「萩の月って、どこで買えるの?」――仙台みやげの定番として知られるこのお菓子。ふんわりとしたスポンジと、とろりとしたカスタードクリームの組み合わせが絶妙で、一度食べるとまた食べたくなる魅力がありますよね。でも、「仙台に行かないと買えないのでは?」と思っている人も多いはず。
この記事では、仙台以外でも買える場所や通販の利用方法など、「萩の月」を手に入れるための最新情報をわかりやすく紹介します。
萩の月とは?仙台を代表する銘菓の魅力
「萩の月」は、宮城県仙台市の老舗菓子メーカー・菓匠三全(かしょうさんぜん)が製造する人気の銘菓です。
ふわふわのカステラの中に、なめらかでコクのあるオリジナルカスタードクリームが包まれていて、まるで満月のような丸い形をしています。その姿から「萩の月」という名前が付けられました。仙台の夜空に浮かぶ月をイメージして作られたといわれています。
発売は1979年。今では宮城県を代表する土産菓子として全国的に知られ、観光客はもちろん地元の人にも長く愛されています。お茶請けや贈答用としても人気が高く、老若男女問わず喜ばれる万能スイーツです。
仙台市内で買える場所
まずは本場・仙台での購入場所から見ていきましょう。
「萩の月」は仙台市内の主要駅や空港などで広く販売されています。特に仙台駅構内には複数の販売拠点があり、旅行や出張の際にも手軽に購入できます。
- おみやげ処せんだい(1号店・3号店・6号店):新幹線改札の近くで便利。いつでも買える定番スポット。
- エスパル仙台店(本館・東館TRAD):菓匠三全の直営店が入っており、ラインナップも豊富。
- 仙台空港売店:出発前の最後のお土産として人気。
- 菓匠三全 本店(広瀬通り大町)や卸町本店:贈答用の詰め合わせや限定商品も購入可能。
また、仙台近郊のショッピングモールやデパート(ザ・モール仙台長町、仙台南インター店など)にも店舗があります。地元の人も日常的に利用できる身近な場所です。
宮城県内のサービスエリア・観光地でも購入可能
仙台市中心部以外にも、東北自動車道のサービスエリアや観光地の売店などで「萩の月」が販売されています。
- 長者原サービスエリア(上り・下り)
- 菅生パーキングエリア
- 春日パーキングエリア
車での移動中でも立ち寄って購入できるので、ドライブ旅行のお土産にもぴったりです。
また、松島や蔵王など宮城県内の観光地の土産物店でも取り扱いがあり、観光と一緒に楽しむことができます。
仙台以外で買える場所
東北地方の主要駅
「萩の月」は宮城県を飛び出し、近隣の東北エリアでも一部で販売されています。例えば以下の駅構内や商業施設で購入可能です。
- 盛岡フェザン店(岩手県)
- エスパル山形店(山形県)
- エスパル福島店(福島県)
いずれも菓匠三全の直営または正式取扱店で、観光客が多く訪れる駅に併設されています。東北新幹線や在来線での移動中に立ち寄れるため、出張や旅行の途中でも手に入ります。
東京や関東エリアでの入手方法
「仙台に行かないと買えない」と思われがちな「萩の月」ですが、実は関東でも手に入るチャンスがあります。
- 宮城ふるさとプラザ(東京都有楽町)
宮城県のアンテナショップで、不定期ながら「萩の月」が入荷します。販売時期は事前告知されることが多いので、SNSや公式サイトをチェックしておくと確実です。 - 成田空港の免税店
出国後エリア限定ですが、外国人旅行者向けに販売されていることがあります。
一方、東京駅には菓匠三全の店舗があり、そこで販売されているのは姉妹商品「萩の調 煌(はぎのしらべ・ホワイト)」です。こちらは白いカスタードを使用した東京限定商品で、「萩の月」とは別物です。間違えないよう注意しましょう。
関西やその他地域ではどう?
関西圏では常設店舗がないため、基本的には直接購入は難しいですが、百貨店の「東北物産展」や「仙台フェア」などのイベントで期間限定販売されることがあります。
阪急百貨店や高島屋などの大手デパートで開催される催事情報をチェックしておくと、タイミングよく購入できることもあります。
また、全国のアンテナショップや地域物産展、観光キャンペーンでも不定期に販売されるケースがあるため、SNSで「#萩の月」や「宮城物産展」などのハッシュタグを検索して最新情報を追うのもおすすめです。
通販で買える「萩の月」
仙台に行けない人にとって一番確実なのが、通販の利用です。
公式オンラインショップをはじめ、大手ECサイトでも購入できます。
菓匠三全 公式オンラインショップ
公式サイトから直接購入できるので安心です。贈答用の化粧箱入りや、家庭用の簡易包装タイプなど、用途に合わせたラインナップがあります。ギフト配送にも対応しており、お中元・お歳暮・お祝いなどのシーンにもぴったりです。
JR東日本「JRE MALL」
仙台駅から出荷される公式商品として「萩の月」が販売されています。新幹線沿線の特産品を扱うECサイトなので、旅行気分で東北の味を楽しめます。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど
正規ルートでの販売のほか、取り扱い店舗が出品している場合があります。
ただし、出品者によっては価格が変動していたり、在庫が限られていたりするため、購入前に販売元を確認しましょう。特に「転売品」には注意が必要です。
海外発送対応のショップ
一部の越境EC(EasyGoJapanなど)では海外発送にも対応しています。
海外在住の方でも日本の味を楽しめる便利なサービスですが、国際送料や到着日数は事前確認が必要です。
物産展・催事イベントでの販売
百貨店やショッピングモールで定期的に開催される「宮城県物産展」や「東北フェア」では、かなりの確率で「萩の月」が販売されます。
特に春・秋の行楽シーズン、また年末年始などは催事が増えるため、チェックしておくと出会える確率が高いです。
イベント限定パッケージや、人気アニメとのコラボ企画など、特別版の「萩の月」が登場することもあります。
購入時のポイントと注意点
「萩の月」は要冷蔵品ではありませんが、高温多湿を避けて保存するのが基本です。
賞味期限は製造から約10日ほどなので、旅行のお土産として持ち歩く際は期間を確認しておくと安心です。
また、通販で購入する際は以下の点にも注意しましょう。
- 送料込みか別途かを確認
- 簡易包装とギフト用の違いを理解(中身は同じ)
- 正規販売店または信頼できる出品者から購入する
簡易包装タイプはお得に買える反面、プレゼント用途にはややカジュアルな印象になるため、目的に応じて選ぶのがおすすめです。
萩の月をお得に楽しむ裏ワザ
仙台市の「菓匠三全 工場直売店(ファクトリーショップ)」では、不定期にアウトレット販売が行われています。
包装不良などの理由で通常価格より安く購入できる場合があり、地元民にも人気のスポットです。
数量限定で早い者勝ちになることもあるので、タイミングが合えばラッキー。旅行のついでに立ち寄ってみる価値ありです。
萩の月はどこで買える?まとめ
「萩の月」は仙台駅や空港をはじめ、東北地方の主要駅・百貨店・物産展などで購入できます。
東京や関西でも限定的に販売される機会があり、通販を利用すれば全国どこでも取り寄せ可能です。
特に公式オンラインショップやJRE MALLなどの信頼できる販売チャネルを使えば、安心して正規品を購入できます。
ふんわりとした生地と濃厚なカスタードの味わいを、ぜひ自宅でもゆっくり堪能してみてください。
仙台みやげの定番「萩の月」は、いまや全国どこにいても楽しめる存在です。
次のおやつタイムや贈り物に、あの優しい甘さを思い出してみませんか?
