「血圧手帳って、どこで買えばいいの?」
高血圧の管理や日々の体調記録に欠かせない存在として注目されている血圧手帳。いざ始めようと思っても、「薬局にあるの?」「通販でも買えるの?」と迷う人も多いですよね。
この記事では、血圧手帳の購入場所から無料でもらえる方法、通販や100円ショップの情報まで、わかりやすく紹介していきます。
血圧手帳とは?目的と使うメリット
血圧手帳は、自宅で測った血圧値を記録するためのノートです。朝晩の血圧や脈拍、体調の変化などを書き込むことで、自分の健康状態を可視化できます。
特に高血圧や生活習慣病の予防・治療をしている人にとって、日々の記録はとても大切。医師も診察時にその記録を参考にし、薬の調整や生活指導を行うことがあります。
また、毎日の血圧をつけることで生活習慣の変化に気づけるのも利点。
「朝の血圧が上がりやすい」「寒い日は高い」など、自分の体の傾向を知ることで、より健康的な生活に近づけます。
薬局やドラッグストアで買える血圧手帳
最も手軽な購入先は、身近な薬局やドラッグストアです。
ウエルシアやマツモトキヨシ、スギ薬局などの大型チェーンでは、血圧計コーナーや健康管理グッズの棚に血圧手帳が置かれています。
たとえば、ウエルシアではシンプルなA6サイズの血圧手帳が販売されており、朝晩の記録が1冊で半年ほど続けられるタイプが人気です。
マツモトキヨシやココカラファインでも、1日2回分を記録できる「グラフ付きタイプ」や、複数冊がセットになった商品が見つかります。
スギ薬局ではオリジナルデザインの血圧手帳もあり、表紙が分かりやすくて年配の方にも使いやすいと評判です。
薬局で購入するメリットは、実際に中身を見て選べること。罫線の幅や文字の大きさなど、自分に合った書きやすいタイプを手に取って確認できます。
また、薬剤師に相談すれば、血圧管理のアドバイスや手帳の使い方も教えてもらえるでしょう。
病院・調剤薬局で無料でもらえる場合も
実は、一部の病院や調剤薬局では、血圧手帳を無料で配布しているところもあります。
これは、降圧薬を処方されている患者さん向けに、血圧の変化を継続的に把握してもらうためです。かつては製薬会社が提供する手帳が多くありましたが、最近は減少傾向にあります。
ただし、全ての薬局で配っているわけではなく、在庫が限られている場合もあります。
かかりつけの薬局やクリニックに「血圧手帳はありますか?」と聞いてみると、無料で手に入るケースもあります。
また、医療機関によってはオリジナルの記録用紙やダウンロードできるフォーマットを提供していることもあるので、受付で尋ねてみるのもおすすめです。
通販サイトで選べる人気の血圧手帳
ネット通販を利用すれば、より多様なデザイン・仕様の血圧手帳を選ぶことができます。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでは、数百件もの血圧手帳が販売されています。
たとえば以下のような商品が人気です。
- オムロン 血圧手帳 HEM-DIARY-1
信頼の医療機器メーカーが出す定番商品。読みやすい書式で使いやすいと高評価。 - フロンティア 健康ノート 血圧記録ノート A5
ゆとりある記入欄と丈夫な紙質で、長期間続けたい人におすすめ。 - コクヨ 体重・血圧を記録するノート
血圧だけでなく体重・体調も同時に記録できるタイプ。ダイエット管理にも便利。 - ワッツ 血圧記録手帳
シンプルで低価格。試しに使ってみたい人に最適。
通販の利点は、価格比較やレビュー確認ができること。
「書きやすい」「コンパクト」「半年使える」といった具体的な感想を参考に選べます。
また、まとめ買いや送料無料サービスを活用すると、コストを抑えて続けやすいのもポイントです。
100均や文房具店でも購入可能
「もっと手軽に始めたい」という人には、100円ショップもおすすめです。
キャンドゥやワッツでは「血圧記録手帳」という名前で販売されており、見開きで1週間分を記録できるタイプが定番。
約3か月分の記録ができ、コスパ重視派にはぴったりです。
ダイソーやセリアでは血圧専用の手帳が常設されていない場合もありますが、「健康管理ノート」や「メモリスト」を代用する人も多いです。
自分で項目をカスタマイズできるため、オリジナルの血圧手帳を作る楽しみもあります。
また、文房具店や書店では、デザイン性の高い血圧手帳も見つかります。
東急ハンズやロフトでは、シンプルなものからかわいいデザインまで幅広くそろっており、プレゼントにも選ばれています。
書店では「健康管理ノート」や「シニア向け生活記録ノート」として販売されている場合もあります。
スーパーや量販店の健康グッズ売り場でも見つかる
意外と見落としがちなのがスーパーのヘルスケアコーナー。
イオン、イトーヨーカドー、西友などの大型店舗では、血圧計やサプリメントの棚に血圧手帳が並んでいることがあります。
価格帯は300~600円ほどで、A6~B6サイズが中心。表紙に記入例があるタイプも多く、初めて使う人でも安心です。
店舗によって取り扱い状況が異なるため、店員に確認してみると確実です。
また、スーパー内に併設されたドラッグストアでも購入できる場合があります。
公式団体から購入する方法
日本高血圧学会や日本高血圧協会では、医療機関向けだけでなく一般向けにも血圧手帳を販売しています。
これらの手帳は、専門家が監修したフォーマットで、医師との情報共有がしやすいのが特徴。
協会のサイトや郵送申し込みで購入できることがあり、記録精度を重視する方に向いています。
また、健康保険組合や自治体が独自に配布している場合もあります。
地域の保健センターや健康診断の場で「血圧記録ノート」がもらえるケースもあるため、地元の情報をチェックしてみましょう。
無料で使えるダウンロード版・アプリ版もある
「紙の手帳は続かない」「スマホで記録したい」という人には、デジタル版もおすすめ。
日本高血圧協会や健保連などが提供するPDF版の血圧記録表をダウンロードし、自宅で印刷して使うことができます。
また、血圧計メーカーが提供するアプリ(例:オムロンコネクト、タニタヘルスプラネットなど)を使えば、スマホで簡単に血圧を管理可能です。
紙の手帳とアプリを併用する人も増えており、通院時には紙で提示、普段はデジタルで自動記録するなど、ライフスタイルに合わせた使い方が広がっています。
血圧手帳の選び方のポイント
血圧手帳を選ぶときは、以下の点を意識してみてください。
- サイズ:持ち運びやすいA6サイズか、記入しやすいA5サイズか。
- 記入欄の形式:朝晩2回分があるか、グラフ付きか。
- 期間:1冊で何週間・何か月分記録できるか。
- デザイン:シンプルか、カラフルで気分が上がるタイプか。
- 価格:100円台~1,000円前後まで幅広い。
毎日続けるものだからこそ、書くのが楽しみになるような手帳を選ぶことが大切です。
血圧手帳はどこで買える?まとめとおすすめの入手方法
改めてまとめると、血圧手帳は次のような場所で購入できます。
- 薬局・ドラッグストア(最も手軽)
- 病院・調剤薬局(無料でもらえる場合あり)
- 通販サイト(種類・デザインが豊富)
- 100円ショップ(安く始めたい人向け)
- 文房具店・書店(デザイン重視派に)
- 公式団体・自治体(専門家監修タイプ)
紙の手帳でもアプリでも、自分が続けやすい方法を選ぶことが何より大切です。
「どこで買えるか」を知ったら、次は「どんな記録を続けるか」。
血圧手帳をうまく活用して、毎日の健康管理を楽しみながら続けていきましょう。
