スマホを選ぶとき、「カメラ」と「バッテリー持ち」はやっぱり気になりますよね。
今回取り上げるのは、OPPOのフラッグシップモデル「OPPO Find X8」。
実際に話題になっているその実力を、カメラ性能とバッテリー性能を中心に詳しくレビューしていきます。
OPPO Find X8とは？最新モデルの概要をチェック
OPPO Find X8は、2024年後半に登場したOPPOの最新フラッグシップ機。
シリーズとしてはFind X7の後継にあたるモデルで、MediaTek Dimensity 9400チップセットを搭載し、AI処理やグラフィック性能が大幅に進化しています。
ディスプレイは6.59インチのAMOLED。解像度は2,760×1,256ピクセルで、リフレッシュレートは最大120Hz。
滑らかなスクロールや映像の美しさはもちろん、日光下でも見やすい高輝度表示に対応しています。
指紋認証は画面内センサー式で、顔認証にも対応。防水防塵はIP68/69等級と安心感もあります。
さらに、ColorOS 15（Android 15ベース）を搭載し、AIアシスタント機能やマルチウィンドウなど、日常的に便利な機能が詰まっています。
デザインと質感：シンプルで上質、手に馴染む設計
Find X8のデザインは、シンプルで洗練された印象。
背面はマットな質感で指紋がつきにくく、手に取ると高級感があります。
カメラ部分のリングデザインも控えめながら存在感があり、どの角度から見てもスタイリッシュ。
側面は滑らかなカーブを描いており、手に持ったときのフィット感が抜群です。
重さは約190gと軽量で、長時間の操作でも疲れにくいバランス。
「重厚感がありながらも持ちやすい」――そんな印象を持つユーザーが多いようです。
カメラ性能を徹底レビュー：ハッセルブラッドとの共演が光る
OPPO Find X8の最大の魅力は、やはりカメラ。
背面にはトリプルカメラを搭載し、すべてのレンズが高性能な50MPセンサーを採用しています。
- 広角レンズ（メイン）50MP
- 超広角レンズ 50MP
- 望遠レンズ（光学3倍）50MP
特筆すべきは、スウェーデンの名門カメラメーカー「Hasselblad（ハッセルブラッド）」との共同開発によるチューニング。
このコラボによって、自然で深みのある色合いや、ボケ味の美しいポートレート撮影が可能になっています。
日中の撮影では非常に解像感が高く、細部までクリア。
AIによる自動補正も賢く、空の青や木々の緑を鮮やかに再現してくれます。
夜景モードではノイズを抑えつつ、明暗のコントラストがしっかり出るのも印象的です。
特にポートレート撮影は秀逸。
背景のボケが柔らかく、人物の輪郭を自然に際立たせます。
「スマホでここまで撮れるのか」と思わせる描写力があり、SNS映えする写真も簡単に撮れます。
動画撮影では4K/60fps対応。
電子手ブレ補正と光学手ブレ補正の両方が効いており、歩きながらの撮影でもブレが少なく安定感があります。
動く被写体にも強く、ペットや子どもの撮影にもぴったりです。
ズーム・広角性能の進化：どの距離でも高品質
望遠レンズは3倍光学ズームに対応し、デジタルズームでは最大10倍まで拡大可能。
AI補正の効果で、ズームしてもディテールが崩れにくく、SNS用の写真なら十分すぎるクオリティです。
また、被写体に近づきすぎず自然な距離感で撮れるため、旅行先やイベント撮影でも重宝します。
超広角レンズも優秀で、歪みが少なく自然な画角。
風景や建物を撮るときに迫力ある一枚を残せます。
カメラ3基のバランスが非常に良く、「どのレンズを使っても同じトーンで統一感がある」との声も多いです。
実際の使い心地：操作性とAI補正のバランス
ColorOS 15のカメラアプリはシンプルながら機能が豊富。
プロモードではシャッタースピードやISO感度を細かく設定でき、カメラ好きにも満足できる仕様です。
一方で、AIモードをONにすればシーンを自動認識して最適な色味に仕上げてくれるため、撮影初心者でも安心。
AI補正が強めにかかる傾向があり、好みは分かれる部分。
ただし補正をOFFにすればナチュラルな描写も可能なので、使い方次第で印象が変わります。
バッテリー性能：5630mAhで「本当に長持ち」
バッテリー持ちもFind X8の大きな魅力です。
5630mAhという大容量に加え、省電力設計のチップと最適化されたColorOSの相性が良く、
中程度の使用なら2～3日は充電不要というレビューもあります。
動画視聴やSNS、カメラ撮影を頻繁に行っても、一日使って40％ほど残るという声も。
電力効率が非常に優れており、外出中もバッテリー残量を気にせず使えます。
充電スピードも実用的：80W急速充電と50Wワイヤレス対応
有線充電は最大80WのSuperVOOC。
約30分で70％前後まで回復し、1時間かからずフル充電が完了します。
ワイヤレス充電も50Wに対応しており、置くだけでスピーディーに充電できるのは便利です。
外出前の短時間充電でもしっかり使えるのは、忙しい現代人にはうれしいポイント。
ただし、充電速度だけを見れば150W対応モデルには劣るものの、バッテリー容量とのバランスは絶妙です。
ディスプレイと音質：映像も音も満足度が高い
ディスプレイはProXDR AMOLED。
HDRコンテンツや高輝度動画の再生時は圧倒的な明暗表現を見せてくれます。
NetflixやYouTubeなどのストリーミング視聴でも、映像の深みとコントラストが際立ちます。
スピーカーはステレオ構成で、音の広がりが自然。
低音もそこそこ出るため、イヤホンなしでも動画や音楽を十分楽しめます。
BluetoothはLDACやLHDC 5.0などの高音質コーデックに対応しており、ワイヤレスオーディオでも満足度が高いです。
実際に使って感じたメリット・デメリット
良かった点
- カメラ性能がトップクラス。特にポートレートが自然。
- バッテリー持ちが非常に良く、2日使っても余裕。
- ディスプレイが明るく見やすい。
- 急速充電が速く、ワイヤレス対応も便利。
- 防水防塵・デザインの質感も上質。
気になった点
- おサイフケータイ（FeliCa）非対応。
- AI補正がやや強く、自然な発色を求める人は設定変更が必要。
- 80W充電は速いが、他社の超高速充電モデルにはやや劣る。
これらを踏まえても、Find X8は全体的にバランスの取れた一台です。
とくにカメラとバッテリー性能を重視する人には非常におすすめ。
まとめ｜OPPO Find X8レビュー：カメラとバッテリーの完成度が高い
OPPO Find X8は、ハイエンドスマホの中でも「日常でしっかり使える実力派」。
カメラはハッセルブラッドの監修で完成度が高く、AI補正も含めて非常に扱いやすい。
バッテリーも長持ちで、充電の心配がほとんどありません。
高い処理性能、美しいディスプレイ、洗練されたデザイン、どれを取っても満足度の高い一台。
特に「撮る」「見る」「持つ」という体験の質が全体的に高く、長く使いたくなるスマホです。
もしあなたが「カメラ性能とバッテリー持ちのバランスで選びたい」と思っているなら、
OPPO Find X8は間違いなく候補に入れておくべきモデルです。
