大阪駅直結のLUCUA 1100。その7階にある「bills大阪」は、オーストラリア発の人気カフェレストラン。世界中で“世界一の朝食”と称されるこのブランドが関西に上陸してからというもの、常に行列が絶えません。今回は、そんなbills大阪を実際に訪れて感じた味・雰囲気・サービスをリアルにレポートします。
bills大阪とは?梅田駅直結の好立地カフェ
bills大阪は、2017年にLUCUA 1100の7階にオープン。JR大阪駅や阪急・阪神の梅田駅からも直結しており、雨の日でも濡れずに行ける便利な立地です。ショッピングの合間や出張帰りなど、どんなシーンでも立ち寄りやすい場所にあります。
店内は木の温もりを感じるインテリアに、ナチュラルカラーのソファ席が並び、明るく開放的。大きな窓からは大阪駅の街並みを見下ろせ、昼と夜で雰囲気が変わります。
朝は光が差し込む爽やかな空間、夜は照明が落ちて大人っぽい雰囲気に。どの時間帯に訪れても“心地よい時間”を過ごせるのが魅力です。
世界一の朝食を味わうならbills大阪へ
billsといえば、やはり看板メニューの「リコッタパンケーキ」。
オーダーが入ってから丁寧に焼かれるパンケーキは、リコッタチーズがたっぷり練り込まれ、ふわふわなのに軽やかな食感。ハニーコームバターの香ばしい甘さが溶け出し、バナナの自然な甘味と相性抜群です。
ナイフを入れる瞬間の弾力と、口の中でとろけるやわらかさ。まさに“bills”の象徴ともいえる一皿です。
もう一つの定番「スクランブルエッグ」も忘れてはいけません。
濃厚でとろりとした卵の質感が特徴で、「これが世界一の卵料理か」と唸るほど。パンと一緒に食べると、シンプルながら素材の良さが際立ちます。
人気の理由は「誰でもくつろげる空気感」
bills大阪の魅力は料理だけではありません。
店内に流れるゆったりとしたBGM、スタッフの柔らかい対応、そして席の間隔が広めに取られている心地よさ。
女性同士のカフェ利用はもちろん、デートや家族での食事、さらには一人の時間を過ごす人も多いのが印象的です。
実際、朝8時台からモーニングを楽しむ人、昼のピークを避けて仕事の合間に訪れるビジネスパーソン、夜に軽く食事とワインを楽しむカップルなど、客層は幅広い。
“おしゃれだけど居心地が良い”というバランスが、この店の人気を支えています。
行列必至!混雑と予約事情
bills大阪は常に人気で、特に週末のブランチタイムは行列ができます。
開店直後の8:30〜10:00頃なら比較的スムーズに入れることが多いですが、11時を過ぎると30分〜1時間待ちは当たり前。
ただし、順番待ちシステム(スマホで確認可能)が導入されており、LUCUA内を散策しながら待てるのが救いです。
予約も可能ですが、時間帯によっては予約枠が埋まりやすく、特に休日は早めの計画が必要です。
「せっかく来たのに入れなかった…」という声もあるので、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
料理の実力:パンケーキ以外も侮れない
リコッタパンケーキやスクランブルエッグが注目されがちですが、実はbills大阪は他のメニューも非常にレベルが高いです。
・アボカドトースト:トマトやハーブを添えた彩り豊かな一皿。朝食や軽食に最適。
・フレンチトースト:ふんわり卵液が染み込み、外はカリッと中はしっとり。
・サラダボウルやベジメニュー:ヴィーガン対応メニューもあり、健康志向の人にも人気。
・アフタヌーンティーセット:大阪店限定メニューとして、季節のスイーツが少しずつ楽しめるプランも。
また、ドリンクも充実しており、カフェラテやコールドプレスジュース、スムージーなど、どれも素材の味を生かした仕上がりです。
夜にはワインやカクテルも提供されるため、ディナー利用も意外と多いです。
口コミで見るbills大阪のリアルな評価
SNSや口コミサイトを見ると、総じて「料理と雰囲気は抜群」という声が多いです。
特にパンケーキの評価は圧倒的。
「ふわふわで軽い」「ハニーコームバターが最高」「並んでも食べたい」といった口コミが目立ちます。
一方で、「価格が少し高め」「待ち時間が長い」「混雑しすぎて落ち着かない」といった声もあります。
確かに、1人あたり2,000〜3,000円ほどはかかるため、日常使いより“ちょっと特別な日”に行くカフェという位置づけがしっくりくるかもしれません。
また、接客に関しては「スタッフが笑顔で感じが良い」「料理の説明が丁寧」と高評価な一方、「忙しい時間帯は対応が遅い」という意見もあり、混雑による差が見られます。
実際に訪れて感じたこと
筆者が訪れたのは日曜の午前10時頃。すでに店の前には10組ほどの行列が。
ウェイティングリストに登録し、LUCUA内をふらふらしていたら30分ほどで呼ばれました。
入店すると、開放的な店内に心がほぐれる。
窓際の席からは大阪駅のホームが見え、朝の光が気持ちいい。
リコッタパンケーキとコーヒーを注文し、待つこと20分。
ふわりと漂う甘い香りとともに、焼きたてのパンケーキが運ばれてきます。
一口食べた瞬間、「これは並んででも食べる価値がある」と納得。
しっとりとした口当たり、ほのかな塩気、そしてバターと蜂蜜のバランス。
軽いのに満足感がある、billsならではの完成度です。
bills大阪はどんな人におすすめ?
- カフェ巡りが好きな人:味も雰囲気も抜群で、写真映えもする。
- デートや記念日ランチに:落ち着いた空間と丁寧な接客が印象に残る。
- 旅行中の朝食やブランチに:アクセスが良く、旅のスタートにぴったり。
- 仕事や読書など一人時間を楽しみたい人:午前中や平日午後なら静かで集中できる。
ちょっとした注意点
・人気メニューは提供に時間がかかる(特にパンケーキ)。
・ランチタイムは混み合うので、朝または夕方が狙い目。
・支払いはキャッシュレス中心で、クレジットカード・電子マネー対応。
・全席禁煙。Wi-FiありでPC作業も可。
小さな工夫をすれば、快適に過ごせるポイントが多いのもbills大阪の良さです。
まとめ:bills大阪の口コミレビューを体験してわかったこと
“世界一の朝食”という言葉は大げさではなく、bills大阪には確かにそれを感じさせる要素が詰まっています。
丁寧に作られた料理、居心地の良い空間、スタッフの温かい対応。
忙しい日常の中で少し贅沢な時間を過ごしたい人にぴったりです。
行列や価格の高さはネックかもしれませんが、それを上回る満足感がある。
パンケーキを食べて笑顔になる瞬間、billsの人気の理由がきっとわかるはずです。
大阪駅で“特別な朝食”や“上質なブランチ”を探しているなら、bills大阪は間違いなくおすすめです。
