ランニングを始めたばかりの人にとって、シューズ選びはとても重要なポイントです。特にフルマラソン完走を目指す場合、「どんな靴なら最後まで足が持つのか？」という疑問を持つ人も多いはず。そんな初心者ランナーの間で注目を集めているのが、アルペンのプライベートブランド・TIGORA（ティゴラ）から登場した「FT5 36」です。
この記事では、実際の使用感や口コミを交えながら、FT5 36の特徴や評判を徹底的に解説していきます。
FT5 36とは？初心者ランナーの完走を支える一足
FT5 36は、アルペングループのオリジナルブランド「TIGORA」が展開するランニングシューズの最新モデル。商品名の「36」は、フルマラソン完走目安タイムである「5時間36分」から取られており、まさに初めてのフルマラソン完走を目指す人のためのシューズとして設計されています。
価格は1万円前後と手に取りやすく、スポーツ量販店の中でもコストパフォーマンスの高さで人気を集めています。近年は厚底ランニングシューズが主流ですが、FT5 36もその流れに沿った設計で、見た目にもインパクトのある厚底ソールを採用しています。
また、防水性を備えた「FT5 36 WP」も展開されており、雨の日でも安心して走れる仕様になっています。
42.5mm厚のソールが生む抜群のクッション性
FT5 36最大の特徴は、なんといっても42.5mmの厚底ソール。ミッドソールには2層構造が採用されており、上層が安定性、下層がクッション性を担うことで、着地の衝撃を吸収しながらもしっかりと地面を捉えられる設計になっています。
実際に履いたランナーの声では、
- 「膝や足首への負担が軽く感じる」
- 「厚底だけど安定感がある」
- 「長時間走っても脚が疲れにくい」
といった意見が多く見られます。
厚底シューズにありがちな“ふわふわ感”が少なく、地面をしっかり蹴り出せる点も評価されています。走行中のブレを防ぐ安定性の高さは、初心者が安心して長距離に挑戦する上で大きな強みと言えるでしょう。
フィット感と通気性の両立
アッパー部分には「エンジニアドメッシュ」を採用。柔軟性と通気性を兼ね備えた素材で、長時間のランでも蒸れにくく快適です。さらに、12,000人以上の足形データをもとに設計された「アナトミカルラスト（足型）」が採用されており、フィット感にもこだわりが感じられます。
実際に履いたユーザーからも、
- 「足に吸い付くようなフィット感」
- 「甲部分の圧迫感が少ない」
- 「通気性が良くて夏でも快適」
といった声が上がっています。
また、踵のホールド感も高く、シューズ内で足が動きにくい構造になっているため、長距離を走っても靴擦れしにくい点も好評です。
重量と履き心地のバランスが絶妙
厚底シューズはどうしても“重い”という印象を持つ人が多いですが、FT5 36は26cmサイズで約295〜315gと、意外にも軽量。初めて厚底シューズにチャレンジするランナーでも違和感なく扱えます。
「見た目より軽い」「クッションがあるのに動きやすい」といった口コミも多く、通勤ランやジョギング、普段履きまで幅広いシーンで使える汎用性の高さが魅力です。
また、ソール形状が前傾しやすい「ローリング形状」になっているため、自然と体が前へ進むような感覚を得られるのもポイント。脚の回転をサポートし、エネルギーロスを抑えることでスムーズな走りを実現しています。
初心者に嬉しい安定性と安心感
厚底モデルは反発力やスピードに優れていますが、その分バランスを崩しやすいという弱点もあります。しかし、FT5 36は安定層を厚く取ることで、初心者でも安心して履ける設計になっています。
着地時のブレを抑えることで、足首や膝への負担を軽減。マラソン初心者が最初にぶつかりやすい「後半の失速」や「脚の疲れ」を軽減してくれる点も見逃せません。
特に、「走り終わった後に疲労感が少ない」「膝の違和感が減った」といった声が多く、長時間のジョグやレースにも対応できるスタミナシューズとしての評価も高まっています。
デザイン性と普段使いのしやすさ
FT5 36は機能面だけでなく、デザイン性の高さも人気の理由です。スポーツカーをイメージした流線型フォルムで、カラーリングもシンプルながらスタイリッシュ。ランニングウェアはもちろん、デニムなどのカジュアルコーデにも馴染みます。
「普段使いもできるランニングシューズが欲しい」という人にとっても、FT5 36はぴったりの一足。特に防水モデルのFT5 36 WPは、雨の日の通勤や買い物でも重宝されており、タウンユースとしても高い評価を受けています。
購入者の口コミ・レビューまとめ
実際にFT5 36を使用している人たちの声をまとめると、以下のような傾向が見られます。
ポジティブな口コミ
- クッション性が高く、長時間走っても足が疲れにくい
- 厚底なのに安定感がある
- フィット感が良く、履いてすぐに馴染む
- デザインがシンプルで普段履きにも使える
- 価格が手ごろでコスパが良い
やや気になる点
- サイズ感がやや小さいと感じる人もいる
- 踵部分が少し高く感じる場合がある
- 反発力は高いが、競技用ほどの推進力はない
ネガティブな意見としては、「サイズが合いづらい」「競技向きではない」といった声があるものの、全体としては価格以上の性能に満足しているユーザーが多い印象です。
FT5 36はどんな人におすすめ？
このシューズは以下のような人に特におすすめです。
- 初めてフルマラソンに挑戦する人
- クッション性重視で膝や足首への負担を減らしたい人
- 厚底シューズを試してみたい初心者
- 普段履きとランニングの両方で使いたい人
- コスパ重視で1万円以内のシューズを探している人
特に、日常のジョグや練習用としても使いやすいバランスの良さは、初心者だけでなくサブ5〜サブ6ランナーにも向いています。
FT5 36の特徴と評判を総括
ここまで見てきたように、FT5 36は「初心者でも安心して履ける厚底ランニングシューズ」としての魅力をしっかりと備えています。
42.5mm厚の2層ソールが生み出すクッション性、安定感のある走行フィーリング、そして1万円を切る価格設定。どれを取っても、これからランニングを始める人にとって非常に頼もしい存在です。
また、デザイン性にも優れており、普段使いできるランニングシューズとしても注目されています。競技志向の上級者にはやや物足りないかもしれませんが、日常のジョグや初レースに挑戦する人には、まさにちょうどいい一足。
厚底ブームの中でも「走りやすさ」「安定性」「価格」のバランスをここまで整えたシューズは少なく、FT5 36は2025年も引き続き注目すべきモデルと言えるでしょう。
FT5 36の特徴と評判を徹底検証した最新レビュー【まとめ】
初心者ランナーに寄り添った設計、安心の履き心地、そして圧倒的なコスパ。
FT5 36は「初めてのフルマラソン完走」を現実的な目標にしてくれる存在です。
これからランニングを始めたい、健康のために長く走り続けたい。
そんなあなたにこそ、このシューズを試してみてほしい。
FT5 36が、あなたのランニングライフを新しいステージへ導いてくれるはずです。
