヨークの空の青や新しい挑戦の象徴。
日本酒文化を世界に広めるという旭酒造の想いが込められています。
代表的なラインナップには、次のようなものがあります。
- DASSAI BLUE Type 23(精米歩合23%・最高級モデル)
- DASSAI BLUE Type 50(精米歩合50%・スタンダードモデル)
- DASSAI BLUE 50 from NY(日本国内向け特別バージョン)
2023年にアメリカで先行発売され、2024年4月にはついに日本国内にも数量限定で登場しました。限定品ゆえに「どこで買えるの?」と話題になるのも納得です。
獺祭ブルーはどこで買える?購入ルートの全体像
獺祭ブルーを日本で手に入れる方法は大きく分けて以下の4つです。
- 正規取扱店(実店舗)で購入
- 通販サイト(楽天・Yahoo!など)で購入
- 百貨店・専門店での期間限定販売
- 山口県内の特約店で地域限定販売
それぞれのルートで入手可能性や注意点が異なるため、順に見ていきましょう。
正規取扱店での販売状況
獺祭ブルーの正規販売店は全国に多数ありますが、獺祭ブルーを扱う店舗は限られています。
特に発売初期は「数量限定」または「抽選販売」として取り扱う店もありました。
東京近郊では次のような店舗で販売実績があります。
- はせがわ酒店 GranSta 東京店(東京駅構内)
- 紀ノ国屋 アントレ グランスタ八重洲店
- 成城石井 新丸ビル店
- ヴィノスやまざき 川崎アゼリア店
こうした店舗は獺祭の正規取扱店でもあり、新商品の入荷が早い傾向にあります。
ただし、在庫状況は店舗によって異なり、常時販売ではなく期間限定・数量限定となる場合が多いです。
確実に手に入れたい場合は、店舗に事前問い合わせをして入荷予定を確認しておくのがおすすめです。
通販サイトでの購入(楽天・Yahoo!など)
ネット通販を利用すれば、全国どこからでも獺祭ブルーを注文できます。
ただし、人気商品であるため販売開始後すぐに売り切れることも珍しくありません。
代表的な通販サイトは次のとおりです。
- 楽天市場:「獺祭ブルー」で検索すると複数の正規販売店がヒット。価格はType50で5,000円前後から。
- Yahoo!ショッピング:同様に専門酒販店が出店しており、在庫が比較的安定。
- Amazon.co.jp:公式販売は確認されていませんが、一部の正規代理店が出品していることがあります。
通販で購入する際の注意点は「販売元の信頼性」です。
個人出品や転売商品では、保存状態や流通経路が不明なケースもあります。
購入前に販売者の店舗名・所在地・レビューを確認して、正規販売ルートのショップを選ぶことが大切です。
百貨店や専門店での限定販売
大手百貨店では、期間限定や催事イベントで獺祭ブルーを販売することがあります。
特に以下の店舗で販売実績が確認されています。
- 大丸松坂屋オンラインストア
- 伊勢丹新宿店 本館地下1階 酒売場
- 三越日本橋店
これらの百貨店では、日本酒イベントや季節の限定企画として獺祭ブルーが登場することがあり、ギフト用としても人気です。
入荷のタイミングは不定期なので、公式サイトやメルマガ登録で販売情報をチェックしておくと良いでしょう。
山口県内特約店での地域限定販売
旭酒造の本社がある山口県では、地元の特約店を中心に「DASSAI BLUE 50 from NY」が継続的に販売されています。
これは2025年以降も入手できる可能性が高い、国内唯一の常設販売ルートです。
取り扱いがあるとされる地域:
- 岩国市、周南市、山口市などの獺祭特約店
- 「地酒の前蔦」など、県内の有名酒店
観光ついでに蔵元周辺のショップを訪ねるのもおすすめ。
山口県内の特約店は公式サイトの「取扱店リスト」から確認できます。
獺祭ブルーの価格とラインナップ
獺祭ブルーは通常の獺祭よりも希少性が高く、価格もやや高めに設定されています。
代表的な価格帯は以下の通りです。
- DASSAI BLUE Type 50:720ml 約5,000円前後
- DASSAI BLUE Type 23:720ml 約10,000円前後
- DASSAI BLUE 50 from NY(国内版):同程度の価格帯
どのモデルも精米歩合に応じて味わいが異なります。
Type23は繊細で華やか、Type50は米の旨みをしっかり感じるバランスの取れた仕上がり。
日本産獺祭とはまた違う個性を楽しめるのが魅力です。
購入時の注意点と保存方法
獺祭ブルーは輸入品のため、保管状態が品質に大きく影響します。
購入時は以下の点に注意しましょう。
- 冷暗所保存が基本。開封前でも直射日光や高温は避ける。
- 通販で夏季に購入する場合はクール便指定を推奨。
- 開封後はできるだけ早めに飲む(2〜3日以内が理想)。
また、正規販売店以外で購入する場合は、流通過程での温度管理が不明なことがあります。
風味を損ねないためにも、なるべく信頼できるルートを選びましょう。
獺祭ブルーを入手するベストな方法
まとめると、獺祭ブルーを安心して手に入れるには次の3つの方法が最も確実です。
- 正規取扱店での店頭購入
→ 入荷時期を確認すれば定価で入手可能。 - 百貨店や公式催事で購入
→ 信頼性が高く、ギフトにも最適。 - 山口県内特約店で購入
→ 地域限定販売「DASSAI BLUE 50 from NY」を安定的に購入できる。
通販は便利ですが、正規店かどうかの確認を怠らないことが大切です。
フリマアプリやオークションでの購入は避けた方が安全です。
獺祭ブルーはどこで買える?まとめ
「獺祭ブルーはどこで買える?」という問いに対して答えるなら、
最も確実なのは正規販売店・百貨店・山口県内特約店の3ルートです。
獺祭ブルーは、ただの日本酒ではなく「日本酒の未来を海外で醸す」という挑戦の象徴でもあります。
その味わいには、ニューヨークの風と獺祭の誇りが融合した新しい魅力が詰まっています。
もし店頭で見かけたら、ぜひ一度手に取ってみてください。
日本とアメリカ、二つの文化が出会って生まれたこの一本は、日本酒ファンならきっと忘れられない体験になるはずです。
