英字新聞を読みたいけれど、「どこで買えるのかわからない」「書店を回っても見つからない」という人は意外と多いですよね。
日本語の新聞と違って、英字新聞は取り扱い店が限られているため、探し方を知らないと出会うのが難しいアイテムです。
この記事では、英字新聞を手に入れるための具体的な購入先や、紙版・電子版の違い、学習目的に合わせた選び方まで、わかりやすく紹介します。
英字新聞はどこで買える？まず押さえたい販売場所
まず知っておきたいのは、英字新聞は「どこでも買えるものではない」という点です。
ただし、都市部を中心に次のような場所では比較的見つけやすいです。
- 紀伊國屋書店、丸善、ジュンク堂などの大型書店
- 東京駅や新大阪駅などの大きな駅構内の売店
- 成田空港・羽田空港などの空港売店
- 一部のコンビニエンスストア（特に都心部）
- 新聞販売店（地域の新聞販売所経由で注文可能）
これらの店舗では「The Japan Times」「The Japan News」「The Japan Times Alpha」などの主要英字新聞を取り扱っていることがあります。
特に朝の時間帯は入荷が多いため、通勤前に立ち寄ると見つけやすいです。
大型書店での購入が最も確実
英字新聞を紙で手に入れたいなら、まず大型書店をチェックしましょう。
紀伊國屋書店や丸善などの店舗では、英語書籍コーナーに併設して英字新聞・英語雑誌が並ぶことがあります。
新宿本店、丸の内オアゾ店、梅田店など、外国人利用者や語学学習者が多い店舗ほど在庫が充実している傾向があります。
大型書店の強みは「最新号を手に取って選べる」点です。
見出しや紙面の雰囲気を実際に見て購入できるのは、紙版ならではの魅力。
英語学習目的の人には、注釈付きの「The Japan Times Alpha」や「Asahi Weekly」も人気です。
駅や空港の売店でも見つかることがある
旅行や出張の際に手軽に入手したいなら、駅売店や空港内の書店をチェックしてみましょう。
特に国際線がある空港では、海外紙や英語メディアを扱う店舗もあります。
東京駅、品川駅、新大阪駅、博多駅などの大都市圏では、通勤者や外国人観光客の需要が高いため、英字新聞が並ぶことも少なくありません。
ただし、地方の駅や小規模な売店では取り扱いがない場合も多く、確実に手に入れるには事前に電話で在庫を確認するのが賢明です。
コンビニで英字新聞は買える？
一部のコンビニでは「The Japan Times」や「The Japan News」が販売されています。
とはいえ、どの店舗にも置いてあるわけではなく、都心のオフィス街や外国人居住エリアに限られる傾向があります。
入荷数が少なく、昼には売り切れてしまうこともあるため、早朝に探すのがおすすめです。
また、ローソンやファミリーマートなどで地域によっては新聞販売所を通じて取り寄せてもらえるケースもあります。
コンビニに英字新聞が見当たらないときは、店員に取り扱い状況を確認してみましょう。
新聞販売所での購入や定期購読も可能
「毎日英字新聞を読みたい」という人は、新聞販売所を通じて定期購読する方法が確実です。
多くの地域では、日本語新聞を配達している販売所が英字新聞の取次も行っています。
「The Japan Times」や「The Japan News」は、公式サイトで最寄りの販売店を検索でき、そこから申込が可能です。
販売所経由の定期購読なら、毎朝自宅に届くので買い忘れの心配がありません。
長期契約で割引がある場合もあり、紙面で英語を毎日読む習慣をつけたい人に最適です。
オンライン通販や電子版での購入方法
近くに取り扱い店舗がない場合は、オンライン購入や電子版を活用しましょう。
日本最大級の雑誌通販サイト「Fujisan.co.jp」では、英字新聞をはじめ英語学習者向けの週刊紙や雑誌が多数掲載されています。
紙版の定期購読だけでなく、電子版も選べるため、自宅にいながら最新号をすぐに読むことができます。
また、各新聞社の公式サイトでも電子版の購読が可能です。
- The Japan Times Digital：紙版と同じ記事をスマホ・PCで閲覧可
- The Japan News（読売新聞英字版）：国内外のニュースを独自編集で配信
- Asahi Weekly Digital：英語学習者向けに日本語訳付きの電子版あり
電子版のメリットは、配達を待たずに最新ニュースを読めること。
バックナンバー検索も簡単なので、英語学習素材として活用する人にも好評です。
英字新聞の種類と特徴
日本国内で入手できる代表的な英字新聞には、次のような種類があります。
- The Japan Times：日本で最も歴史のある英字新聞。国際的な評価も高く、政治・経済・文化の幅広いニュースをカバー。
- The Japan News：読売新聞グループが発行。国内ニュースの英語版を中心に構成。
- The Japan Times Alpha：英語学習者向けに日本語注釈・文法解説付き。高校・大学でも教材として採用例多数。
- Asahi Weekly：朝日新聞社発行。ニュースだけでなくコラムや連載も充実し、英語のリーディング練習にも向く。
それぞれ特徴が異なるため、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
時事ニュースを深く理解したいなら「The Japan Times」や「The Japan News」、学習目的なら「The Japan Times Alpha」や「Asahi Weekly」がおすすめです。
図書館や多文化センターで読む方法も
「購入するほどではないけれど、時々英字新聞を読みたい」という場合は、図書館や多文化交流センターを活用する手もあります。
多くの自治体では、英語や中国語など多言語の新聞・雑誌を閲覧用に置いています。
特に都市部の図書館や国際交流施設では「The Japan Times」「The Japan News」などを定期的に購読しているケースもあります。
紙版を無料で読めるうえ、バックナンバーも保存されている場合があるため、英語学習にも役立ちます。
英字新聞を選ぶときのポイント
英字新聞を選ぶ際は、自分の目的を明確にしておくことが大切です。
- 英語学習が目的：日本語訳付きや難易度別の紙面構成を選ぶ
- 時事英語を鍛えたい：国際報道に強い日刊紙を選ぶ
- 英語に慣れたい初心者：週刊タイプの軽めのニュースから始める
紙版は「読む習慣をつけたい人」に、電子版は「手軽に続けたい人」に向いています。
まずは1紙を数週間試して、自分に合ったスタイルを見つけるのがコツです。
英字新聞はどこで買える？まとめとおすすめの入手法
最後にもう一度整理しましょう。
英字新聞は以下のような方法で購入できます。
- 大型書店（紀伊國屋書店、丸善、ジュンク堂など）
- 駅・空港の売店
- 一部コンビニ
- 新聞販売所からの配達
- オンライン通販（Fujisan.co.jp など）
- 電子版（The Japan Times Digital など）
英字新聞はニュースを知るだけでなく、英語力を鍛える教材としても価値があります。
紙面でゆっくり読むもよし、スマホでサクッとチェックするもよし。
自分のライフスタイルに合った形で、英字新聞を取り入れてみてください。
慣れてくると、日々のニュースが世界の視点で見えるようになり、英語の楽しさがさらに広がっていきます。
